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Jun
【アカギ】アニメ版『アカギ』の魅力まとめ【原作完結】
時代の雰囲気を盛り上げるOP
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『アカギ』の時代設定は戦後から10年ほど経過した昭和30年前後。戦後の復興を終えた独特の雰囲気が作品の間に流れています。その雰囲気をわかりやすく盛り上げているのがOP映像とテーマソングです。
『アカギ』のOPテーマソングはフォークデュオ「古井戸」の「何とかなれ」 この曲は1972年にリリースされたアルバに収録されてある曲です。ムーディな曲調と歌声が『アカギ』の時代設定とマッチしており、哀愁ただよう混沌とした世界観を盛り上げてくれます。
アニメ『アカギ』を視聴する際は毎回、OPを欠かさず見ることで世界観に入り込みやすくなるでしょう。ちなみにEDテーマソングは雰囲気をガラッと変えて熱い歌声が特徴の「マキシマムザホルモン」が担当しています。
アニメ『アカギ』は原作の鷲図麻雀前半までを映像化
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アニメ『アカギ』は主に原作の4つのパートを映像化されました。ここでは各パートごとに分けて、それぞれの魅力を解説していきます。
VS竜崎・矢木
主人公「赤木しげる」と借金男・南郷と悪徳刑事・安岡の出会いが描かれたストーリー。赤木が麻雀を覚えるキッカケとなった話でもあります。
対戦相手は南郷の相手をしていたヤクザ・竜崎。そして竜崎の代打ちとして後に現れる矢木です。赤木が初心者ながらに即座に麻雀というゲームの本質を見抜く演出が見どころ。その天才ぶりが垣間見えるストーリーです。
『アカギ』での名ゼリフもこのパートでいくつも誕生しています。
VS市川
竜崎・矢木との戦いの後、彼らが所属している「川田組」の新たな代打ち・市川との勝負が描かれたストーリー。市川は盲目ながらも、竜崎・矢木とは段違いの実力を持っています。それでいてリスクのある誘いには乗らない堅実な打ち筋が特徴。
そんな市川の質実剛健な戦いぶりを赤木がどのように看破するのか。二人の一進一退の駆け引きが魅力となっている回です。
VS浦部
市川との戦いから数年後、行方をくらましていた赤木が、かつての敵「川田組」から麻雀の代打ちを頼まれるストーリー。赤木の相手となるのは「藤沢組」の代打ち・浦部です。
浦部は一見、ひょうひょうとした立ち振る舞いでつかみどころのない雰囲気。ただし、本当の実力は腹のうちに隠しており、川田組にたいして策略を仕掛けてきます。赤木になりすまして川田組の代打ちをしていた「ニセアカギ」が登場するのも注目です。
VS鷲図
原作の大半を占める長年にわたって描かれた鷲図編。アニメでは前半部まで映像されました。赤木は通常の麻雀ではなく、ガラスでできた特殊な牌を使った「鷲図麻雀」での勝負を繰り広げることとなります。
見どころは文字通り「命がけの戦い」。赤木は麻雀でマイナスになった場合、金銭の代わりに自分の血液を抜かれるという変則ルールが適用されます。たった1局で命を落とす可能性もあるなか、赤木がどのように鷲図を看破するのか。緊迫のやり取りが魅力です。
まとめ
今回はアニメ『アカギ』の魅力についてまとめてみました。主人公「赤木しげる」をはじめ、狂気に満ちた魅力的なキャラクターが登場するのが『アカギ』の特徴です。いまだ映像化されていない完結編までの再アニメ化を期待しておきましょう!