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10

Apr

【五等分の花嫁】アニメ2期決定!なぜここまで売れたのか徹底検証

アニメ1期以降のフータローと五つ子の関係

出展 : ©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会 : TVアニメ「五等分の花嫁」公式ホームページ|TBSテレビ

原作組には周知の事実ですが、『五等分の花嫁』が本当に面白くなるのは、アニメ1期で映像化されたエピソード以降です。
というのも、風太郎と五つ子の関係が本格的に変わり始めるからです。
それに伴い、各ヒロインの心情や立ち位置も徐々に変わっていきます。

特にその変化が顕著なのは、長女の一花と次女の二乃
1期以降はこの2人が物語を引っ張っていると言っても過言ではありません。

一花は1期の段階で風太郎に好意を持ち、フータロー争奪戦(シスターズウォー)に参入します。
しかし長女である彼女は妹たちを支える生き方が染みついており、先に風太郎に好意を持った三玖への遠慮もあって一歩引いてしまいます。
また、女優として大成する夢を持っていて、妹たちよりも一足早く大人の世界に足を踏み入れたこともあり、二乃の積極性や三玖の純粋さには敵わないという劣等感を抱いているようにも見受けられます。

反面、風太郎への想いは日に日に募り、独占欲も強くなっていき、風太郎に異性として意識されていない現状とのギャップや焦燥感も重なって、一花は正攻法を捨てる決意をします。
三玖に変装した状態で風太郎に「一花は風太郎このことが好き」「凄くお似合いだから応援する」と言ったり、妹たちが風太郎に誕生日プレゼントを贈らないよう仕向け抜け駆けしようとしたり……と、嘘に嘘を重ねる悪循環
彼女の暴走によって、『五等分の花嫁』はラブコメから恋愛ドラマへとシフトしていきます。

片や対照的なのが二乃の変貌。
1期では常にツンツンし、風太郎にきつく当たっていた彼女ですが、その1期で「めっちゃタイプかも!」と言っていた金太郎の正体がその後風太郎だと判明し、気持ちの整理をつけたところで盛大にデレます
最初に風太郎に告白するのも彼女です。

「どんな手段を使ってでも風太郎と結ばれたい」ため小賢しい策を練る一花と、「みんなから祝福して貰えるような形で結ばれたい」から正攻法でどんどんアタックする二乃が対照的に描かれています。
その背景には、仕事のこともあって風太郎が心の支えになっていて切羽詰まった感のある一花と、他の姉妹を誰より大事に思う二乃との違いがあります。
単に恋愛ドラマだけでなく、人間ドラマとしてそれぞれの心境を丁寧に設定・描写しているのがこの作品の魅力ですが、両者の対比は特にそれが顕著です。

三玖の恋心も1期の頃とは少し変わってきます。
風太郎を想う気持ちに変化はありませんが、単に好きというだけでなく「風太郎に好かれる自分になりたい」と思うようになり、閉塞的な世界にいた三玖が風太郎との恋をきっかけに一歩踏み出そうと努力するようになります。
彼女の成長も本作の見所の1つです。

一方、四葉と五月は9巻の段階ではシスターズウォーへの参戦は表明していません。

四葉にはどうしても本心を出しきれない理由があります。
五つ子が風太郎の通う高校に転校してきた原因は四葉で、彼女が1人だけ追試で不合格だったため、以前の学校を去ることになりました。
この件を四葉は引きずっており、その負い目と劣等感もあって自己評価が非常に低く、仮に風太郎への恋心を持っていても言い出すのは難しい状況です。

五月は作中で最初に風太郎と接触したヒロインですが、恋愛フラグは立っていません。
しかし信頼度は増しており、風太郎の家庭教師としての姿勢に影響されたこともあり、亡くなった母親の職業でもあった先生を目指す決意をします。
その母親への依存的な執着も、その後の展開に影響していきます。

1期では三玖がヒロインレースをリードしていましたが、その後はかなり混沌としており、アニメ2期ではいよいよ『五等分の花嫁』のラブコメとしての真骨頂が見られそうです。

まとめ

大方の予想通り、2期が決まりましたね!
今やマガジンの看板作品になったことで、今後更なる展開も期待できると思います。
この勢いのまま、ラブコメ史上最高の作品と言われるところまで突っ走って欲しいですね!

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