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20

Mar

【ぼくたちは勉強ができない】緒方理珠は理想の理系ヒロイン!? 低身長×巨乳は大正義

人心把握スキルの欠如と恋心

出展 : Amazon.co.jp

理珠の文系に対する苦手意識は、人心把握スキルと柔軟性の欠如に由来します。

理系で圧倒的な点数を叩き出す理珠は地頭については相当良く、文系科目の中でも英語に関しては平均点を確保できるなど、数字が絡まない科目であってもそれなりに結果を出しています。
しかし、登場人物の心情を理解しなければならない現代文については、全く手も足も出ない状態
どうも彼女は、自分の理解が及ばない分野については思考を停止させる悪癖があり、それによって問題を解くところまで辿り着けていなかったようです。

理系女子は何に対しても明確な理由付けを行います。
そこに納得のいく理由が見つけられなければ、そこから先に進まず徹底的に追及しようと試みる人が多いようです。
これは、文系女子と比べると柔軟性にやや欠けているとも言えます。

理珠はこの理系女子の特徴を明確に有しています。
言葉を率直に受け止めてしまうのであまり冗談が通じず、結果怒りやすくなっているのでしょう。

まとめると、数字やデータでは推し量れない人の心を把握するのが苦手で、その苦手分野に一度躓いてしまうと柔軟性のなさから抜け出せず、どうしてそうなってしまったのか理由を考えている内に時間が過ぎて行ってしまい、まともに解答できないまま終了してしまう……このような流れで文系が苦手になってしまったと推察できます。

そしてもう1つ、理珠には「関心事以外を切り捨てる」という問題点があります。

理珠は成幸とは所属クラスが異なりますが、理系授業の際には同じ授業を受けており、会話も交わしています。
しかし成幸が彼女の教育係となった際、そしてその後しばらく経っても彼の名前すら覚えていませんでした
それ以外にも、学校に提出する小論文に「興味がないので特にありません」と記述してしまうくらい、関心外の事については極端に自分から切り離しています。

そして、この理珠の性質が彼女の独特な恋愛感情に繋がっていきます。

当初、理珠は恋愛についても「好いた惚れたと曖昧なものに過分なエネルギーを割くなど非効率の極みです」と切り捨てていました。
しかしその一方で、自分を見捨てず根気よく協力してくれる成幸に対し無自覚ながら好意を抱くようになり、恋愛を理性の観点で否定しながらも本能的な部分で恋に落ち、嫉妬や独占欲といった自分の感情に戸惑いつつ想いを募らせていきます

それは理系ヒロインならではの恋心であり、彼女の一挙手一投足に可愛さが詰まっています。

理珠の魅力は「隠れギャップ萌え」

出展 : Amazon.co.jp

前述したように、理珠は理系女子の特徴を色濃く持っており、同時に理系女子らしくない面も目立ちます。
この相反する両面を同時に内包しているのが、理珠の最大の魅力と言えるでしょう。
何故なら、そこには強烈なギャップ萌えが発生するからです。

「萌え」という言葉は昔と比べかなり廃れてきましたが、ギャップ萌えは一向に衰える気配がなく、常にキャラクターの魅力を左右する重要な要素となっています。

優しくて可愛くて全てにおいて完璧で非の打ち所がないヒロインだと、最初は良いけれどすぐにエピソードがパターン化してしまい、面白味に欠けるキャラになってしまうのが常。
それに対し、ファーストインプレッションとは違う面が明らかになっていけば、その都度驚きと新鮮さが生まれ、キャラの深みも増します。
意外性がある方が、キャラが活き活きして見えるのです。

『ぼくたちは勉強ができない』において、最もギャップを感じさせたキャラは理珠たちの元教育係で教師の桐須真冬(きりす まふゆ)です。
真冬先生は当初、生徒を自分の思う型に当てはめようとする冷徹な性格の堅物という描かれ方をしていましたが、その後「プライベートではズボラでポンコツ気味」「辛い物や虫やアルコールが苦手」「実はとても生徒思いで優しい」など様々な違う一面を露呈。
彼女をメインとしたエピソードは毎回好評で、その結果第1回キャラクター人気投票において1位を獲得するなど、ヒロイン勢でトップの人気者になりました。(理珠は4位
ギャップ萌えの求心力の高さを体現したヒロインと言えます。

一方、理珠もまたギャップを抱えたヒロインですが、彼女の場合は「理系女子の特徴と一致する部分と正反対の部分」というギャップなので、真冬先生ほどわかりやすくはありません。
隠れギャップ萌えといった感じです。
理珠が人気投票で4位だったのは、まだ彼女の可愛さや魅力が完全には浸透していないからだと思われます。

ただ、そんな理珠にも非常にわかりやすいギャップ萌え要素が1つあります。
低身長×巨乳という、外見におけるギャップです。

ちびっこで巨乳のヒロインと言えば、『WORKING!!』の種島ぽぷら(たねしま ぽぷら)、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヘスティアなどがそうですね。
「ロリ巨乳」と表現されることもありますが、理珠や前述したヒロインは幼さが殊更強調されたキャラではなく、あくまで身長が低く胸が大きい点がポイント。
小柄で見た目は子供だけど精神的に幼くはなく、それでいて発育が良い……というギャップの連鎖が人気の秘訣です。

アニメ放送によってこのギャップがより強調されると思われ、理珠はアニメ化を機に人気がアップする可能性を秘めています。

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