アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

23

Mar

【落第騎士の英雄譚】2期の可能性を徹底検証! GA文庫作品は続編が作られやすい?

GA文庫は2期が制作されやすい?

出典 : Amazon.co.jp

落第騎士を刊行しているGA文庫からは、2020年3月までに14作品がテレビアニメ化されています。
その内、2期が制作されたのは『神曲奏界ポリフォニカ』『這いよれ! ニャル子さん』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の3作品。
『ゴブリンスレイヤー』は2期のアナウンスはまだないものの、続編となる劇場上映OVAが制作されました。

この4作品に共通しているのは、1万枚を超えるような大ヒット作品ではないことです。
ポリフォニカはゲームをメインとしたメディアミックスプロジェクトだったので、円盤売上にかかわらず2期が制作されても不思議ではありませんが、それ以外のニャル子、ダンまちにしても約5000枚で、ゴブスレは4000枚前後の売上。
2期制作ラインとしては結構ギリギリですが、そういった作品でも積極的に続編を作っています。

こういった過去の前例から、GA文庫は2期が制作されやすいレーベルと言えます。

ただし、平均4700枚を売り上げた『織田信奈の野望』は続編が作られていません。
また円盤売上、原作売上、ビリビリ動画の再生数いずれも落第騎士とほぼ同じ『りゅうおうのおしごと!』も、現在のところ2期のアナウンスはありません。
よって、当落線上の場合でも必ずしも続編を作っている訳ではないようです。

もし2期があるなら範囲はどこまで?

出典 : Amazon.co.jp

落第騎士のアニメ1期で映像化されたのは、原作3巻までの範囲です。
2020年3月現在、17巻まで発売されているので、ストック面の問題は一切ありません。
ここで重要となってくるのは、もし2期が作られるならどこまでアニメ化されるのか、という点です。

1クールで3巻までの消化は、ラノベ作品のアニメ化としては標準的な進行スピードで、ストーリー的にもちょうどいい区切りだったので、不満を持つファンはほとんどいなかったと思われます。
しかし同時に、七星剣武祭が開催される直前までのアニメ化だったので、七星剣武祭編を最後までアニメ化して欲しいという声もかなり多く見受けられました。

実際、この作品で最もファンから高く評価されたのは七星剣武祭の決勝戦、一輝vsステラの試合です。
主人公とメインヒロインのバトル、それも決勝戦という激アツの展開に加え、勝利を目指して持てる力全てを振り絞る、手心一切なしの真剣勝負。
ラノベには無数のバトル作品があり、数多くの名勝負が生まれていますが、その中でも間違いなく最上位に入るほどの戦いです。

この試合を映像化せず、例えば1期と同じペースで1クール6巻までのアニメ化となると、どうしても中途半端な印象になってしまい、ファンも納得しないでしょう。
よって、落第騎士の続編を作るのであれば2クールでの放送が必須です。
その点は、続編を作るハードルを上げることに繋がっているかもしれません。

テレビアニメが難しい場合、近年は配信限定という選択肢もあります。

ラノベ原作作品でも『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ(原作タイトル:異世界居酒屋「のぶ」)』や『あるゾンビ少女の災難』などが配信限定でアニメ化を果たしました。
ラノベではなく漫画原作ですが、『斉木楠雄のΨ難』のようにテレビシリーズでやらなかった話をNetflix独占による配信限定アニメで映像化する……という前例もあります。
よって、今後は配信限定で続編をやるアニメも続々生まれることが予想され、再生数で一定の結果を残した落第騎士がそのラインナップに加わる可能性は十分にあるのです。

まとめ

アニメ1期はとてもいい出来で、バトルシーンは思わず見入ってしまうくらいの映像をシルリン&大沼監督が作ってくれました。
この組み合わせで、ぜひ七星剣武祭をアニメ化して欲しいですね!

一方で、ほぼ同じ状況の『りゅうおうのおしごと!』に2期が来ていないのは懸念材料ですね。
こちらはアニメ化後の原作売上がかなり好調で、アニメ効果がしっかり出ている作品だけに、それでも2期が作られないとなると、ちょっと厳しいのかもと思わざるを得ません。

それでもGA文庫の英断に期待しています!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です