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11

Apr

【鉄血のオルフェンズ】オルガ・イツカの生涯やその魅力をまとめてみた

2期のオルガ

オルガは、慣れないデスクワークに悪戦苦闘しながら新進気鋭の企業として成長を続ける鉄華団を取り仕切ることになります。
やがてマクギリス失脚を目論む「ラスタル」の策略により鉄華団の地球支部は壊滅
さらにテイワズを通さずマクギリスと密約を交わしたことでテイワズ上層部との間に不和が生じてしまい、鉄華団の未来に暗雲が立ち込める事態となっていきます。

オルガの焦り

2期でのオルガは、鉄華団を「真っ当な仕事だけでやっていける組織にしたい」という思いが強いあまり、以前にも増してリスク度外視の決断を下すことが多くなります。
これは、事業や人員が拡大していく状況に反して鉄華団が「組織として成長できていなかった」ため、オルガ一人に全権が重くのしかかったことによる責任感の暴走とも言えます。

火星の王

マクギリスとの密約は、「マクギリスがギャラルホルンを掌握した暁には火星の全権をオルガに移譲する」=「火星の王になる」というもの。オルガはこれを承諾し、マクギリスとラスタルの政争に本格的に参戦します。
仲間の暮らしの安定に繋がると考えた上での決断でしたが、この選択が鉄華団や自身の命運を大きく左右することになりました。

オルガのMS

指揮官としての役割があるためほとんど前線に出ることはないオルガですが、実はオルガ専用のMSが2期で登場します。
ベースはテイワズ製MS「紫電」。オルガ自身は最後までこれに乗ることはありませんでしたが、後にとある人物が搭乗することになります。

オルガの最期

鉄華団を快く思っていなかったテイワズの幹部「ジャスレイ」の策略によりタービンズが壊滅してしまい、鉄華団はその仇討ちのためテイワズを脱退することに。
行き場を失くしてなし崩し的に参加したマクギリスの革命も失敗に終わり、鉄華団は追い詰められます。
クーデリアの案によりなんとか鉄華団を守る希望が見えたものの、オルガはラスタルの息がかかった武器商人の部下によって撃たれ、短い生涯に幕を下ろしてしまいました。
オルガ最期の言葉は「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ! だからよ、止まるんじゃねぇぞ…。」

オルガ死亡後の世界

オルガの遺志を継ぎ奮戦した三日月や昭弘の活躍により、生き延びることができた鉄華団。
ほとんどの団員はオルガが目指した「辿り着く場所」で幸せな表情を浮かべる姿が見られます。
さらに火星代表となったクーデリアの政策によりヒューマンデブリが廃止、鉄華団の脱退がきっかけとなりテイワズがラスタル(ギャラルホルン)に対する抑止力となるなど、世界は良い方向へ大きく変革していきます。
時代の流れに翻弄され大切なものを失いながらも歩き続けた先には、オルガが何よりも大切にしていた家族の幸せが待っていたのでした。

オルガの死亡シーンのネタ化について

他のメインキャラに比べあまりにも呆気ない最期を迎えてしまったオルガ。
作品の放送終了後もこの結末については否定的な感想が多く見られました。
前提として「鉄血は滅びの物語である」ということ、「メインキャラの死亡は避けられない展開であると、ある程度ファンも予期していた」ということから、死という結末そのものに批判が集まったわけではありません。
評価が荒れた理由はいくつかあり、

・2期のオルガは大人たちの思惑に振り回され1期のような活躍の機会が少なく、キャラもかなりブレていた
・唐突なクーデリアの提案にあまり説得力がなく、オルガ死亡までの展開に疑問を呈する要素があった
・メインキャラが名もなきヒットマンに殺される展開はこれまでに何回かあったため新鮮味がなかった
・そもそも撃たれるシーンでツッコミどころが多すぎたため悲壮感を出す演出に水を差した

などが挙げられます。これは物語全体の結末についてスタッフ間でも意見が分かれた上での急なシナリオ変更が少なからず影響しているようで、ファンを失望させる原因のひとつとなってしまいました。
これらが要因となり、死亡シーンと台詞がネタ化しまう事態になってしまったことはファンにとっては残念なポイントです。

まとめ

以上、オルガの生涯を簡単にご紹介しました。特に1期のオルガは団員を引っ張るリーダーとしての素質と少年らしい青臭さを併せ持つとても魅力的なキャラクターです。実際に作品を見てみると、ネタにされている死亡シーンに対する印象も変わってくると思いますので、未視聴の方もぜひ鉄血のオルフェンズをご覧ください!

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