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28

Feb

【防振り】サリー(白峯理沙)によって「私Tueeee」が流行る?

出典 : ©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り製作委員会 : TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」公式サイト

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のサブキャラクターながら、コミックスの表紙を飾るなど人気上昇中の関城紗和子をピックアップ!
ヒロインの1人、緒方理珠に友情以上の感情を抱いている彼女の特徴や魅力についてまとめました!

サリー / 白峯理沙(しろみね りさ)キャラクター概要

出典 : Amazon.co.jp

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』に登場する女性キャラクター。
VRMMO「NewWorld Online(NWO)」では本名をもじったサリーという名前でプレイしています。
主人公のメイプルこと本条楓(ほんじょう かえで)とはリアル世界の親友で、NWO内では相棒という立場です。

髪は栗色で、普段はポニーテールにしています。
ゲーム内での外見はリアルとほぼ同じ。

生粋のゲーマーで様々なゲームをやり込んでおり、成績低迷のためNWOへの参加は遅れたものの、すぐにメイプルと共に有名人になるほどの腕を持っています。
NWOではVIT(防御力)に極振りしているメイプルとは違い、AGI(敏捷性)を重視した回避特化のプレイスタイルを確立。
圧倒的な反射神経と集中力による神回避・見切りであらゆる攻撃を躱し、ダメージを受けることがほとんどありません。

性格は明るく気さくで姉御肌。
能天気で平和主義なメイプルとは対照的に、好戦的かつ大胆不敵な行動で多くの敵を屠ります。
同時に慎重で思慮深い面もありますが、NWOにおいてはゲーム初心者のメイプルをのびのびプレイさせてあげたいのか、基本彼女の方針に従っているようです。

担当声優は野口瑠璃子(のぐち るりこ)さん

「俺Tueeee」から「私Tueeee」の時代に!?

出典 : ©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り製作委員会 : TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」公式サイト

サリーの特徴は一言で言えば「強キャラ」です。
リアル世界ではゲームのやり過ぎて親からテストに集中するよう言われたり、親友のメイプルを強引に自分の趣味であるゲームに誘ったりと、年齢相応の一面を見せていますが、ゲーム内においてはほぼ無敵です。

サリーがNWOに参戦したのは、第1回イベントが開催された後。
このイベント前にメイプルは、普通のゲーマーが実装初期段階ではまずやらないような「VIT極振りで完全防御特化」「1時間もずっと敵から攻撃を食らい続けて偶然強力スキルを獲得」「初期段階で毒耐性を無効まで上げた結果、強力な毒を持つ格上の敵『毒竜』を倒し、大幅レベルアップとチート級のスキルをゲット」「モンスターを食べることで防御特化と相性抜群のレアスキルをたくさん入手」といったプレイをしていたことで、意図せず「歩く要塞」と化しており、中くらいのレベルでありながらイベント3位に入る快挙を成し遂げていました。

普通、自分に近しいゲーム初心者がこんな結果を残していると知ったら、嫉妬するか対抗意識メラメラになるところ。
或いは、やる気をなくしてそっと離れていくことさえあり得ます。

けれどサリーはそういった感情は一切持たず、そしてなんの葛藤もなくメイプルとは違うプレイスタイルで既にゲーム内で名の知れ渡った彼女と一緒に戦うと決めます。
もちろん、元々は自分が誘ったので当然といえば当然ですが、「ゲーム初心者の友人が有名人でゲーム歴長い自分は低レベル帯のぺーぺー」という状況は、結構辛いもの。
全てのゲーマーが自己顕示欲が強い訳ではありませんが、先に有名になったメイプルにばかり周囲の目が向く状況でプレイするのは、精神衛生上決して良くはないでしょう。

にもかかわらずサリーが全く躊躇しなかったのは、メイプルに対する友情、そして何より絶対的な自信があるからに他なりません。

防御極振りのメイプルに対してサリーが選んだプレイスタイルは、難易度最高クラスの「回避盾」
どんな戦いでもダメージを受けない「いつだって無傷」をコンセプトとしたコンビを提唱します。

とはいえ、本人も言っていたように、普通は相棒が壁役なら遠距離攻撃タイプを選ぶのが相性的に優れているのですが、そこをあえて「当たらなければどうということはない」を選ぶところに、彼女の自信とプライドが見えます。
「壁+遠距離」という普通の組み合わせでは面白くないというゲーマーとしての矜持、同じ防御重視のフィールドに立つことでメイプルと同等の存在になり名コンビと言われるようになる自信があるからこその選択です。

加えて、サリーの性格を考えると、メイプルにばかり壁役をさせたくないという思いがあったのかもしれません。
壁役はMMORPGにおいて重要な役割ですが、美味しいところはアタッカーに持っていかれる感もあるので、なるべく不公平感が出ないような役どころを選んだとも受け取れます。

いずれにしても、サリーの性格が良く表れている選択と言えるでしょう。

そして、彼女の自信は早々に現実のものとなりました。
回避重視といっても防御特化ではなく、【超加速】などのスキルを駆使し短剣の二刀流で次々と敵を倒し続けます。
その結果、幸運と天然由来の無敵プレイヤーであるメイプルとは異なる、正真正銘の怪物プレイヤーとして周知されるようになりました。

彼女の圧倒的な強さは、なろう作品やVRMMORPG作品の主人公によく見られるもの。
ほとんど攻撃をもらわず一方的に相手を倒すその戦いぶりは、いわゆる「俺Tueeee」そのものといった印象です。

その「俺Tueeee」という言葉に代表されるように、これまでのなろう作品やVRMMORPG作品で敵を無双する味方キャラというと、ほとんど男性の役回りでした。
よって、女性であるサリーがそのポジションにいるのは新鮮で、俺Tueeeeならぬ「私Tueeee」状態。
今後、サリーの活躍によって女性の無敵キャラが増えるかもしれませんね。

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