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アイマス、ナナシス、アイナナ、Mマス……アイドル育成ゲームのアニメに求められるのは何? 徹底考察

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ゲームの完全再現は求められていない?

出典 : Amazon.co.jp

基本的に、原作有アニメは原作準拠の内容が求められます。
ただ、ゲーム原作の場合は再現性はそれほど重要ではありません。
アニメとゲームは親和性が高い一方、同じサブカルチャーでも全く違う特徴をもった作品群なので、ゲームに寄せると却ってイビツになってしまうのです。

アイドル育成ゲームはリズムゲームを兼ねていることが多いですが、そちらはアニメとはあまり関係がなく、いわゆる「ストーリーモード」や「エピソード」といったアドベンチャーパートのストーリーを軸に展開されます。
そしてゲームの場合、作品によってはプレイヤーの行動で展開が分岐することもあり、各プレイヤーによって最初に触れるストーリーが異なります。
同じゲームをプレイしていても、同じ流れを体験しているとは限らないため、抱く印象もそれぞれ違ってくるのは当然です。

また、ゲームのアドベンチャーパートのセリフは文字を表示しつつボイスを流す仕様なので、アニメとは会話のテンポが大分違います。
大抵はゲームの方がゆっくりですね。
そのため、ゲームのテンポをアニメで再現すると、普通のアニメとはかなり違う会話劇になってしまいます。

更に、漫画などの原作と大きく違うのはシナリオの量です。
漫画やラノベとは違い、アイドル育成ゲームの場合は各アイドルに個別のエピソードが用意されている作品がほとんど。
そのため、アイドルの人数が多いほどシナリオの量は多くなり、それを全てアニメで再現するのは例え2クールであろうと不可能です。

一方で、ファンのキャラに対する思い入れが強いのもアイドル育成ゲームの特徴。
「このセリフは外して欲しくない」「このシーンは絶対映像化して欲しい」という要望は必然的に強くなります。
しかしファンの全ての要望を取り入れようとすれば、まとまりのある内容ではなくなってしまうでしょう。

よって、このジャンルのアニメは取捨選択が非常に重要で、この一点をもって良いアニメ化だったか否かの評価が決まると言っても過言ではありません。

では完璧な取捨選択ができたら最高のアニメが作れるかというと、そうとも限らないのがアイドル育成ゲームの難しいところ。
各アイドルの見せ場を均等に映像化すると、今度はストーリー全体にメリハリがなく、短編エピソード集のような内容になってしまい、今度は原作ファン以外のアニメファンから低く評価されてしまいかねないのです。

ゲーム原作アニメの場合、前述した理由で映像化しないといけないシーンが多すぎるため、設定や各アイドルの関係性の説明を完全に省き、最初から原作ファンだけに向けて作られたようなアニメも数多く見受けられます。
そうなると余計に原作ファン以外から高い評価を得るのは難しく、かといって各アイドルのファン全員に満足されるものを作るのも事実上不可能。
結果、防衛策として「原作ファンを怒らせないこと」に注力し、中途半端な出来になることも珍しくありません。

けれど、そのようなアニメは原作ファンも望んでいないでしょう。
各アイドルの見せ場はしっかり作ること、出番の差が大きくならないこと、そしてツギハギではなく1つの作品として筋の通った内容になること。
アイドル育成ゲーム原作のアニメに求められるのは、この3点に集約されているように思うのです。

まとめ

アイドル育成ゲームのアニメ化は、商業的な成功例がたくさんある一方で、最も非難を浴びやすくもあります。
でも、だからこそ安易な方向に向かわず、アニメとして良いものを目指して欲しいですよね!

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