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22

Apr

【ララバイ・フォー・ガール】エモさ満点!少女達の青春群像劇。気になるあらすじを解説【ネタバレ有】

他の短編も魅力的なエピソードばかり!

『ララバイ・フォー・ガール』以外の短編も、エモさ炸裂のお話ばかり!中でも美醜に囚われる少女を描いた『今夜、ヴォーグのフロアで』は広告が頻繁に掲載されていたので、見かけたことのある方も多いはず。各話のあらすじをざっくり紹介していきたいと思います!

『今夜、ヴォーグのフロアで』

小さい頃から容姿を褒められ続け、中学生で読モをしているありさ”可愛い”こそが最高のステータスで「可愛くないやつはゴミ」とまで言い切るありさは、垢抜けない同級生・花岡を見下しています。協調性のなさから読モの契約を切られてしまったありさは、その後”そこそこ可愛い普通の女性”として生活していますが、同窓会で見違える程美しくなった花岡と再会し―――。

『お寺の道子ちゃん』

https://twitter.com/m2zkna/status/861443787750490114

主人公は、身体の故障でサッカー選手の夢を断たれてしまった貴之。サッカー一筋だった貴之は、30手前で何もなくなってしまった自分に漠然とした焦りを感じています。地元に帰った貴之は、お寺の境内で初恋の相手・道子と再会。貴之の中の“可憐でおしとやかだった道子”は、長い年月を経て少し変わっているようで―――?

『EVER GREEN UTOPIA』前・後編

https://twitter.com/m2zkna/status/971697492143190016

ゆかり宇津見の通う女子高は、共学化の話が持ち上がっています。共学化反対のデモまで起こりますが、みんながなぜ反対するのか、いまいちピンと来ていないゆかり。そんな中、2人は校内で、仲睦まじい様子の女子カップルを見かけます。「レズじゃん」と心無い言葉をかけるゆかり。その一件があってから宇津見とぎくしゃくしてしまったゆかりは、自分の中に無意識にあった偏見に気付いていきます。

まとめ

少女達の葛藤やすれ違いを描いた本作、女の子同士の友情がメインなので、少女漫画は苦手という人でも楽しめること間違いなし!「自分の青春時代を思い出して辛くなってしまいそう」という人もいると思いますが、どのお話も最後は前向きなエンドを迎えるのでご安心ください♪

作者の松崎夏未さんは現在コミックDAYSで『鳥に単は似合わない』を連載中。人気時代小説のコミカライズ版で、こちらも目が離せません!

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