それでもエミリアがメインヒロインである理由

出典 : Amazon.co.jp

アニメ1期ではメインヒロインとしての活躍があまりなかったエミリアですが、第四章以降が映像化されるアニメ2期では出番が増え、掘り下げも行われます。
メインヒロインとしてのエミリアの魅力が随所で発揮されることでしょう。

そしてもう1つ、彼女には嫉妬の魔女サテラとの深い関係性が示唆されており、これによってメインヒロインらしさがより増します。

作中でサテラと外見が似ているからと迫害されているエミリアですが、単にそれだけではなく、アニメ1期最終回で嫉妬の魔女が出した声がエミリアの担当声優である高橋李依さんに酷似している点が大きなポイントです。（この回で嫉妬の魔女はクレジットされなかったので断定はできませんが）

嫉妬の魔女は400年前に世界を滅亡寸前まで追い込んだ存在で、しかも現在は封印されているため、普通に考えればエミリア当人ではなく母親や複製体のオリジナルである可能性の方が高いでしょう。
ただ、もし担当声優が本当に同じならば、当人である可能性もゼロとは言えません。
本作は時空を越える能力（死に戻り）を扱っている作品なので、例えば「サテラとはエミリアが成長した姿で、彼女が時間を逆行して過去に行った存在」といった一見突飛な予想であっても一応は成り立ちます。

エミリアはペテルギウスから「魔女の器」と呼ばれており、 それを裏付けるように第四章では嫉妬の魔女がエミリアの肉体に憑依します。
また、「嫉妬の魔女」とはサテラが生み出した別人格であることも明らかになっています。
ならば、エミリアが自身の中で「嫉妬の魔女」を育んでおり、やがてそれが人格化する……としても矛盾はありません。

これはあくまでも予想であり、可能性の1つに過ぎませんが、もしエミリアがサテラ本人なら、彼女こそがスバルに死に戻りの能力を与えた張本人であり、「メインストーリーに絡む頻度が最も多いヒロイン」「物語のテーマを含んだ設定持ちのヒロイン」などが該当します。
こういった可能性がある以上、やはりエミリアはメインヒロインに相応しい存在と言えるでしょう。

まとめ

アニメ2期でレムの出番が激減することを危惧する人が少なからずいるようですが、第四章以降も抜群に面白い作品なので、ぜひ視聴を継続してください！
2期ではエミリアの出番が一気に増え、メインヒロインらしい存在になっていくので、そこにも注目です！