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18

May

【転スラ検証まとめ】リムルは何故人気主人公になれたのか?

連続性カタルシス

出典 : Amazon.co.jp

なろう系主人公らしさを色濃く持つリムルは、周囲に認められることで得られるカタルシスや、どんどん強くなる高揚感を次々と読者・視聴者に提供します。
このカタルシスや高揚感を連続的に得られるのも、彼が人気主人公となった理由の1つです。

転スラは1人の敵や1つの勢力と長らく戦う物語ではありません。
矢継ぎ早に新たな勢力が現れ、その都度リムルは交渉や戦闘を行っていきます。

アニメ1期だけでも、ヴェルドラに始まり、ゴブリン勢、牙狼族、ドワーフ勢、人間の冒険者やシズ、大鬼族、リザードマン、オーク、ミリム、ガゼル国王、獣人族、魔人、シズの教え子たち、精霊族……と数多くの種族や勢力と接したリムルは、その数だけなんらかの形で成果を挙げ、自分を認めさせていきます。
これだけの数のカタルシスを怒涛の勢いで与えてくれる主人公とあって、リムルは支持されているのです。

また、覚えるスキルの膨大な数も、彼をより魅力的な主人公としています。

転スラの世界にはコモンスキル、ユニークスキル、エクストラスキル、アルティメットスキルという4種類のスキルがあり、それ以外にも魔法、固有スキル、神智核(マナス)などが存在しています。
リムルはそれらのスキルを序盤から満遍なく覚えていき、また「大賢者」や「捕食者」といったおなじみのスキルも途中でランクアップし、最終的には質も数も凄まじいものになります。
ゲーム最終盤の主人公パーティは大抵そんな感じになるので、ゲーム好きにとってはリムルのステータスを見るだけでも最強感を味わえるでしょう。

シズそっくりな外見も魅力

出典 : Amazon.co.jp

リムルを語る上で欠かせないのが、その見た目です。
もし彼がずっとスライムの体のままだったら、ここまでの人気作にはならなかったかもしれません。
人間態、しかも少女の外見を得たことが非常に大きな求心力に繋がったと思われます。

まず、単純に入り口を広げる役割を果たしています。

スライムの見た目は可愛いですしマスコット的な魅力がありますが、「やっぱり主人公は人間が良い」という人もかなり多いと思われます。
特にアニメに関しては、人間態リムルのビジュアルを放送前から前面に出しており、それによって視聴者層を狭めることなく、なろう系アニメ好きを中心に数多く惹き付けることができたのでしょう。
ニコニコ動画における転スラのアニメ第1話は110万再生を記録しており、近年では突出した数字になっています。

また、その外見がストーリーを経て得られたことにも大きな意味があります。

人間態リムルは、シズを取り込んだことで得た姿。
そのシズはリムル同様に日本から異世界へ転生し、心ならずもイフリートに憑依され、その力で仲良くなった少女と風狐を焼かれてしまい、失意のまま何十年も生き続け、最後にリムルと出会います。
そして自分にイフリートを憑依させたレオンを憎んだまま、その憎しみをリムルに託して逝きました。

これらのシズのエピソードが描かれてから長い年月が経ってからも、人間態リムルの見た目がシズと酷似している限り、読者・視聴者にはすぐにでも彼女と彼女の生き様を思い出せるのです。
その一握りの切なさが、リムルというキャラの魅力にも繋がっています。

まとめ

1期はリムル最強伝説の幕開けという感じで、2期になると更に彼の存在が異世界にとって凄まじいものになっていきます。
その一方で、1期ではほとんど見られなかった激しい怒りや落胆といった、人間らしい感情を見ることもできます。
転スラもリムルもアニメ2期からが本番です!

コメント

  1. ジョークG より:

    すいません、全て読ませて頂いたのですが、2ページ目のヴェルドラの説明の「ドラゴン」というところを「竜」に変えてほしいです。ノベルで本人が言及していたことなので…

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