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May

【蜘蛛ですが、なにか?】蜘蛛子として親しまれる主人公「白」の魅力に迫る!!

念願の人型アラクネへの進化~管理者「白」

出典 : © 馬場翁・輝竜司 © かかし朝浩 © 伏瀬・みっつばー © 川上泰樹 : 蜘蛛ですが、なにか? | カドカワBOOKS

出来るだけ人間に近い姿を持つと思われるアラクネへの進化まで、あと一歩のところまできた蜘蛛子は、盗賊の襲撃を受け今にも殺されそうな貴族の母子に出会います。

その母子が、自分と同じ転生者である元クラスメイト「根岸 彰子(ねぎし しょうこ」が転生した存在である赤子「ソフィア・ケレン」とその母であることをスキル「鑑定」で知った蜘蛛子は、関わるのは面倒だと嘯きながらも、盗賊を撃退。

蜘蛛子は、関わりたくない、という心の声とは裏腹に、近くの林にマイホームを作り、ソフィアの動向をしばらく見守ることにしました。

やがて、回復魔法によって人を助けたことにより、周囲の人間から神聖視され始め、地上で束の間の安寧を手にした蜘蛛子。
ついに魂への浸食が功を奏し、生みの親のマザーを倒し、さらには魂の繋がりを利用して別個体のマザーにも浸食を開始しますが、それに気づいた蜘蛛の魔物の始祖「魔王アリエル」が襲来、蜘蛛子は瞬殺されてしまいます。

しかし、スキル不死と産卵によって疑似的な転生を成し遂げ死の危機を回避。

その後は、事前に産卵スキルで産み落とした卵へ転生したことで、生まれたばかりの子蜘蛛に戻ってしまった蜘蛛子は、著しく低くなってしまったステータスの強化を目標に、並列思考スキルで精神を分割した分体の助けや、さらなる産卵によって生み出した子供(配下)を使い狩りをして経験値を得ることによって、アリエルから隠れ潜む形で、元の強さを取り戻すことに執心します。

そうして力を取り戻した蜘蛛子は、ソフィアの様子を見るために元の場所へ戻ることにしました。

しかしそこでは、真言教と女神教、2つの宗教の対立によって引き起こされた戦争が始まっていました。

真言教に与するオウツ国は、エルロー大迷宮から脱出する際に砦を壊してしいった蜘蛛子を敵視しており、その蜘蛛子を神聖視する女神教を国教とするサリエーラ国(ソフィアいる国)が許せず戦争を仕掛けた、と表向きにはなっていましたが、実は元々オウツ国ではサリエーラ国に攻め込む理由を探しており、そこで丁度よく出現した蜘蛛子を大義名分としただけでした。

そのことに気づき、不愉快になったものの、介入はせず観戦を決めた蜘蛛子でしたが、オウツ国の国王が叫ぶ真言教の教義が、あまりにも管理者との会話で知った女神の意思とは違っていたことに憤慨し、戦争への介入を決意。

介入の結果、大量の人間を倒したことによって手に入った経験値で、ついに念願のアラクネへと進化を遂げるのでした。

(この後の展開はWeb版と書籍版で大きく異なります)

Web版では、アラクネになった蜘蛛子が地下遺跡を発見し、そこで発見したMAエネルギーを発見したことによって神化(Dや黒といった管理者側に存在が進化すること)を果たします。
その後、魂の浸食によって蜘蛛子の分体と融合したアリエルと和解、エルフの陰謀によって連れ去られそうになっていたソフィアを回収し、魔界へ旅立つといった展開。

書籍版では、アラクネになった蜘蛛子とアリエルが神化前に和解し、ソフィア回収まではほぼ同じで、魔界へ旅立ち、その旅の途中で神化します。

Web版、書籍版同様、管理者となった蜘蛛子は、世界の根源的エネルギーであるMAエネルギーの循環を司るシステム(かつて黒や女神が世界のために作り出した)のせいで、

• この世界の魂が崩壊寸前であること
• スキルによって枯渇寸前のMAエネルギーが無駄使いされていること

このような問題が起きていることを知りました。

もはや現行のシステムを破壊し、スキルに頼って魂も崩壊寸前である生き物たちの数を大幅に減らすしかないと、判断した蜘蛛子は、自らシステムの礎となった女神を解放したいアリエルとともに、世界中を巻き込んだ大戦争を画策することとなるのでした。

まとめ

今回は『蜘蛛ですが、なにか?』で主人公を務める蜘蛛子こと「白織」の活躍を中心にまとめてみました!

世界の真実を知ったために非情な一面が目立つ人外系主人公ですが、時折見せる優しさに読者も仲間も魅了されてしまうことでしょう。

Web版、書籍版と物語の展開が大きく違ってきているので、是非とも両方お読みください。
上から下まで真っ白なアルビノ風キャラクターがお好きな人にピッタリの主人公ですよ!

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