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漫画、『PEACE MAKER』は第一部『新撰組異聞PEACE MAKER』として1999年より連載を開始。第二部『PEACE MAKER-鐡-』に続く大人気作品としてシリーズ600万部を突破した。
『ピスメ』の愛称で知られる今作品は日本史実で人気の新選組を題材にしていることもあり、連載開始より20年ほど経つ今でも読者愛に押され今回は待望の映画化まで果たした。
今回は是非、劇場版『PEACE MAKER-鐡-』を楽しんでもらえるように漫画・アニメ映画の魅力についてまとめてみた。

【３分でわかる】PEACE MAKER-鐡-とは【まとめ・ネタバレ】

・元治元年（1864年）、 主人公：市村鉄之助（いちむら　てつのすけ）は新選組の門を叩く
・殺された両親の仇をなすため、兄：市村辰之助（いちむら　たつのすけ）が反対する中、沖田総司（おきた　そうじ）の計らいで新選組に入隊。
・好奇心旺盛で怖いもの知らずの少年は土方歳三（ひじかた　としぞう）の小姓に任命される。
・小姓として入隊を許可された鉄之助だが小姓としてダメダメで山崎烝（やまざき　すすむ）の怒りを買う
・烝は新撰組監察方。主に間者として敵の詮索を行うが、鉄之助との馬が合わない
・しかし烝の任務が原因で烝の姉：歩（あゆむ）が死することがきっかけで、鉄之助と友人として関係を確立する。
・こうして新選組の面々と仲を深めていく鉄之助はある日、北村鈴（きたむら　すず）と出会う
・鈴と喧嘩をしつつも仲良くなる鉄之助だが、彼は吉田稔麿（よしだ　としまろ）の小姓であった
・吉田稔麿といえば新撰組に仇なす尊皇攘夷派の長州藩士であり、数々の放火騒動を起こしている
・鈴と一時会えなくなる鉄之助だが、花街島原の禿・沙夜（さよ）とは甘い恋心を実らせていた
・そんな中、新選組内部では土方と山南敬助（やまなみ　けいすけ）の確執が起き、沖田も病魔に冒される
・様々な思いが交差する中、新選組は一躍有名となる池田屋事変へと突入
・池田屋事変で吉田を失う鈴は鉄之助を酷く憎み、復讐に生きるようになる

出展 : Twitter 「PEACE MAKER 鐵」公式 @pmkurogane

・池田屋事変から三ヶ月。藤堂平助（とうどう　へいすけ）は、新撰組の新幹部として旧知の伊東（いとう）を推薦。
・そんな中、市村兄弟と知り合った坂本龍馬は市村龍之助（いちむら　りゅうのすけ）の息子だと気付く
・市村兄弟は新撰組にいるべき人間ではない、自分と一緒に来て日本を立て直そうと誘うが辰之助は断る
・同じ顔（父親）とは逆の言葉が出てると気を落とす龍馬だが諦めきれない。
・そんな中、山南は鉄之助を連れ立ってよく恋人である明里のいる置屋に来ていた。
・明里の付き人をしているのが沙夜だからだ。仲良さげな鉄之助と沙夜に微笑む二人。
・裏の顔は忍である明里（あけさと）は山南といつか本当の恋を実らせることを夢見るが、現れたのは鈴
・北村鈴は豪商「大和屋」の養子になり、主人を殺した後、鈴は大和屋を乗っ取っていた
・伊東は山南に近付き、土方とソリが合わない山南を気遣う、伊東は新選組の乗っ取りを考えていた
・隊を抜けるために脱走する山南。愛する忍び明里を心から愛していたが、見つかれば切腹
・結局は隊に戻される山南だったが、切腹をすると自ら申し出る
・事件に一役買っていた鈴はひたすら鉄之助が苦汁を舐めるのをせせら笑う
・そんな中、烝は隊医を目指す。藤堂平助は山南の死のショックから立ち直れず、総司は結核だ…
・山南の死が起因となり、新撰組は分離
・藤堂平助・斎藤一（さいとう　はじめ）ら古株までもが伊東と共に孝明天皇御陵衛士になる。
・斎藤を責める鉄之助に、斎藤は今は選択の時なのだと言う
・そして龍馬は鉄之助の前に現れ自分達と来るよう説得する
・しかし、鉄之助を連れて行こうとする龍馬の存在を邪魔に思った鈴は鉄之助に化けて龍馬を暗殺
・そんな中、伊東による近藤暗殺計画も露見。仲違いの戦いの末、藤堂も亡くなる
・こうして新撰組は油小路事件を経て大きな傷を負いながらも徳川慶喜に忠義を尽くす覚悟を決めようとしていた・・・