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27

May

【はたらく細胞】2期はどんな内容? アニメ化範囲を徹底検証

出典 : ©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction : TVアニメ「はたらく細胞!!」

2021年1月より放送開始予定の『はたらく細胞』2期を大特集!
アニメ化までの歩み、アニメ放送中の盛り上がりなどを振り返りつつ、2期で映像化する範囲を予想し、その内容について予習していきます!

人体のあらゆる細胞を擬人化! 国内外で大ヒット

出典 : Amazon.co.jp

2018年夏に放送され、大変好評を博したアニメ『はたらく細胞』の続編となる第2期『はたらく細胞!!』が、2021年1月より放送開始される予定です。
また、同クールではスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』のアニメ化も決定。
更に、その放送に先駆け2020年秋に『特別上映版 はたらく細胞!! 最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』の劇場公開も決まっています。

そんな活性化を続ける『はたらく細胞』の歩みについて、あらてめて振り返ります。

この作品の原作は、清水茜先生が2015年に月刊少年シリウスで連載を開始した漫画作品です。
清水先生にとってデビュー作となるこの漫画は、第27回少年シリウス新人賞で大賞を獲得した『細胞の話』の連載版。
擬人化コンテンツは当時既に隆盛期を過ぎ、安定期に突入して久しい時期でしたが、この作品は「人間の体内の細胞を擬人化する」という万人にとって身近なテーマを扱い、「各細胞の特徴を知ることで、自分の体について正しい知識を楽しく身につけることができる」という擬人化ならではの魅力と合わさって、連載開始当初から話題になりました。

2015年7月に発売されたコミックス第1巻は瞬く間に売り切れとなり、「このマンガがすごい!2016」で7位を獲得するなど、評価も上々。
2018年にテレビアニメ化が発表され、同年7月に放送を開始しました。

『はたらく細胞』は白血球(好中球)、キラーT細胞、ヘルパーT細胞などの男性キャラの人気が高く、女性読者が多いことで知られる作品でしたが、アニメの放送が開始した直後は幼女キャラである血小板に大きな注目が集まり、男性ファンが急増。
その後の放送では女性ファンからもしっかり支持され、円盤売上は平均5000枚弱を記録するなど、商業面においても成功を収めました。

そして、本作のヒットは国内だけに留まりません。
中国の動画共有サイト「ビリビリ動画」で1.7億再生を記録し、海外でも多くのアニメファンから視聴される人気作となりました。

また、本作はスピンオフ作品が非常に多いことでも知られています。
アニメ化前から始まっていた『はたらく細菌』『はたらかない細胞』『はたらく細胞BLACK』に加え、アニメ化後は『はたらく細胞フレンド』『はたらく血小板ちゃん』『はたらく細胞BABY』『はたらく細胞LADY』と次々に新たなスピンオフが誕生しました。

元々大ヒット作だった本編もアニメ化、スピンオフの影響で更に売上を伸ばし、シリーズ累計は350万部を突破。
原作、アニメ円盤、海外配信とあらゆる面で好調な推移を辿り、2期を勝ち取ったのです。

2期はどこまでアニメ化される?

出典 : Amazon.co.jp

『はたらく細胞』1期および特別編でアニメ化されたエピソードは以下の通りです。

第01話 肺炎球菌(1巻)
第02話 すり傷(1巻)
第03話 インフルエンザ(1巻)
第04話 食中毒(2巻)
第05話 スギ花粉アレルギー(1巻)
第06話 赤芽球と骨髄球(2巻)
第07話 がん細胞(2巻)
第08話 血液循環(3巻)
第09話 胸腺細胞(3巻)
第10話 黄色ブドウ球菌(4巻)
第11話 熱中症(2巻)
第12話 出血性ショック前編(4巻)
第13話 出血性ショック後編(4巻)
特別編 風邪症候群(3巻)

1巻および2巻は全て映像化済みで、3巻と4巻は一部の回がまだ残っています。
よって、2期で映像化されるのは3巻以降のお話しです。

では次に、1期で映像化されなかったエピソードをまとめてみます。

・胸腺細胞(3巻)
・獲得免疫(3巻)
・ニキビ(3巻)
・デング熱(4巻)
・パイエル板(4巻)
・ピロリ菌(5巻)
・抗原変異(5巻)
・サイトカイン(5巻)
・悪玉菌(5巻)
・がん細胞II前編(5巻)
・がん細胞II後編(5巻)
・たんこぶ(未収録)
・左方移動(未収録)

2020年5月現在、『はたらく細胞』のストックはこれだけです。
全部で13話分あるので、恐らくこの全てのエピソードが2期で映像化されると思われます。

なお、9月に劇場公開予定の『特別上映版 はたらく細胞!! 最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』は、2期で描かれる5巻収録のエピソードを先行上映するというもので、オリジナルエピソードの映画という訳ではありません。
特報PVの映像を見る限り、5巻収録の「ピロリ菌」「サイトカイン」の映像化は確実です。

特報PV

5巻の内容は各エピソードが繋がっているので、「悪玉菌」「がん細胞II前後編」を含めて一つの作品にしている可能性もあります。
ただしテレビアニメ5話分(100分強)をそのまま先行上映するとは考えにくいので、総集編にしているかもしれません。

いずれにせよ、特別上映版はテレビアニメ2期と内容が重複するのは確実なので、テレビで最初に観たいという人は注意が必要です。
とはいえ、映画館の迫力ある音と映像で『はたらく細胞』を観られる機会が今後あるとは限らないので、新型コロナの感染状況にもよりますが、できれば観に行くことをオススメします。

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