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May

【魔王様、リトライ!】なろうらしさ全開の異世界×魔王ファンタジー【2019夏アニメ】

数多くある他の『魔王もの』との違い

出典 : Amazon.co.jp

ラノベにおいて『魔王もの』は一大ジャンルを築いており、これまで数多くのヒット作を輩出しています。

その中でも特にアニメファンから受け入れられた作品は、和ヶ原聡司先生(著)×029先生(絵)の『はたらく魔王さま!』です。
2011年より刊行されているこの作品はシリーズ累計300万部を超える大ヒットを記録し、2013年春に放送された細田直人監督、WHITE FOX制作によるアニメも全6巻オール1万枚越えを果たしました。
2019年4月現在も原作、コミカライズ共に続いている長寿作品となっています。

喬林知先生(著)×松本テマリ先生(絵)の『まるマ』シリーズも大ヒットした魔王ものです。
2000年からスタートしたこのシリーズは、少女向けのライトノベルレーベルとして知られる角川ビーンズ文庫から刊行されている作品で、2004年から『今日からマ王!』のタイトルでアニメ化され、第3シリーズ(全117話)まで放送されるなど人気を博しました。

ネット小説の魔王ものと言えば、 橙乃ままれ先生(著)×toi8先生(絵)×水玉螢之丞先生(キャラクター原案)の『まおゆう魔王勇者』も有名ですね。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から発祥した珍しい作品で、書籍化されると一気にヒット作の仲間入りを果たし、2013年冬にはアニメも放送されました。

この他にも『新妹魔王の契約者』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』などのアニメ化作品、『魔王なあの娘と村人A』『魔王が家賃を払ってくれない』などのヒット作、『魔王様の街づくり! 』『魔王学院の不適合者』『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』など近年勢いをつけて来ている作品など、様々な魔王ものが生み出されています。
特に2010年代に入ってからは非常に多くの魔王ものが誕生している印象です。

魔王ものは大別すると「主人公やヒロインが魔王やその血縁」「ラスボスなどの敵が魔王」の二つに分けられます。
比率的には前者が圧倒的に多く、『はたらく魔王さま!』『まおゆう魔王勇者』『新妹魔王の契約者』もこのタイプの魔王ものですね。
後者は『誰にでもできる影から助ける魔王討伐』など、「魔王討伐」というタイトルが付いた作品に多く見られます。
魔王を圧倒した主人公が逆に魔王と恐れられるようになる『魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!?』のような変化球作品も少なくありません。

『魔王様、リトライ!』は、その中でも「なろう」らしさをかなり詰め込んだ作品です。
異世界転移や「俺Tueeee」的な主人公無双に加えてチート要素も色濃くあり、当然可愛い女の子もたくさん出てきます。
近年のなろう系は「オッサン」を主人公にした作品が急増していますが、本作はその要素も備えています。

一方で、本作は「自分が作ったゲーム内で自分が活動する」という他の作品にはない世界観がベースになっており、これが最大の魅力と言えます。
主人公はかなり設定を練り込むタイプで、しかも15年もの長期にわたって運営していたゲームとあって、かなり作り込んだ世界になっているようです。
ただし、その全容が明らかになるのは当分先かもしれません。

まとめ

なろうらしさ全開で、それでいてなろう系の王道からは外れているという、かなり風変わりな魔王ものです。
バトル要素多めで、内政的なお話もあるので、いろんなタイプの物語が楽しめる作品になっています。
アニメ映えしそうなシーンも多く、7月が楽しみです!

公式PV

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