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15

Feb

【青ブタ】テレビシリーズ2期の可能性を徹底検証! 映画も好調で死角なし!?

出典 : Amazon.co.jp

2018年秋にテレビアニメが放送され、2019年には劇場版も公開された“青ブタ”こと『青春ブタ野郎』シリーズのテレビ2期が制作される可能性を徹底検証!
1期および映画の評判や原作のストック状況などから、2期の可能性や放送時期を予想します!

「さくら荘」コンビの新たな代表作に

出典 : Amazon.co.jp

『青春ブタ野郎』シリーズは、2014年4月より電撃文庫から刊行が始まったライトノベルです。
著者は鴨志田一先生、イラスト担当は溝口ケージ先生
ラノベファンにとっては、『さくら荘のペットな彼女』でもおなじみの2人ですね。

2010年1月~2014年3月の期間にリリースされていたさくら荘は、全10巻+短編3巻でシリーズ累計188万部を記録した人気ラノベ。
2012年10月~2013年3月にはテレビアニメも放送されました。
青ブタは、このさくら荘の最終巻となる10.5巻の発売から僅か1ヶ月後にスタートした新作だったのです。

ラノベではヒット作を生み出した作家とイラストレーターがその後もコンビを組むことは珍しくなく、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかさ先生&かんざきひろ先生、『ロウきゅーぶ!の』蒼山サグ先生&てぃんくる先生などは名コンビとして知られています。
当然、ヒット作の実績があるコンビは前作のファンが注目しますし、メディアも大きく取り上げるため、青ブタの第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は大きな期待の中で発売されました。

タイトルに「バニーガール」が入っていて、実際にヒロインの桜島麻衣(さくらじま まい)が序盤からバニーガール姿で登場するため、当初はお色気系ラブコメを期待する読者も少なからずいたようですが、実際の内容は「思春期症候群」という架空の疾患を扱ったやや重い設定のSFラブコメ
2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」が発売される頃には、その作風もラノベファンの間で浸透していき、「ライトノベルツイッター杯2014上半期」で3位に入るなど、好調な出足を見せていました。

そんな青ブタシリーズが人気作の仲間入りを果たしたのは、5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」からでしょう。
主人公・梓川咲太(あずさがわ さくた)の妹、梓川かえで(あずさがわ かえで)の秘密が明らかになり、喜ばしくも悲しい別れを描いた本巻はラノベファンの間で評判になり、売上も向上しました。

更にその後発売された6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」および7巻「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」のストーリーは非常に高く評価され、2018年にテレビアニメ化が決定
しかも放送前に映画化が発表されるという、異例の展開となりました。

本作のシリーズ累計発行部数は2019年の時点で150万部
このまま順調に伸ばし続ければ、さくら荘をも上回るヒット作になると思われます。

リベンジ成功!? 1期、映画ともにヒットを記録

出典 : Amazon.co.jp

実は青ブタが既にさくら荘を上回っている要素があります。
アニメのBlu-ray・DVD(円盤)の売上です。

さくら荘は人気ラブコメとして多くの人に親しまれた作品で、アニメも放送開始直後から好評を博し、着実にファンを増やしていました。
しかし2012年11月に放送された第6話で事件が勃発します。
原作では「シンプルなおかゆ」だったものが、アニメでは「サムゲタン」に改変されていたことをきっかけに炎上騒動が起こり、一部では不買運動にまで発展してしまったのです。

これを契機に、さくら荘は作品の内容とは全く関係のないところでケチが付いてしまい、その後発売された円盤は平均3000枚ほどに留まり、2期の制作は行われませんでした。

青ブタは幸いにも炎上することなく無事に放送終了。
放送中から多くのアニメファンに支持され、円盤1巻が約8000枚、全巻平均が約7000枚と見事ヒットを記録し、さくら荘のリベンジを果たしました。

更に、2019年公開の劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は当初31スクリーンと比較的小規模での公開でしたが、好評につき最終的に95スクリーンにまで増加。
興行収入は5億円を突破し、円盤も3万枚以上を売り上げる大ヒットを記録しました。

このように景気の良い数字が並んだので、2期は確実……と言いたいところですが、現実的にはそこまで楽観視はできません。
電撃文庫原作のアニメは、なかなか2期が制作されない傾向が見られるのです。

2017年には、『エロマンガ先生』がこの青ブタを若干上回るくらいの好セールスを記録しましたが、それから3年が経過しても2期の声は聞こえてきません。
これは最近見られる傾向ではなく、電撃作品は昔から大ヒット作でも2期が決まるまで時間がかかるケースが多く、1万枚を超える円盤売上を記録した『魔法科高校の劣等生』は1期から6年が経過した2020年、ようやく2期が放送されることになりました。
電撃文庫の作品である以上、売上が好調だからといってすぐに2期が制作されるとは限らないのです。

一方で、時間はかかるかもしれないものの、2期が来る可能性が極めて高いと言えるデータがあります。
劇場版を制作された作品は、多くのケースでその後テレビアニメの新作が放送されているのです。

劇場版公開後にテレビシリーズの続編または新アニメを制作された電撃文庫原作アニメは『キノの旅』『灼眼のシャナ』『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』『魔法科高校の劣等生』の5作品。
それに対し、映画化以降ずっと音沙汰なしのアニメは『アクセル・ワールド』くらいです。
映画になった作品は、それだけ長い目で見られているコンテンツと言えるでしょう。

よって、青ブタはレーベルとして力を入れているタイトルであり、今後2期が制作される確率はかなり高いと言えます。

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