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『ドロ刑』は、「警察と泥棒」という異色のコンビが数々の窃盗事件を解決していくミステリー漫画です。
今回は、作品のネタバレあらすじやキャラクター、物語の見どころをまとめていきます!
漫画『ドロ刑』ってどんな作品?
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『ドロ刑』の概要
刑事部捜査三課に配属された「斑目勉」と謎めいた男「ハルト」が数々の窃盗事件に挑むミステリー・アクション漫画『ドロ刑』。
「週刊ヤングジャンプ」で2018年1月から連載が開始してから、9か月という速さでテレビドラマ化された人気作です。
今回は、原作である漫画版について詳しくネタバレ紹介します。
テレビドラマ版では…
ドラマ版では、斑目役をSexy Zoneの中島健人さん、稀代の大泥棒「煙烏(けむりがらす)」役を遠藤憲一さんが演じています。
大まかなあらすじは同じですが、オリジナルキャラクターが多数登場すること、ドラマ最終回の時点で漫画版はまだ連載中であったことから、細かい部分や結末は異なる作品となっています。
警察vs窃盗犯
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発生件数No.1の犯罪
日本で一番多い犯罪事件が、「窃盗」です。
30秒に1回発生していると言われており、ある意味「誰でも巻き込まれうる身近な犯罪」ともいえる窃盗事件。
多種多様な手口があり累犯も多いことから、一人で数十件・数百件の盗みを繰り返す者もいます。
本作ではそんな窃盗犯たちと日々戦っている捜査三課、通称“ドロ刑”の活躍を描いています。
“盗られたものは捕り戻す”
殺人・強盗などの凶悪犯罪を捜査する一課、詐欺・横領などの知能犯罪を捜査する二課に比べて地味な印象がある三課。
しかし、前述したように「身近な犯罪」である窃盗を徹底的に捜査し捉えどころのない犯人たちを炙り出すドロ刑は、社会において必要不可欠な存在です。
漫画『ドロ刑』では、ドラマや映画ではあまり描かれることのない三課の捜査方法や防犯の知識を得ることもできます。
漫画『ドロ刑』のネタバレあらすじ
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ネタバレあらすじ①斑目が追う泥棒
小さな窃盗事件の捜査ばかりを担当し、いつしか仕事への情熱を失ってしまったドロ刑の新米刑事・斑目勉。そんな斑目がやさぐれた日々を送る中、とある連続窃盗事件の犯人・煙烏の捜査を行うことになります。
煙烏の特徴は、手口や侵入経路など一切の痕跡を残さず高価な宝石のみを盗んでいき、唯一「現場に煙草の匂いのみを残していく」というもの。
警察への挑発ともとれる行為に煙烏逮捕と息巻く斑目ですが、あまりにも物的証拠が少なく捜査は難航していました。
ネタバレあらすじ②煙草の残り香
煙烏を探す日々を送る斑目は、ある日別件で立ち寄ったバーの中で「煙烏のものと同じ煙草の残り香」がすることに気が付きます。
煙草を吸っていた男性を店の外まで追いかけ、正体を確かめようとする斑目。
しかし匂いだけで煙烏だと断定することはできず、男性は隙をついて行方をくらませてしまいます。
ネタバレあらすじ③謎の男・ハルト
バーのマスターが盗品を持っていることが分かり刑事たちが騒然とするのを尻目に、逃げ出した男性は斑目の懐から抜き取った名刺を手に微笑みを浮かべていました。
巧妙な盗みの技術をもつ男性・ハルトはこの件で斑目に興味を抱いた様子で、窃盗事件に立ち向かう斑目の前にたびたび現れては捜査のアドバイスをするようになります。
ハルトは煙烏本人なのか、それとも異なる人物なのか。
刑事と泥棒(仮)という奇妙なコンビが数々の窃盗事件を解決に導いていきます。