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へやキャン、異世界かるてっと、ヤマノススメ……ショートアニメの存在意義とは?

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出典 : Amazon.co.jp

深夜アニメは30分枠での放送が基本ですが、それよりも短い枠で放送されるショートアニメも毎クール必ず流れています。
そのショートアニメが制作される意義や果たす役割とは一体何なのか、あらためて考察していきます!

何分からがショートアニメ?

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ショートアニメとは、通常のテレビアニメよりも短い放送時間のアニメを指します。
テレビアニメは基本30分枠で放送されるので、これよりも短時間のアニメをこう定義することが多いですね。

では、具体的には何分枠での放送からがショートアニメと呼ばれているのでしょうか?

30分未満のアニメ放送枠として前例があるのは、3分枠(てーきゅう等)、5分枠(へやキャン等)、10分枠(宇宙戦艦ティラミス等)、15分枠(異世界かるてっと等)です。
3分は5分は当然ショートアニメの範疇ですね。
では10分枠や15分枠はどうかというと……これらのアニメもショートアニメという表現を各媒体が用いています。

では、テレビアニメではなくネット上で配信されているWebアニメに関してはどうでしょうか?

Webアニメにもショートアニメという表現を用いることはよくあります。
その場合は「Webショートアニメ」などの呼称が用いられているようです。

放送時間の定義に関しても、テレビアニメとほぼ同じです。
Webアニメ『衛宮さんちの今日のごはん』やアプリ限定アニメ『暦物語』は1話あたり約12~13分の配信時間ですが、これらの作品も「ショートアニメ」「短編アニメーション」といった表現が公式で使用されています。
15分枠のテレビアニメはCM等を抜かすと約12分の内容なので、通常のテレビアニメの半分に該当するこのあたりがショートアニメのボーダーラインと言えそうです。

コスパの良い宣伝

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実はショートアニメの歴史はかなり古く、1960年代には既に存在していました。
以降、深夜の5分枠で『レモンエンジェル』というお色気アニメが放送されたり、番組内のミニコーナーとしてアニメ枠が設けられたり、様々な形でショートアニメは世に送り出されていました。
幼児番組など、特定の視聴者層向けに作られるケースが多かったように見受けられます。

また、アニメ以外の宣伝面に重きを置いたスポットでもあったようです。
例えばレモンエンジェルは声優の桜井智(さくらい とも)さんらが所属していたアイドルグループ「レモンエンジェル」のメンバーを起用したアニメで、アイドルの宣伝も兼ねていた作品です。
短い時間で一定のインパクトを与えるべく、アニメが用いられていたみたいですね。

この宣伝という点については、現在のショートアニメと共通する部分と言えます。
元々、アニメの役割の一つは「原作の宣伝」なので、原作付きのアニメはその時点で宣伝を目的としているのですが、ショートアニメの場合は宣伝を重視した作品の比率が高いと思われます。
というのも、出版社のスポンサー枠で放送されるケースが多いからです。

特に顕著なのが竹書房アース・スターです。
ショートアニメは2013年前後に飛躍的にその数を増やしていますが、その主な要因はこの2社です。

「まんがくらぶ」「まんがライフ」などの4コマ漫画誌を発行している竹書房は、2011年に放送された『森田さんは無口。』のショートアニメを皮切りに、『ゆるめいつ』『リコーダーとランドセル』などを立て続けに自社枠で掲載作品をショートアニメ化。
現在はWeb誌となったコミック アース・スターの運営を行っているアース・スターも2012年に『てーきゅう』を放送し、以降『まんがーる!』『ヤマノススメ』などのショートアニメを自社枠で放送していました。

ショートアニメは通常のアニメと比べると予算が格段に安く、放送枠も確保しやすいと言われています。
そのため、短時間の放送枠を買い取り、そこで自社の作品を次々とアニメ化して放送することでアニメファンに宣伝すると共に、アニメ化作品を増やし雑誌に箔を付けるという戦略が行われたのでしょう。

このように、ショートアニメはコスパの良い宣伝媒体として有効利用されるという役目が今も昔もあるようです。

低予算で作れる「一攫千金アニメ」

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低予算で作れるショートアニメの場合、Blu-ray・DVD(円盤)がそこまで売れなくても費用を回収できるというメリットもあります。
仮に全部は回収できなくても、大きな赤字になることはないので、宣伝費用として割り切ることが可能です。

実際、ショートアニメの中には円盤売上が1000枚以下でも2期、3期が制作されたケースが多数あります。
ローリスク・ローコストの販売戦略なので、ゴーサインも出やすいでしょう。

ただ、ローリスクだからといって必ずローリターンとは限りません。
中には、ショートアニメでありながらヒットした作品もあります。

大きなブームを生んだ『ヘタリア Axis Powers』は、その最たる例ですね。

日丸屋秀和先生の個人サイトでWebマンガとして公開され、女性に絶大な支持を得た本作は、2009年にアニメ化を果たしますが、国家を擬人化するというセンシティブな問題を孕んだ作品だったこともあり、当初はネット配信のみの発表でした。
それでも円盤は売れに売れ、1期は平均2.5万枚以上の大ヒット
以降も人気を維持し続け、2020年1月までに6期が制作されています。

ゲームを原作とした『マナリアフレンズ』『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』も、ショートアニメながら大ヒットしました。
これらはゲームやイベントに関連する特典の効果が絶大だったと思われます。
既に数多くの固定ファンがいるゲームの場合、製作費を抑えつつファン以外に宣伝し、かつゲームファン向けの特典で高セールスを狙うという戦略が可能なので、ショートアニメとの相性が非常に良いようです。

『ヤマノススメ』は1期が5分枠で2期以降が15分枠という珍しいアニメですが、15分枠に拡大したのは1期のセールスが好調だったことも大きいでしょう。
当初発売された円盤も好調でしたが、翌年に発売された廉価版の新特装版も非常に好調で、合算すると約8000枚を売り上げています。

予想外のヒット作としては『北斗の拳 イチゴ味』も外せません。
また、『てーきゅう』も3分枠のショートアニメとしてはズバ抜けた売上を記録しており、スピンオフも合わせると実に10度のテレビアニメ化を果たしています。

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