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ミレニアムシリーズの第3作目にして、ゴジラシリーズ屈指の異色作である2001年公開の『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』
この作品はミレニアムシリーズ最大のヒットを記録し、2002年度邦画映画興行収入第3位という記録を打ち立てました。
シリーズ初の同時上映作品で、『とっとこハム太郎』との同時上映で子供の集客にも成功しましたが、子供にトラウマを植え付けた作品としても語り継がれています。
監督は平成ガメラ3部作を手掛けた金子修介で、他のゴジラ作品に比べ、オカルトな仕上がりになっています。
今回はそんな『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するゴジラついて紹介していきます。

あらすじ

1954年にゴジラが初めて日本を襲撃してから半世紀。
人々はゴジラや戦争に対する恐怖を忘れ、平和に暮らしていた。

そんなある日、グアム島沖でアメリカの原子力潜水艦が消息を絶った。
海底調査にあたった日本防衛軍の潜水艦は、原子力潜水艦の残骸と青白く光る背ビレを目の当たりにする。
同時に、日本各地で怪獣の仕業と思われる怪事件が多発。

その後、怪事件の発生場所が「護国聖獣伝記」にあるバラゴン・モスラ・ギドラが眠っている場所だと判明する。
復活した護国聖獣の3体は、日本を守るためにゴジラの前に立ちはだかる。

歴代最凶のゴジラの特徴

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見た目が怖すぎる

今作に登場するゴジラはシリーズを通して、歴代最凶と謳われています。
その強さもさることながら、その見た目も歴代最凶と謳われる理由の1つではないでしょうか。
シリーズを通して、ゴジラには黒目があります。しかし、今作に登場するゴジラに黒目はなく、白目のみです。
アップで映し出される白目の顔は子供にトラウマを植え付けるには十分な怖さですね。

明確な悪意を持って人々を襲う

これまではゴジラの進行ルートに都市があるなど理由から人々に被害が及んでいました。進むために邪魔だから仕方なくという感じですね。
しかし、今作のゴジラは、とある理由から明確な悪意を持って人々に襲いかかります。
それは今作のゴジラが核実験の影響で誕生した怪獣ではないということです。
今作のゴジラは、太平洋戦争で亡くなった全ての人々の怨念によって誕生したと言われています。
ゴジラや戦争の恐怖を忘れず、風化させてはいけないという怨念から人々を襲っているのかもしれませんね。

圧倒的な強さ

日本を守るためゴジラを食い止めようとする護国聖獣のバラゴン・モスラ・ギドラ。
構図的には3対1ですが、序盤、ゴジラは圧倒的な力で護国聖獣を返り討ちにします。
最終決戦で覚醒した護国聖獣とゴジラがどのような戦いを繰り広げるのかが今作の見所の1つでしょう。

まとめ

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今回は『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するゴジラについて紹介しました。
『とっとこハム太郎』を見に来た子供にトラウマを植え付けたことにも納得できる内容です。
ゴジラシリーズの中では、怪獣の造形や話の内容が異色のため、鑑賞をためらっている人もいるのではないでしょうか。
異色作だからこそ見ておく価値があると思いますので、鑑賞してみてはいかがでしょうか。