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【鬼滅の刃】の爆発でジャンプが変わる? メガヒット作登場以降の漫画雑誌を徹底考察

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出典 : Amazon.co.jp

『鬼滅の刃』の歴史的大ヒットで新たな黄金期を迎えつつあるジャンプですが、今後どのような状況になるのかを徹底考察!
新たなヒット作が生まれる可能性や同ジャンルの作品が増えるかなどを、過去のメガヒット作後の事例から徹底検証します!

ワンピと鬼滅の二枚看板で新たな黄金期の到来へ?

出典 : Amazon.co.jp

テレビアニメの放送をきっかけに、疾風怒濤の勢いで歴史的ヒット作へと駆け上がった『鬼滅の刃』
19巻発売の時点で累計発行部数は4000万部を越え、その後も全巻がランキング上位を独占する状態が続いており、5000万部はもはや通過点といった情勢です。

これほどの勢いを見せた漫画は『進撃の巨人』以来
こちらはアニメ化前から爆発的なヒットになっており、掲載誌や読者層も異なるので、ヒットの仕方はやや異なります。
一方で、同じダークファンタジー、バトルものという共通点もあり、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』なども含め、2010年代はダークファンタジーの流行が顕著だったことをあらためて示した作品と言えるでしょう。

『進撃の巨人』発行部数推移

*2巻発売 *100万部
*4巻発売 *400万部
*9巻発売 1000万部
10巻発売 1500万部(アニメ1期放送前)
10巻発売 2000万部(アニメ1期放送中)
13巻発売 3600万部
14巻発売 4000万部
16巻発売 5000万部
20巻発売 6000万部
24巻発売 7100万部
28巻発売 8000万部
30巻発売 8600万部(全世界累計1億部)

『鬼滅の刃』の発行部数推移

*6巻発売 *100万部
*9巻発売 *200万部
14巻発売 *350万部(以降シリーズ累計)
15巻発売 *500万部(アニメ1期放送前)
15巻発売 *700万部(アニメ1期放送中)
16巻発売 *800万部
17巻発売 1400万部
18巻発売 2500万部
19巻発売 4000万部

ジャンプでは長らく『ワンピース』が絶対王者として君臨していましたが、新刊の売上比較では鬼滅がそのワンピースをも上回っており、2枚看板と言えるところまで来ています。
このワンピ鬼滅に加え、42巻で3600万部の『ハイキュー!!』、26巻で2500万部の『僕のヒーローアカデミア』、18巻で1800万部の『約束のネバーランド』と巻平均100万部前後の作品が並び、『呪術廻戦』『アクタージュ』『チェンソーマン』といった新勢力も好調。
そして長期休載中ながら7800万部を誇る『HUNTER×HUNTER』もあり、連載陣のラインナップは他のライバル誌を圧倒している状況です。

にもかかわらず、現在のジャンプは「黄金期の再来」とまでは言われていません。
それは他ならぬジャンプの過去の黄金期が余りに偉大だからでしょう。

実際、黄金期とまでは言われていなかった10年前のジャンプも、相当強力な連載陣でした。
ワンピとH×Hに加え『NARUTO』『BLEACH』『黒子のバスケ』といった単巻ミリオン級の作品があり、それ以外も『銀魂』『バクマン』『家庭教師ヒットマンREBORN!』『トリコ』『ぬらりひょんの孫』などのヒット作が紙面を飾っていました。
現在のジャンプの連載陣は、NARUTOに続いて暗殺教室、BLEACHが立て続けに終了した4年前と比べるとかなり復調してきましたが、10年前にはまだ及んでいない印象です。

今後、ジャンプに再び黄金期と呼ばれる時代が到来するには、鬼滅の連載が続いている間にヒロアカ、ネバラン級のヒット作が複数生まれる必要があるでしょう。
そして、そうなる可能性は十分にあります。
メガヒット作が誕生すると掲載誌への注目度もアップし、編集部のモチベーションも上がり、ヒット作が生まれやすい環境が整うからです。

では、実際に特大ヒット作が生まれた際のジャンプが過去どうなっていったか、具体的に見てみましょう。

ドラゴンボール後のジャンプ

出典 : Amazon.co.jp

ジャンプのメガヒット作といえば、やはり『ドラゴンボール』は外せません。
この作品の誕生によって、ジャンプは日本一の雑誌になったと言っても過言ではないくらいです。
のちに与えた影響も計り知れません。

そんなドラゴンボールの連載がスタートしたのは1984年
しかし連載当初はバトルよりも冒険ものとしての色彩が濃い作風で、当時はまだ大ヒットとまでは言えませんでした。

ドラゴンボールが本格的に国民的ヒット作になったのはサイヤ人編の時期。
アニメ『ドラゴンボールZ』が始まった1989年頃ですね。

この翌年の1990年、『スラムダンク』『幽遊白書』の連載が始まります。
ドラゴンボールと合わせて、のちにジャンプの三本柱と言われた作品たちです。

ところがこの2作もドラゴンボール同様、連載当初はそこまでの人気作ではありませんでした。
スラムダンクはバスケを題材としつつも80年代に流行った不良ものの要素を持ち、幽遊白書は当初人情ドラマを描いた作風で、その後それぞれリアル路線、バトル路線へと変更したことで人気に火が点きました。
特に幽遊白書の路線変更は、ドラゴンボールの影響がかなり大きかったと思われます。

ドラゴンボールの成功後、ジャンプではテコ入れとして路線変更(特にバトル路線への変更)が定期的に行われるようになり、それで成功したケースもかなりあります。
そういう意味では、メガヒット作品の影響によって新たなヒット作が誕生した事例と言えるでしょう。

ワンピース後のジャンプ

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ドラゴンボールと並ぶメガヒット作といえば、空前絶後の全世界累計4億6000万部を記録しているワンピースを置いて他にないでしょう。
ドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書の三本柱が終了し、『るろうに剣心』が孤軍奮闘するもジャンプの部数が大きく下落し、マガジンに抜かれてしまうという状況で連載を開始したこの作品は、1話目でアンケート1位を獲得する快挙を達成。
その後早々にジャンプの看板作品となり、再びジャンプを漫画界の王者に君臨させる立役者となりました。

ワンピの特異な点は、友情・努力・勝利というジャンプの三大原則を踏襲しつつ、主人公が海賊でありお尋ね者という少年漫画らしくない設定です。
るろ剣の主人公の剣心(けんしん)も元人斬りですが、こちらはあくまで後悔すべき過去として描かれているのに対し、ワンピのルフィは海賊王になる事を目指しています。
本作のヒットによって、反道徳性を有した主人公の新連載作品がジャンプで始められるようになったのです。

これによって生まれたのが『DEATH NOTE』
主人公が悪に染まっていく本作は、90年代までのジャンプでは決して連載が許されない内容だったでしょう。
ワンピの登場によって、ジャンプで取り扱うことができる分野が大きく広がったと言っても過言ではありません。

また、ワンピが連載を開始し爆発的人気を獲得した翌年にH×H、更にその翌年にNARUTOがスタートし、2000年代のジャンプを支える作品が続々と誕生しました。
これらの作品も、序盤から主人公側に殺し屋の家系や復讐者といったアンモラルな立場の人物がおり、単純明快な正義と悪を描いていた頃のジャンプでは異端とされてきた作品群。
ワンピの大ヒットによって、そういった作品が当たり前のように生まれる新たな時代が訪れたのです。

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