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【ド級編隊エグゼロス】星乃雲母(エグゼイエロー)はどうして人気投票1位になれたのか? 徹底検証
出典 : ©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会 ©きただりょうま/集英社 : TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイト
2020年夏放送のアニメ『ド級編隊エグゼロス』より、メインヒロインの星乃雲母を大特集!
公式人気投票で堂々の1位を獲得するなど、ファンから絶大な人気を誇っている彼女の魅力、そして「黒雲母」について徹底検証します!
星乃雲母(ほしの きらら)キャラクター概要
出典 : ©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会 ©きただりょうま/集英社 : TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイト
『ド級編隊エグゼロス』に登場する女性キャラクターで、本作のメインヒロイン。
主人公・炎城烈人(えんじょう れっと)とは幼なじみの関係です。
スリーサイズは88-60-82とかなりの巨乳。
オレンジ色のショートヘアで、キラキラマークの髪飾りを付けています。
小学校高学年までは、烈人を弄ぶくらい奔放な女の子でしたが、キセイ蟲に襲われHネルギー(人々のエロスの源)を吸収されたことで、下品なことを極度に嫌う女の子に変貌します。
以降、しばらく烈人とは疎遠になり、呼び方も余所余所しくなりましたが、高校生になったある日再びキセイ蟲の襲撃を受けたことをきっかけに仲直り。
その過程で侵略者「キセイ蟲」から地球を守るため戦うヒーロー「エグゼロス」の素質があることも判明したため、烈人も所属している地球防衛隊サイタマ支部に加入し「エグゼイエロー」として活動することになりました。
エグゼロスへの加入動機は烈人の力になりたいから。
幼少期から彼に仄かな恋心を抱いており、性格が変わって以降もその想いは不変のようです。
担当声優は加隈亜衣(かくま あい)。
公式人気投票で1位を獲得! 名実共にメインヒロイン
出典 : Amazon.co.jp
2010年からジャンプスクエアを牽引していた大ヒット作『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』が6年半の連載期間を終えて完結した翌々月、ジャンプスクエアでその後釜となる新たな作品が連載を開始しました。
それが『ド級編隊エグゼロス』です。
作者は2016年まで同誌で『μ&i みゅうあんどあい』を連載していた、きただりょうま先生です。
前作もお色気要素満載でしたが、ハーレム+ヒーローアクションの『ド級編隊エグゼロス』はエロス成分が更にパワーアップ。
かなり露出度の高い漫画として男性の漫画読みの間で話題になり、ついにはアニメ化を果たしました。
そのド級編隊エグゼロスは2019年、連載2周年とコミックス7巻発売を記念して、公式キャラクター人気投票を開催。
総勢56名のキャラの中から頂点を決める熾烈な戦いが繰り広げられ、最終的にはこのような結果になりました。
・ド級編隊エグゼロス 第1回公式人気投票結果
*1位 7520票 星乃雲母
*2位 6717票 天空寺宙
*3位 3051票 宵月曙
*4位 2724票 若草萌萎
*5位 2617票 白雪舞姫
*6位 2401票 桃園百花
*7位 2329票 叢雨紫子
*8位 1572票 女体化烈人
*9位 1164票 鳥越
10位 1027票 庵野丈
13位 *625票 幼少期の雲母
14位 *615票 黒雲母
雲母は堂々の1位を獲得。
2位の天空寺宙(エグゼブルー)もかなりの人気キャラなので接戦となりましたが、雲母は13位に「幼少期の雲母」、14位に後述する「黒雲母」もランクインして票が分散していることを考慮すると、完勝と言える結果です。
本作のようなヒロインの多いハーレム系のラブコメは、メインヒロインが1位になれないことも珍しくありません。
『To LOVEる』はララが1位に輝きましたが、『ニセコイ』は千棘が1回目の人気投票から2位に甘んじ、『ぼくたちは勉強ができない』に至ってはメイン勢が真冬先生に圧倒されていました。
メインヒロインは出番が多い一方で風当たりも強く、減点方式で評価を決める人が増えている近年は不利な立場と言えるかもしれません。
にもかかわらず、決して欠点がゼロという訳ではない雲母が見事1位を獲得したのは、それを補って余りある魅力があるからです。
その魅力を繙いていきます。
男子は苦手な鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)
出典 : ©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会 ©きただりょうま/集英社 : TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイト
幼少期の雲母は小悪魔系の性格で、「烈人に恋人繋ぎを実践して教える」「心臓の鼓動の早さを競う競争を持ちかけて烈人に胸を触らせる」「胸と胸をくっつける」など、かなり大胆なことをするおませな少女でした。
それは、彼女の中に宿るHネルギーが尋常でない量だったことに起因するようです。
具体的には常人の数十倍以上の量で、吸おうとしたキセイ蟲がオーバーヒートを起こし爆発するレベル。
要するに雲母は元々「普通の女子より数十倍エロい女の子」だったのです。
その事実に直面し、しかも説明を烈人も一緒に聞いていたことで羞恥心が爆発した雲母は、以降自分を戒めると決意。
エロいことを過剰に嫌い、男子も嫌い、その結果周囲から「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」と呼ばれる女子になったのです。
自らの心に鍵をかけ、エロ規制を行った雲母は風紀委員のような女子高生となり、男子はおろか男子の触った物さえ素手で触らず、男子がエロ本を見ているのを発見すると罵倒の限りを尽くした上で手袋を着用し握り潰すなど、徹底的にエロを排除しています。
この潔癖さはエグゼロスになって以降、主人公のみ解除されるので、結果的に「普段は男嫌いだけど主人公だけは別」という男心を擽るヒロインとなります。
これが雲母の最大の魅力と言えるでしょう。