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Feb
【カードキャプターさくら】クリアカード編2期は確定路線? ストックが貯まるのはいつ頃?
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2018年に放送され反響を呼んだ『カードキャプターさくら クリアカード編』の2期が制作される可能性を徹底検証!
それに加え、原作の現状などから「もし2期が実現するのなら一体いつ頃に放送されるのか」を予想してみました!
萌え文化を普及したレジェンド作品が18年ぶりの放送
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アニメやゲームなどの二次元文化には何度かの転機があり、そのきっかけとなった作品は例外なく多くの人から称えられているレジェンド作品ですが、『カードキャプターさくら』もその中の1つに数えられます。
CCさくらの原作漫画が連載を開始したのは1996年。
『魔法騎士レイアース』のヒットで当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったCLAMPの皆さんの新作として注目を浴び、1998年にNHKでアニメ化されました。
この頃は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットやギャルゲーの流行によって、美少女キャラクターに強い好意を抱く人が増加し、いわゆる萌え文化が急速に広まっていた時期。
そんな最中に放送を開始したCCさくらは、本来のメインターゲット層である女の子だけでなく大人の男性を大勢取り込み、猛烈な勢いで人気作となりました。
「萌え」という言葉が普及したのも、本作の影響が多大にあったと思われます。
原作・アニメともに2000年で一旦終了し、いつからか「萌え文化の普及に貢献した昔の作品」という位置付けになっていたCCさくらですが、2016年に連載開始20周年記念プロジェクトの一環として、新作「クリアカード編」の連載が決定。
2018年にはNHK BSプレミアムおよびEテレでテレビアニメ化され、2クールにわたって放送されました。
最初のアニメ化の際、原作にはない設定やアニメオリジナルのキャラクターも登場していましたが、クリアカード編でもそれらを引き継ぎ、アニメ版の正統続編として制作されています。
また、監督など主要スタッフやキャストも可能な限り当時のメンバーを揃えるなど、作品理解度の高いクリエイター陣が集結。
そのため、18年前に熱狂していたファンも安心して視聴することができたようです。
2期はほぼ確実? 続編の多いNHKアニメ
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18年もの空白があったにもかかわらず、CCさくらのクリアカード編は多くの人から視聴されました。
東芝映像ソリューション株式会社が提供するレグザクラウドサービス「TimeOn」のBS録画視聴ランキングで、初回は総合6位にランクインする大健闘を見せ、以降も高い順位をキープ。
そしてBlu-ray・DVD(円盤)の売上は平均4000枚以上の好セールスを記録しました。
特筆すべきはその安定感で、1巻の売上が約4400枚なのに対し、2巻以降も軒並み4000枚前後をキープ。
2クールでの放送だったため8巻まで発売されましたが、全巻ほとんど売上は変わりませんでした。
2000年前後に放送されたアニメの続編がこれだけ売れたのも凄まじいですが、更にここまでの驚異的な安定感を示したとなれば、今後2期が制作された際も同じくらいの売上が十分に期待できます。
これは2期を企画する上で大きなストロングポイントになるでしょう。
加えて、原作売上も非常に好調です。
5巻の時点でクリアカード編だけの発行部数が220万部を突破し、その後も順調に売れ続けています。
円盤も堅調、原作も好セールスと死角なしですが、これらの好材料に加えてNHKアニメという点も追い風です。
NHKで放送されているアニメは長期的に制作される作品が多く、CCさくらも一度目のアニメ化の際にはクロウカード編が全46話、さくらカード編が全24話と合計6クール放送されました。
この傾向は近年も変わらず、2015年以降も『3月のライオン』『境界のRINNE』など様々なアニメで続編が作られています。
CCさくらと最も境遇が近いのは『MAJOR』ですね。
このアニメは2004年に第1期が放送されて以降、2010年までに6期が制作されました。
そして2018年からは次世代を描いた続編の『MAJOR 2nd』もアニメ化され、こちらも2020年4月から2期の放送が決まっています。
このように、続編であっても2期が作られている前例がありますので、クリアカード編も同様に2期が放送される確率がかなり高いと思われます。