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13

Jul

【ロード・エルメロイII世の事件簿】ルヴィアが本作のヒロインって本当!?

まさかのヒロイン枠?

出典 : Amazon.co.jp

case.剥離城アドラにおけるルヴィアは、完全な敵ポジションです。

ただし、敵とはいえ犯人側の人間ではありません。
ミステリーにおけるライバル探偵もしくは刑事の役割を担っています。
『名探偵コナン』で例えるなら、ルヴィアは怪盗キッドではなく服部平次の役所ですね。

当初はエルメロイII世を毛嫌いしていましたが、これはグレイが部屋を間違えたことで2人揃って部屋に無断で入って来た上、ネグリジェ姿を見られてしまったことも少なからず影響しているのかもしれません。
ただそれ以上に、魔術への理解が深すぎるゆえ「魔術の破壊者」である彼の魔術師としての在り方に関しても嫌悪感を抱いているようで、傭兵のフリューに殺害を依頼するほど冷然とした姿勢を示します。

その後、ルヴィアは宝石魔術によって剥離城アドラを乗っ取り、犯人を炙り出そうと試みます。
しかし城の防衛機構が働き、逆に苦境に立たされてしまいました。

幸いにもエルメロイII世の助力で助けられ事なきを得たルヴィアは、彼への認識の一部を改め、助力の際に自分の魔術回路に接続されたことを理由に、彼を自分の指導役(チューター)役に指名
この件を契機に協力関係を築きます。

本作はルヴィアが凛とライバル関係になる前の物語なので、彼女とエルメロイII世が恋仲になることはありません。
ただ、上記のような「主人公にあられもない姿を見られる」「最初は主人公を嫌っていたが助けられ態度を改める」「何かと理由を付けて距離を縮めようとする」という部分だけを切り取ってみると、確かにかなりヒロインっぽいですよね。
元々彼女は、魔術師としてあまりにも王道かつ清廉なため、却って魔術師らしくない……と言われるほど真っ直ぐな魔術師で、その潔さにはヒロインとしての格も十分に備わっています。

case.剥離城アドラ以降、全ての事件に深く関与してくる訳ではありませんが、助手ポジションのグレイが狂言回しの役割を担っていることもあり、相対的にもルヴィアがヒロインのような立ち位置になっており、「ライバル兼ヒロイン」の枠に収まっていると言われれば否定はできません。
ただし繰り返しますが、恋愛面におけるヒロインではありません。

まとめ

プリヤのイメージがあまりにも強いので、この『ロード・エルメロイII世の事件簿』のルヴィアには驚いた人がかなり多いと思われます。
彼女の有能さが描かれる初めての作品と言っても過言じゃないので、ルヴィアファンにとってこの作品はバイブル級の貴重さです!

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