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『ブラック・ラグーン』には数多くのアウトローが登場しますが、今回はその中でも「作中最強」との呼び声高いキャラクター「ロベルタ」についてまとめてみました。ロベルタが登場するストーリーや、その強さを表すエピソードなどもご紹介しますので、ぜひあわせてご覧ください!
『ブラック・ラグーン』とは?
架空の街が舞台のクライムアクション漫画
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広江礼威さんによる漫画『ブラック・ラグーン』は「月刊サンデーGENE-X」で連載されており、アニメやノベライズ作品も発表されています。舞台はあらゆる犯罪や暴力が蔓延る架空の街“ロアナプラ”。マフィアを始めとする、いわゆる「裏社会」の人間たちが集い昼夜殺し合いが行われているこの犯罪都市で巻き起こる出来事を中心に、人間ドラマが描かれていきます。
『ブラック・ラグーン』のあらすじ
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日本でサラリーマンをしていた「岡島緑郎」が、機密ディスクの移送中に“ラグーン商会”と名乗る海賊に拉致されてしまうところから物語は始まります。あっさりと会社から見捨てられ、さらにディスク奪還のため送り込まれた傭兵との戦闘に巻き込まれてしまう緑郎。機転をきかせラグーン商会のメンバーと共に窮地を乗り越えたことをきっかけに、緑郎は「ロック」と名乗りロアナプラで生きることを決意するのでした。
物語の見どころ
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『ブラック・ラグーン』はいくつかのまとまったエピソードで構成されており、それぞれ繋がり合っている部分もあります。マフィアどうしの血なまぐさい勢力争いからコメディ調のものまで様々なテーマが描かれていますが、共通しているのはスラングを交えた軽快な台詞まわしや容赦のない暴力描写です。まるで洋画を見ているようなストーリー展開は『ブラックラグーン』の魅力のひとつとなっています。
ロベルタってどんなキャラ?
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ここからは、『ブラック・ラグーン』に登場するキャラクター「ロベルタ」について詳しく見ていきましょう。まずはその外見ですが、丸眼鏡に三つ編み、メイド服に身を包み丁寧な言葉づかいで喋るその姿は、一見「淑やかでか弱いメイド」といった印象を周囲に与えています。しかし、実は「作中最強候補」とも言われるほどの隠れた戦闘能力を持っていることがだんだんと明らかになっていくのです。
ロベルタの初登場はいつ?
ロベルタの初登場エピソードはコミックス1巻収録の「Rasta Blasta」です。なりゆきで南米の名家「ラブレス家」の11代目当主の息子「ガルシア」を誘拐してしまったラグーン商会の一行。ラブレス家に仕えるメイドであるロベルタはガルシアを取り戻すため単身ロアナプラに乗り込み、その見た目からは想像もできないような大立ち回りを演じることになります。
ロアナプラでの一夜
ロアナプラに到着したロベルタは、ガルシアの居場所を突き止めるため街をさまよい聞き込みをします。その結果たどり着いたのは、アウトローたちが集う酒場“イエローフラッグ”です。酒場にいたマフィアたちはロアナプラに似つかわしくない出で立ちのメイドを小馬鹿にしますが、ロベルタは散弾銃を仕込んだ防弾傘や小型機関銃を振りかざしマフィアたちを圧倒。そしてガルシアを連れたラグーン商会に標的を変えます。
ロベルタのもう一つの顔
本名「ロザリタ・チスネロス」。平和な未来を築くという信念を胸に抱きコロンビア革命軍に所属したロザリタは、ゲリラ兵として数多の戦場を駆け抜け破壊活動や戦闘を行ってきました。しかし、やがて麻薬カルテルと手を結んだ革命軍に失望したロザリタは軍を抜け、テロリストとして国際指名手配犯となってしまいます。
ラブレス家への忠誠
逃亡中にロザリタを匿ったのは、亡き父の親友だったガルシアの父でした。このことによりガルシアとその父に絶対的な忠誠を誓ったロザリタは「ロベルタ」と名を変え、メイドとして尽くすようになります。ガルシアはロアナプラでの一件によりロベルタ凶悪な一面を知ってしまいますが、過去に別れを告げ新たな道を踏み出そうとする意思を尊重し、ロザリタではなく「ロベルタ」として再び彼女を迎え入れるのでした。