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Jul

【Dr.STONE】を徹底解説!伏線・ネタバレをまとめてみた!【2019夏アニメ】

ネタバレ・伏線・各陣営を徹底解説
伏線1【ドクターストーン とは?】

出典 : Amazon.co.jp

4話にて石鹸を作り出した千空は「病気=ゲームオーバーのこの世界じゃ、バイ菌浄化するこの小せぇ塊が医者がわりの命の石、Dr.ストーンだ」と呼んでいる。

変わって15話では、石化解除時に起こる修復力(多少の細かい傷やヒビなどは石化が解ける際、縫い目のように継ぎ接ぎ治癒される。それは外的損傷ばかりではなく、脳死状態の人間であっても治癒してしまうほどの修復能力を持つ)で千空は絶体絶命の危機を乗り越え、これに対して大樹が「石化のせいで苦労しているのに、石化のおかげで治るとは、まさにDr.STONEじゃないか」と言っている。

そこで千空は考える。
それまでは「石化」を「何かの攻撃」だと考えていた。
しかし実際は石化が溶けるとあらゆる部分が修復され正常化する。
ーーー本当にこれは「攻撃」なのか?と。

未だ全人類が石化した理由は明らかになっていない。しかし千空の考察や「Dr.STONE」という題名から考えて「石化」は「何かの救い」だったことが予想される。ちなみに、石化の影響を受けたのは「ツバメ」と「人間」だけであり、その他の動植物はなんの影響も受けていないことから、「対象の特定」もあったと考えられる。

伏線2【奇跡の水】とは?

復活液の原料となる水のこと。洞穴に住まうコウモリの糞から生まれた「硝酸」に天然ブドウから作ったワイン、つまり「アルコール」を混合することで石化を解く「復活液」を作れる。アルコールはまだしも、硝酸を作るのは容易ではない。つまり硝酸が自然の摂理で作り出される洞穴はまさに奇跡なのだ。

この奇跡の水は洞穴ごと序盤から司に占拠されていたが、この洞穴を取り戻すことがイコールで、司帝国軍の戦力増強を止め(人員を増やさせない)、千空率いる科学王国が無血開城に持ち込める手段なのである。

奇跡の水の正体はすでに硝酸だと明らかになっているが、未だ石化の謎が解けていない以上、硝酸+アルコール→腐食液(ナイタール)だから石化が解けた、と単純な説明はつけられない。石化の理由が証明されて初めて、なぜ「腐食液」が通じたかの、なぜ石化解除時に治癒能力が発生するのかの道理も成立すると考えられる。実際に、千空・大樹に関しては硝酸と「脳の活動を3700年間止めることがなかった」というカロリー消費の下、石化を解いている。カロリー消費とアルコールが同等であると結びつけるのは少々無理があるのだ。

伏線3【科学文明でまず欲しいもの】

先でも述べたが、石器時代で石鹸はまさに命の石。
そんな石鹸を作り出す「炭酸カルシウム」こそ、千空は科学文明で一番重要なものだと説く。
その理由は

①農業:石灰で水素イオンをブチ飛ばし土のレベルをアップさせる
②砂と混ぜて燃やせばモルタルになる(モルタルとはセメントの子供のようなもの。かまどや家の材料として使える)
③石鹸
④は………明かされていない。

この「炭酸カルシウム」の活用方法を説明している際、司はまだ仲間として千空のそばにいた。そしてこの炭酸カルシウムの素晴らしさを説いている時点で、千空は「司の前で語ってはいけない」と悟り、4つ目を話していないのだ。

ネタバレとなるが、科学帝国と司帝国の最終決戦にて、千空は石鹸+硫酸+硝酸を合わせてニトログリセリンを作り上げている。ニトログリセリンは火薬の100倍以上の力を持つダイナマイトとなり、これが司帝国を屈服させる大きな力となったがーーーはたして千空が隠していた「炭酸カルシウム」の秘密の4つ目が、ニトログリセリンの材料ということであったのかは定かではない。石鹸を「Dr.STONE」と例えるあたり、まだ「炭酸カルシウム」には伏線として隠された秘密が残っていると思われる。

ネタバレ1【原住民とは?村巫女ルリが知る真実とは?】

出典 : Amazon.co.jp

千空が「科学王国」の土台としたのは原住民の小さな村
コハクという少女に出会い、彼女の姉:ルリを科学の万能薬:サルファ剤を用いて肺炎から救った千空は村人から大きな支持を得ることになる。こうして千空は科学王国の基盤を得るのだがーーー千空にはわからないことがあった。そもそもこの「石の世界」に原住民が存在すること自体がおかしい。復活者ではない彼らは一体何者なのか?自分たちよりも遥か先に復活した者たちの子孫なのか…?
村巫女であるルリが語った真実、それはーーーその村「石神村」千空の父親が築いた村であった。

千空の父:百夜(びゃくや)は人類が石化する3日前、宇宙飛行士として6人の仲間と宇宙ステーションにいた。そして地球の外から地球で起きた石化事件を目の当たりにし、地上に戻って人類を救う手立てを探したのだ。70億人を救うという夢を抱きながら、人類最後の6人で村を築き、夢を遂げることなく生涯を終えていたのだ…。

千空と血の繋がりはない(理由は不明)百夜だが、親子としての絆は強く結ばれている。「きっとこの現状を復活した千空がどうにかしてくれる」百夜はそんな確信を胸に、村に「百物語」と称した生活していくための知恵と千空へのメッセージ、そして1枚の「レコーダー」を残したのだった。

百夜から与えられた大いなるヒント。それは宇宙から見ていた彼らだからわかる、石化光線の発生源は地球の裏側であるということ。この伏線はのちに、司帝国との戦いを終えた科学王国が世界航路編へと進む大きなきっかけとなる。

ネタバレ2・陣営関係【科学王国(石神村)の内情とは?一枚岩では行かない小さな世界】

上記で述べたように、千空は石神村を基盤に科学王国を作ったが、その内情は様々であり、簡単に千空の仲間となった訳ではない。ルリ救出に加え、各村民にどのような千空の「科学」という誘惑があったのかも踏まえ、科学王国の勢力関係を読み解く(村民は老人・子供も合わせて40人である)。

コハク
生き残りの何世代目かの少女。とある正義感から司と一戦交えたが、力量は歴然。罠に捕まっていたところを千空に助けられる。これにより千空に好意を抱いて村に招いてくれる。千空の妖術(科学)が姉:ルリの病気を治し得るものだと知り、最初から協力的である。声優は沼倉愛美(ぬまくらまなみ)。

ルリ
コハクの姉で村巫女。百夜たち人類最後の6人が作った百物語を伝承する巫女であり、病弱。村で行われる御前試合で婿が決まり、その婿が次の村長となる。クロムに淡い恋心を抱いている。声優は上田麗奈(うえだれいな)。

クロム
ルリの病気を治そうとする村の妖術使い。千空と出会い、科学使いと名乗るようになる。ルリの病気を治そうとする心優しい少年で、探究心が強く、千空とはよき科学コンビ。ルリの薬を作るために惜しみなく力を貸してくれる。声優は佐藤元(さとうげん)。

金狼
村の門番で銀狼の兄。生真面目で武術にも長けているが、ボヤボヤ病(ド近眼)が密かな悩み。黄金の槍を千空に貰いちょっと心が揺らいだが、買収はされない。村長を決める御前試合にて、勝者に与えられる「酒」がルリの薬に必要であると聞かされ、「姉者の命を救いたい」というコハクのために御前試合で勇姿を見せる。千空寄りというよりはコハク寄りの味方。声優は前野智昭(まえのともあき)。

スイカ
村の小さな女の子でボヤボヤ病。ド近眼で、みんなの顔をよく見ようと眉を寄せて変な顔になってしまう。このためいつもスイカの被り物をしている。千空に友好的で素材集めなどを手伝ってくれる明るく素直な子。千空がメガネを作ってくれたことから視界が晴れ、感謝している。声優は高橋花林(たかはしかりん)。

マグマ
村長の座を得るため御前試合での優勝を狙う男。お転婆なコハクと互角な武力を持っており、村の男では一番強い。ルリとの結婚よりも村長の座を狙い、ルリは早く死ねばいいと思っているマグマをコハクはよく思っていない。マグマはマグマで、邪魔立てするコハク陣営を快く思わない。千空が御前試合で優勝したことから千空をよくは思っていなかったが最近では悪友のような関係性。

その他の村民
部外者の千空を快く思っていなかったが、御前試合でまさかの千空が優勝。さらにルリの病気を治し、科学で生活をよくしてくれることから千空を長として受け入れている(千空は早々とルリと離婚しているので長のつもりはなさそうだが)。

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