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14

Aug

【彼方のアストラ】天然少女・アリエスの魅力と秘密についてまとめてみた

アリエスの真実(重大なネタバレ有り)

https://twitter.com/astra_anime/status/1146471162978979840

『彼方のアストラ』は宇宙を舞台にしたSF冒険ストーリーですが、同時にミステリー要素が多分に含まれている作品であり、この部分が高い評価を得たことで終盤に人気が急上昇し、アニメ化まで果たしました。
各キャラクターに関しても、全5巻の作品とは思えないほど設定が凝っていて、その背景や生い立ちに関する掘り下げが行われています。
メインヒロインであるアリエスも当然、例外ではありません。

9人が宇宙空間へと跳ばされた遭難事故は、決して偶然のものではありません。
仕組まれたものでした。

惑星内から突然宇宙空間へ投げ出されれば、普通なら即死です。
謎の球体によって強制転移させられる寸前、カナタがヘルメットをするよう指示したことでそれを免れたに過ぎず、この事故は9人を宇宙空間で殺害するための目論みでした。

何故、彼らは命を狙われたのか。
それは彼ら9人全員がクローンだったからです。

その多くが親のクローンで、親がいずれ自分の肉体とするための自分のクローンだったのです。
ある親は自分の果たせなかった夢にもう一度挑戦するため、ある親は若返りのため、クローンを自分の子供として育てていました。

よって、彼らはみんな親に愛されていませんでした。
子供ではなく自分自身のクローンなのですから、親子の愛情や絆などあるはずがありません。

クローンの開発は法律で禁じられています。
そのため、彼らはクローン体である9人をまとめて宇宙空間で抹殺し、手がかりとなる細胞一つ遺さず闇に葬ろうとしていたのです。

しかし唯一、この件について知らされていない親がいました。
アリエスの母親です。
彼女だけが唯一、遭難事故に遭った娘を本気で心配し、捜索延長を訴え、涙を流していました。

アリエスの正体は、世界で唯一王族・貴族が存在するヴィクシア王政地区の王女セイラ(SEILA)のクローンで、その名前を反転させALIES=アリエスと名付けられたのです。
彼女の母親は実の親ではありませんが、それでも娘に対し愛情をもって接していたようで、その愛はアリエスにもしっかり伝わっていました。

そして、彼女は旅路の果てに重大な問題に遭遇します。

あれだけ過酷な旅だったにもかかわらず、最終的に体重が2kg増加してしまいました。
ある意味では、この事実が最も彼女の本質を示しているかもしれません。

まとめ

天然少女のようで、物事の本質をつくような言動が多いアリエスは、『彼方のアストラ』に欠かすことのできないキャラですよね!
水瀬さんの声によって一層ヒロイン感が増しているアニメ版は更に可愛さ倍増です!
主人公的な役割も担っていますが、やっぱりカナタに恋するメインヒロインとしての描写の方が、彼女の魅力を引き立てている気がします。

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