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21

May

カイジに登場するキャラクター達が放つ圧倒的名言集 #福本伸行

出典 : Amazon.co.jp

『カイジ』といえば、大金と破滅を賭けたギャンブルが生み出す、人間のリアルな心理描写が魅力の作品ですが、その中で、登場するキャラクター達はときに人生の参考となるような名言を残しています。
カイジのキャラクターたちが放つ言葉の数々には、作品を飛び越えて私たちの胸を強く打ちます。
今回はそんなカイジに登場するキャラクター達が残した名言を紹介していきたいと思います。

1.「金は命より重いっ・・・!」利根川

カイジに登場した最初のギャンブル、限定ジャンケンの回で、初登場した利根川
集められた債務者たちが理不尽なゲームに参加させられていることに不平不満を漏らしていた中で、この名言を残しています。
現代の世の中では、お金ほど力を持つ存在はないといえるでしょう。
「お金以外のものもある」という人はいますが、実際のところ、お金が前提となって世の中のほとんどのものが動いているため、この言葉は理不尽ながら、納得させられてしまいますね。

2.「命はもっと粗末に扱うべきなのだ・・・・!命は 生命は・・・・・・・・・・丁寧に扱いすぎると澱み腐る・・・・・!」 兵藤

Eカードで利根川と対戦したカイジ。
カイジの常識はずれな掛け金に対して、利根川が戸惑っていたところに、兵藤会長のこの言葉が放たれました。
命は大事にしようと人はいいますが、あまりにリスクを恐れて、何もしないでいると人生は一向に上向きになることはないでしょう。
また、カイジもダメダメな日常生活よりも、ギャンブルで命を貼っているときの方が、より生きているという感じがしますね。
兵藤会長の言葉は、乱暴なものが多いのですが、その中には人間の大切な部分を呼び起こしてくれる内容が含まれていることが多いです。
ノーリスクでは成功はつかめません。

3.「奇跡なんて望むな!「勝つ」ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!勝つべくして勝つ…!」 カイジ

帝愛保有の地下カジノで、パチンコ沼を攻略させるための方法を考え出しているとき出たカイジの言葉です。
偶然の勝利にすがろうとしていた坂崎に対して、勝つということはなんであるかを正確にとらえています。
世の中には成功したい人が山ほどいますが、そのうちどれだけの人が、勝つまでの道筋を具体的に思い描いているでしょうか。
夢を持つことは大切ですが、それをかなえるためのプロセスを描くことの大切さを、この言葉からおもいおこしてくれますね。

4.「本当にすまないという気持ちで胸がいっぱいならどこであれ土下座ができる。たとえそれが肉焦がし骨焼く鉄板の上でも・・・」 兵藤

消費者金融として成長してきた帝愛グループの会長兵藤ならではの名言といえるでしょう。
これまで借金を踏み倒そうとする人を何人も見てきた中で、形だけの謝罪を何度も見てきた会長。
しかし、その実、心から謝罪の気持ちでいっぱいという人はいませんでした。
その中で、編み出したのがこの焼土下座です。
本当に謝罪の気持ちがあるのであれば、身を傷つける行為でもやることができるという考えです。
よくテレビなどで形だけの生ぬるい謝罪会見を見ていると、この言葉の説得力が浮かび上がってきますよね。
謝罪というものの本質をとらえた兵藤会長にしか言えない台詞といえるでしょう。

まとめ

カイジには、人生を生きる上で参考になるような名言が数多く残されています。
作品を観た人の中でも、一つは心に残った言葉があるのではないでしょうか。
人間の根源的な部分、本質的な部分を捉えた名言たちが盛りだくさんの作品なので、見ていない方は、ぜひ一度見てみることをお勧めします。

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