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【境界線上のホライゾン】3期は何故作られないのか? 原因はあの大ヒットプロジェクト?

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出典 : Amazon.co.jp

原作、アニメともに大ヒットした人気ライトノベル『境界線上のホライゾン』3期が作られなかった理由を徹底検証!
文句なしの実績を残しながら2期でアニメ化が途絶えてしまった訳を解明すると共に、今後3期が作られる可能性についても考察しました!

「鈍器」並の分厚い原作で話題に

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『境界線上のホライゾン』は、電撃文庫より刊行されたファンタジー作品です。
2008~2018年の期間に全32巻(本編29巻+番外編3巻)がリリースされ、累計発行部数は260万部以上を記録。
“境ホラ”の愛称で多くの読者に親しまれた人気ライトノベルです。

作者は川上稔さん
小説家としてデビューする前はゲーム作家として活躍していたクリエイターで、1996年開催の「第3回電撃小説大賞」で金賞を受賞したことを契機にラノベ作家としての活動も開始しています。

川上さんの作品群は「都市世界」という1つの世界観を共有していて、時代ごとに「FORTH」「AHEAD」「EDGE」「GENESIS」「OBSTACLE」「CITY」とシリーズ分けがされています。
境ホラはこの中の「GENESIS」時代を描いたシリーズで、前時代に荒廃した地球を一度離れ天上(宇宙)に旅立った「EDGE」時代を経て、再び地球に戻った人類たちの物語です。

地球は「環境神群」と呼ばれる保全システムによって過剰修復されていて、大半の大地が過酷な環境と化しており、その中で唯一生活可能な地域は日本列島をモチーフとした極東の「神州」
主人公の葵・トーリ(あおい・トーリ)は、この中にある巨大航空都市艦「武蔵」内の学校、アリアダスト教導院に通う生徒で、彼を中心にバトル、ラブコメ、地理、政治経済など様々な分野を内包したストーリーが描かれています。

この境ホラが他の同世界観のシリーズよりも売れたのは、その多様さにあると思われます。

最初にリリースされたCITYシリーズ(都市シリーズ)は、複雑で独特な世界観を楽しむ物語で、入り込める人にとっては中毒性が高くどっぷりハマり込む魅力がありますが、一方でかなり取っつき難いシリーズでもありました。
次にリリースされたAHEADシリーズの『終わりのクロニクル』は比較的取っつきやすい物語ですが、同時に堅実な作品でもありました。
FORTHシリーズの『連射王』はそもそもゲームを題材とした一般文芸作品なので、フィールドがちょっと違う印象です。

これらの既発の作品群に対し、境ホラが初心者向けで入りやすい作品かというと、そうでもありません。
ロボットバトルあり、人間同士のバトルあり、ギャグあり、エロあり……とにかく面白いものを全部詰め込んでみましたというくらい多様性をもった作品です。
一歩間違えば雑多でまとまりのない作品になるところを、各キャラクターに見せ場を作り、大きな物語として展開していくことでバランスよく成立させています。

そして、その内容を支えているのが圧倒的文章量
1冊のページ数が通常のラノベより遥かに多く、1巻の543ページでも既に平均の倍くらいありますが、2巻で771ページ、3巻で905ページとインフレし、4巻「境界線上のホライゾンII<下>」では自己最高となる1153ページを記録。
その後も常に900ページ前後で刊行しており、全32巻ではあるものの、ボリューム的にはその3~4倍の文章量になっています。

そのあまりの文庫本の分厚さから「鈍器」と呼ばれるほど。
これは終わりのクロニクルの頃から見られていた傾向ですが、境ホラの人気に伴い様々なところで話題になりました。

円盤は1期、2期ともに大ヒット……も3期は作られず完結

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多様なジャンルを扱っていて、キャラも立っている本作はアニメとの相性も抜群。
2011年に放送された1期は非常にクオリティの高い作品で、ファンからの評価も際立って高く、Blu-ray・DVD(円盤)売上が全巻2万枚を超えるビッグセールスを記録しました。
更に、翌年に放送された2期も同様に全巻2万超えと勢いは一向に衰えず、当然3期も時間の問題……と誰もが思っていたことでしょう。

しかしその後、2018年に原作が完結するまでの間、3期が実現することはありませんでした。

2期が平均2万枚を超えていながら続編を作られなかったケースは、『けいおん!』のように2期で完結した作品を除けば、前例はほぼありません。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』のように、完結していながら続編が作られるケースもあるくらいです。
境ホラは2期開始が1期終了の半年後だったので、恐らく分割2クールだったと思われますが、それでもここまでのヒットアニメが続編を作られなかったのは極めて異例と言えます。

ただ、2期以降全くアニメの制作がなかった訳ではありません。
2018年にBD-BOXを発売した際には、特典の1つとして原作をベースとした完全新作特典アニメーション「境界線上のホライゾンXXI-PV」を収録しています。
制作はもちろん、本編を作っていたサンライズです。

そのため、サンライズが映像化を放棄している訳ではありませんし、原作サイドのNGでもありません。
では一体何故、これほどのヒット作の続編アニメが作られなかったのでしょうか……?

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