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2019年秋アニメ『慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』の主人公・竜宮院聖哉をピックアップ!
女神さえ魅了するイケメン、難易度Sの世界救済の切り札となる才能の持ち主ながら、慎重かつ傍若無人で変人すぎる彼の魅力に迫ります!
竜宮院聖哉(りゅうぐういん せいや)キャラクター概要
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『慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』に登場する男性キャラクターで、本作の主人公。
黒髪で鋭い目付きのイケメン、180cmを超える高身長、筋肉質の細マッチョと死角なしの容姿をしています。
難易度Sと極めて救済が困難な世界「ゲアブランデ」を担当することになった“リスタ”こと女神リスタルテによって、勇者として統一神界に召喚された青年。
その期待に違わぬ才能を持った逸材で、初期ステータスの時点で非常に優秀ですが、驚異的な潜在能力と飲み込みの早さで更にメキメキと強くなっていき、修行相手となった剣神セルセウスを早々に追い抜くどころか彼に強烈なトラウマを受け付けました。
性格は概ね破綻しており、病的なまでのあり得ない慎重さが最大の特徴。
その一方で対人関係に対しては恐ろしく淡泊で、目上の相手に対しても全く口調を変えず、思ったことをそのまま口に出すため礼を失した発言が目立ちます。
口癖は「レディ・パーフェクトリー(準備は完全に整った)」「超いらん」など。
担当声優は梅原裕一郎(うめはら ゆういちろう)さん。
病的すぎる慎重さの実例
【#慎重勇者 ニコニコ生放送】
第1話「この勇者が傲慢すぎる」
この後25:00〜スタート💪💪#レディ・パーフェクトリー「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」1話上映会 / ニコ生視聴中 https://t.co/St7xvVvMQN #慎重勇者 pic.twitter.com/q6LBBbqkc5
— TVアニメ「慎重勇者」公式 (@shincho_yusha) October 9, 2019
『慎重勇者』というタイトルに偽りなく、聖哉は慎重な勇者です。
彼の慎重さは、超を10個付けても足りないほどのレベル。
ここにその実例を示します。
リスタによって召喚された聖哉ですが、まずリスタが本当に女神かどうかという点に疑問を持ち、ゲアブランデへの転移も拒否します。
初登場の時点で慎重です。
とはいえ、この件はそこまでおかしくはありません。
いきなり「世界を救って欲しくて召喚しました。一緒に冒険の旅に出ましょう」と言われても普通は戸惑いますし、むしろ異世界に召喚されてすぐに納得する他の主人公たちの方が変と言ってもいいくらいです。
ただ、彼の病気はここからです。
拒否ができないとわかると、今度は入念な準備を希望し、統一神界でひたすら筋トレをする日々を送ります。
冒険が始まる前から筋トレ三昧。
ゲームで例えるなら、フリーマップ等で散々レベル上げして、敵からの攻撃で一切ダメージを受けなくなってから出陣するような感じですね。
そこまでなら、まだそれなりに実在していそうな慎重人間ですが、彼の場合はしっかり仕上げてからも慎重な姿勢は一切崩しません。
ゲアブランデに到着した彼は、最弱モンスターのスライム相手に持ち得る最高のスキルで攻撃。
跡形もなく滅ぼしますが、それでも「まだ生きているかもしれない」と慎重になり、何度も何度も執拗に死体蹴りを繰り返します。
日本の武道には「残心」という概念があり、技を当てた後、敵を倒した後でも決して油断せず、気持ちが切れないようにする……という教えがありますが、それとは無関係に木っ端微塵となった敵へのオーバーキルを行うのです。
その慎重な姿勢は戦闘だけでなく、どんな人物と接する時にでも常に同じ。
視界に入るもの全てを疑い、常に何か裏がある、何かを隠し持っている、真の力を秘めている……と想定しています。
傍から見れば完全に被害妄想レベルであっても、彼に自分を疑うようなところは微塵もありません。
また、聖哉の慎重さの象徴としてステータスの偽装があげられます。
本作の世界では、他人のステータスを覗き見るスキルが存在していますが、聖哉は自分のステータスを偽装し、フェイクの数値を見せています。
更にはプロテクトまでかけているので、偽装を見破っても簡単には真の数値は見られません。
それでも、女神の意地でプロテクトを突破したリスタに対しては更なる警戒心を持ったらしく、強引にステータスを覗こうとすると数字が目を襲うというトラップまで仕掛ける始末。
味方のはずのリスタに対しても、決して油断はしません。
逆に、自分が敵のステータスを見る際にも決して額面通りには受け取らず、一見すると自分よりも力が下と思われる相手でも油断はしません。
「まだ変身を残している」「弱点のように見えるけど怪しい」など、あらゆる事象を疑い、そして奥の手を読もうとします。
過剰とも思える聖哉の慎重さですが、実は作中ではそれが奏功するケースも多々あります。
例えば、アンデッドがいるという教会を訪れた際には、初対面の神父にいきなり聖水をかける蛮行をしでかしましたが……実はその神父こそが人間に化けていたアンデッドで、早々に先手を打ったことでアッサリ倒すことができました。
最終的には教会にいた全員、ついでにリスタにも聖水をかけてアンデッドかどうかを試しており、最初から全員が疑念の対象だったようですが、たまたま最初に正解を引いたようです。
圧倒的な力を持ちながら、あまりにも慎重すぎる勇者・聖哉。
ただ、彼のその姿勢はどうやら、単に性格だけの問題ではないようです。