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Jun

【青ブタ】双葉理央が主人公LOVE勢じゃないのに人気の理由を徹底検証! #青ブタ

「主人公の相棒感」「主人公以外に片想い」が人気の秘密?

出典 : Amazon.co.jp

双葉の人気を支えている要素は多数ありますが、その中でも特に強い求心力になっているのが「主人公の相棒感」と「主人公以外に片想い」の2点です。

双葉がメインとなるエピソードは2019年6月現在「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」のみですが、それ以外のエピソードでも彼女は重要な役割を担っています。
思春期症候群の解説役として、そして咲太の相談相手として、ほとんどのエピソードで存在感を見せているのです。

思春期症候群は実態なきもの、単なる噂、都市伝説……という一般認識のため、有識者がほぼ皆無で前例の確認もままならず、自分やヒロインたちが思春期症候群に苦しめられても、咲太1人では手詰まりになってしまいます。
しかし双葉は麻衣の思春期症候群の症状(他者から認識されなくなる)を咲太から聞いて以降は思春期症候群の存在に肯定的で、科学知識を用いて(仮説ながら)解説まで行ってくれます。
そういう意味では、双葉は主人公LOVEではないものの、主人公の唯一の理解者と言えるのです。

この麻衣ですら立ち入ることのできない2人の関係が、読者・視聴者に「主人公の相棒」として強い印象を与えています。
お互い常に軽口を叩き合う気の置けない関係なのも、その印象をより強めていますね。

通常、主人公の相棒というと主人公に準ずるポジションのキャラが担うイメージが強いですが、ラブコメに関しては別。
ラブコメの場合、相棒感の強いキャラは同性の友人や年上のお姉さんなど主人公の恋愛対象からは外れたサブキャラであることが多く、メイン級の女性キャラが担うのは比較的珍しいです。
そのため、作中はもちろん他の作品のヒロインともあまり被っていない珍しいタイプのメインキャラとなっており、独自の魅力を持っています。

そして、彼女の最大の特徴は「恋人のいる主人公の友人に片想いしている」という点です。
これこそ相棒キャラ以上にサブキャラポジションっぽいですよね。
でも、その片想いこそが双葉のパーソナリティそのものと言えます。

外見、そして普段の言動からは頭が良く冷静でしっかり者という印象の双葉ですが、それはあくまで表面的な彼女。
本来の彼女は、両親の多忙により1人でいることが多かった影響か極度の寂しがり屋で、友達の咲太と国見がそれぞれ彼女持ちになったため孤立してしまうことを強く恐れ、およそ彼女のイメージとはかけ離れた行動に出ます。

SNSに匿名アカウントを作って、自分だと特定されない範囲のちょいエロな写真を投稿したのです。

それは、自分の体をいやらしい目で見られることに人一倍嫌悪感を抱いている双葉にとって、一種の自傷行為。
同時に「自分に関心を持って欲しい」「誰かに見つめられている状態でいたい」という心理の現れでもあり、その相反する2つの感情が「もう1人の自分の具現化」という思春期症候群の発症に繋がりました。

このように、双葉は決して強い人間ではなく、理性で歯止めが利かない部分も持ち合わせています。
だからこそ、彼女がいるとわかっているのに国見のことが諦められないでいるのでしょう。

ラブコメにおいて、主人公に片想いして玉砕するサブヒロインは沢山います。
その場合、主人公がメインヒロインと結ばれるのは読者視点でも確定しているので、どうしても悲壮感が前面に出てしまいます。
また、ドロドロ展開の元凶になったり、あまりにも諦めが悪いとしつこい印象を持たれてしまったりするため、どうしてもファンの幅が狭まってしまいがちです。(そういうヒロインが好きという勢力も決して少なくはないですが)

一方、双葉の場合は片想いの相手が主人公ではないので、彼女がいても最終的にくっつく可能性はゼロではありません。
主人公サイドの恋愛ではないので、ドロドロ展開の心配も無用。
そのため、読者の大半が素直に応援できる片想いなのです。

こういった事情も、双葉の人気の要因と言えるでしょう。

まとめ

アニメ化によって双葉の相棒感はますます強まった感じがしますね!
タイトルの「青春ブタ野郎」の名付け親でもある訳ですし、もっと掘り下げて欲しいキャラです。

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