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Jun

【ふらいんぐうぃっち】2期の可能性は残されているか? 徹底検証

出典 : Amazon.co.jp

2016年春に放送され、好評を博したテレビアニメ『ふらいんぐうぃっち』2期の可能性があるのかを徹底検証!
放送当時の人気や評価、BOXを含む円盤売上、ストックの有無や現在の連載状況などをまとめました!

魔女が普通に生活しているほのぼの日常もの

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『ふらいんぐうぃっち』は、石塚千尋先生が別冊少年マガジンで連載しているマンガ作品です。
2012年8月より連載を開始。
基本的には隔月連載ですが、たまに連続で掲載されることもあります。

石塚先生は本作がデビュー作で、初の連載作品。
当時の別冊少年マガジンは『進撃の巨人』が本格的にメガヒットし、『さんかれあ』『じょしらく』のアニメが放送され、『惡の華』のアニメ化が決定するなど、軌道に乗った時期でした。

まだ未知数のデビュー作ということもあり、連載開始時に表紙を飾ることはありませんでしたが、連載が進むにつれファンは順調に増え、コミックス第1巻は発売と同時に品切れ続出。
発売から数日で重版がかかり、その後も部数は増え続け、更に2014年に開催された「第1回次にくるマンガ大賞」にノミネートされるなど、人気作品への道をひた走りました。

そして、コミックスの美しい表紙がアニメプロデューサーの目に留まり、アニメ化企画が立ち上がります。
2016年3月には初となる雑誌の表紙を飾り、その翌月からアニメ放送がスタート
日常アニメを好むアニメファンを中心に好評を博し、春放送ながら「2ch民が選んだベストアニメランキング2016」で7位に入るなど、多くの人の記憶に残る作品となりました。

ふらいんぐうぃっちの魅力は、なんといっても「魔女の日常」をほのぼのと描いた癒やし系の作風にあります。
新米魔女である主人公の木幡真琴(こわた まこと)をはじめ、本作には魔法を使える魔女が何人も登場しますが、彼女たちは決して戦うことはありません。
空を飛んだり不思議な効果のある魔法薬を作ったりと、日常の中でちょっとしたサプライズを提供するような魔法を使う程度です。

数少ない男性のメインキャラである真琴の再従兄・倉本圭(くらもと けい)も仙人のような性格で、ひたすら穏やかでマイペース。
妹の千夏(ちなつ)は好奇心旺盛で明るく人懐っこいため、真琴やその姉の茜(あかね)に溺愛されており、ファンからも愛される大人気の妹キャラです。

また、原作でも魅力の1つになっている風景の美しさはアニメでもかなり力を注いでおり、石塚先生の故郷でもある青森県弘前市の朴訥としたのどかな風景を落ち着いた色彩で色とりどりに描いています。
これらの要素が合わさって、本来なら非日常の象徴でもある「魔女」「魔法」といった題材を、まったりとした日常ものとして成立させており、多くのアニメファンに癒やしを与えました。

円盤はBOXを合わせると平均5000枚

出典 : Amazon.co.jp

ふらいんぐうぃっちのBlu-ray・DVD売上はとても安定していて、全巻が3000枚を突破
平均すると約3500枚です。
2016年のアニメとしてはまずまずの結果と言えます。

一方で、当時3000~4000枚のアニメはあまり2期が作られてないという現実もあります。
同じ2016年放送の『灰と幻想のグリムガル』は平均4000枚、『魔装学園H×H』は3700枚を記録しましたが、どちらも2期は制作されていません。
そのため、3500枚という数字は2期を制作されるラインには達していない……という見方もできてしまいます。

しかし、放送から2年半が経過して発売された「ふらいんぐうぃっち コンパクトBlu-ray BOX」の売上を加えると、その限りではありません。
このBlu-ray BOXは1500セット以上を売り上げており、足すと5000枚を突破します。

BOXには特典として「44ページブックレット」およびプロモーション用ミニアニメ「ふらいんぐうぃっち ぷち」全話が収録されていますが、ブックレットは発売済みの円盤に付いていた特典の再編集版ですし、「ぷち」も全話が円盤収録済みなので、新しい特典はなし。
つまり、既に円盤を全巻持っている人があらためて買い直す必要はなく、それにもかかわらず1500セット売れたということは、まだ作品の鮮度が保たれており、ファンが増えている証と言えます。
これらは、2期を制作する上での好材料と言えます。

また、アニメが放送されたことで原作コミックスの売上が大幅に伸びた点も見逃せません。

日本出版販売株式会社の「オープンネットワークWIN」によると、アニメ放送前の3月とアニメ放送を開始した4月を比べると、コミックスの月間売上が2倍に伸びたとのこと。
しかも、3月には新刊(4巻)をリリースしており、新刊発売月よりも新刊のない月が倍伸びるという異例の動きになっています。
ちなみに、2月と4月を比較すると、なんと7倍以上の伸びを見せていたそうです。

アニメ化効果がこれだけ顕著に出たということは、2期をやる価値が十分にあると証明されているようなもの。
円盤売上から受ける印象以上に、ふらいんぐうぃっちの2期は可能性があると言えるでしょう。

コメント

  1. さち より:

    くじら回は素晴らしかったです。
    ぜひ、2期をやってほしいです。

  2. 拓磨稔 より:

    お邪魔します。

     単行本の初回限定でOVA化、或いはそれで機運が高まれば再TVシリーズ化、といった段階を踏むのが良さそうです。OVA化の前の段階=オーディオドラマ化はすでにできたわけですが、『静かなブーム』傾向の本作だからかファンが大いに盛り上がったという様子はあまり感じられませんでした。ファンができるもうひと押しが必要かもしれません。各種プロフィールに本作を推す旨を書くといった低コストな方法も良さそうです。ほかにも方法はあるでしょう。まだ持っていなければコンパクトBOXなどを買うというのは効果がより期待できます。さらには北米版BDや原作マンガの英語版を買うといった方法もアリでしょう。

     原作マンガの英語版は1巻だけ買いました。父ちゃんの津軽弁も英訳…というより英語化?されていて、けっこう気に入りました。2巻以降を購入すべく準備中。ほかの分野のアイテムも中継業者の私書箱?に集めて一括発送を使いたいです。1巻の入手もそうしました。

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