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平成ライダーの世界観や設定は作品によってバラバラであることが基本。
そんな平成ライダーの中で唯一関係性が明言されている作品があります。それが第1作目の『仮面ライダークウガ』と第2作目の『仮面ライダーアギト』です。
今回はそんな2作品の関連性について振り返りつつ、2作品が関連性を持つことになった理由についてまとめました。

テレビシリーズからわかる2作品の関連性

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『仮面ライダークウガ』と『仮面ライダーアギト』の関連性は下記2つの要素から明らかになりました。

・劇中での仮面ライダーの扱い
・あらすじに登場する単語

それぞれについて以下の項目で解説します。

劇中における仮面ライダーの扱い

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2作品ともタイトルには仮面ライダーとありますが、どちらもテレビシリーズの中で仮面ライダーと呼ばれたことはありません。
『仮面ライダークウガ』においてクウガは「未確認生命体」と呼ばれ、敵の怪人と同じ扱いをされています。
『仮面ライダーアギト』に登場するアギト・ギルス・G3の3人の仮面ライダー。3人とも仮面ライダーと呼ばれたことはなく、それぞれ名前で呼ばれていました。
どちらの世界にも仮面ライダーという概念はなく、人間ではない異形の存在として扱われているのです。

『仮面ライダーアギト』のあらすじ

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『仮面ライダーアギト』のあらすじに登場する、とある単語からも2作品は関連性があることがわかります。以下が『仮面ライダーアギト』のあらすじです。

「未確認生命体」による事件が解決し、2年が経過。
沖縄県与那国島の海岸に謎のオーパーツが流れ着いた。オーパーツの漂着と同じ頃、日本各地で人間の仕業とは思えない連続殺人事件が発生。
殺害方法は2年前の「未確認生命体」による事件のものと酷似。警視庁は事件の犯人をアンノウンと名付け、未確認生命体対策班SAULに捜査を命じる。
アンノウンの登場によって交わることのなかった3人の仮面ライダー、アギト・ギルス・G3の運命が交差していく。

あらすじで注目してほしいのが「未確認生命体」という単語。これは『仮面ライダークウガ』においてクウガや敵の怪人に使用されていた名称です。
あらすじでは未確認生命体の事件が解決したとされていますが、クウガが事件解決へと導いたのではと考えられています。