7、魚住純【パトリックユーイング】

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陵南の2ｍ越えセンター魚住のモデルは、ニューヨーク・ニックスで活躍したパトリックユーイング説が最も有力。ニックスと陵南のユニフォームが青であること、ディフェンスを得意としていることが共通点でしょう。

『スラムダンク』では、陵南はあと一歩のところでインターハイ出場を逃しています。ユーイングも所属するチームで一度も優勝した事がない為、モデルとして有力になったと思われます。

ユーイングは、赤木のモデルとされているデビットロビンソンとは常にライバル関係にありました。魚住と赤木のライバル関係もこの2人を表していますね。

8、牧紳一【マジックジョンソン】

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スロースターターながらも『スラムダンク』最強キャラとの呼び声高い牧のモデルは、ロサンゼルス・レイカーズで活躍したマジックジョンソン。

本名はアーヴィン・ジョンソン・ジュニアで。マジックは「魔法（マジック）のようなパスをする選手」という理由で高校時代に付けられたニックネームです。

マジックの得意とするプレーはパスなので、ドリブルでガンガン切り込んでいく牧との共通点は少ないように思えますが…

・大型のポイントガード
・センターもできる
・のユニフォームが同じ黄色（海南大附属・レイカーズ）

ということからモデル説が有力となっています。元NBA選手の田臥勇太選手はマジックの大ファンで、ノールックパスはマジックに憧れて練習をしたそう。

9、藤間健司【ラリーバード】

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翔陽の選手兼監督の藤間のモデルは、ボストン・セルティックスの黄金時代を築いたラリーバード説が最も有力。

・利き手ではない手も器用に使える
・頭の後ろから構えるシュートフォーム
・ユニフォームが同じ緑色（翔陽・セルティックス）

共通点はありますが、実際のプレイスタイルや容姿などは似ていません。では、なぜラリーバード がモデルとして有力になったのか。

それは、牧のモデルであるマジックジョンソンとライバル関係にあったからです。

『スラムダンク』でも、海南の牧と翔陽の藤間は強いライバル関係にあります。ラリーバードがモデルとして最も有力視されるのはこの理由からでしょう。

10、花形透【アキームオラジュワン】

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翔陽のエースセンター花形。花道に「メガネ」と言われ、インターハイ出場を目指す湘北を最後まで苦しめた張本人です。フェイダウェイやピポットが得意で、柔のセンターとしての立場を確立させましたね。

さて、そんな花形のモデルはというと、NBA最高のセンターの1人と言われるアキームオラジュワンです。

オラジュワンの必殺技は「ドリームシェイク」と呼ばれるピポットプレイ。ゴール下で何人もの巨大なセンターを交わす姿に見とれたファンは数多くいたことでしょう。

見た目が似ていないのがまたおもしろいところです。

11、神宗一郎【レジーミラー】

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作中の3P成功率100%である神のモデルは、NBA屈指の3Pシューターであるレジーミラーが有力。

・入りだしたら止まらない3P
・似過ぎているシュートフォーム
・体の線が細い

神は「入りだしたら止まらないタイプ」と自分のことを表しており、ミラーも「ミラータイム」と呼ばれるくらい入りだしたら止まらない男。

『スラムダンク』コミックス完全版11の表紙は神が飾っているのですが、シュートフォームを見ればレジーミラーを思い出す人は多いはず。3P以外特筆すべき能力がないのも、モデルと言われる所以でしょう。

12、沢北栄治【アンファニーハーダウェイ】

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ジョーダンの後継者と言われていた、オーランド・マジック所属のアンファニーハーダウェイ。髪型やプレイスタイルから沢北のモデルとの声が多く、有力です。

ハーダウェイは、メジャーリーグを目指して一旦NBAを離れ、その後復帰したジョーダンに勝利したことで非常に有名です。

ジョーダンは流川のモデル。湘北対山王では、沢北が流川を完膚なきまでに倒し、読者に絶望を与えました…。名実ともに「ペニー」ことアンファニーハーダウェイがモデルというのは納得でしょう。

まとめ

モデルとして様々な選手が噂されている中、容姿、プレイスタイル、経歴を踏まえ、最も有力な選手をピックアップしました。

マークプライスとケビンジョンソンは1歳の差で、チーム内でスタメンを争いました。作中の三井と宮城の関係に似ているものがあります。このような背景を頭に入れた上で『スラムダンク』を読むと、また違ったおもしろさが見えてきますね。

『スラムダンク』を読む前に、モデルとして有力な選手を調べてみてはいかがでしょうか？