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16

Mar

【エデンズゼロ】はレイヴ、フェアリーテイルに続くメガヒット作になるか!?

ワクワク感を引き出す様々な仕掛け

出展 : Amazon.co.jp

『RAVE』の墓を守る亡骸(ジークハルト)が有名ですが、真島先生の作品は先に印象深い謎を散りばめ、その後に真相を明らかにする手法が数多く用いられています。
そしてその手法は、2019年3月現在で3巻までしかリリースされていない『EDENS ZERO』においても、既に幾つか見受けられます。

ビジュアル的に強烈なインパクトを持つ「謎の存在」として、本作の第1巻には「ドラゴン」「マザー」が登場します。

ドラゴンは、シキたちの乗る宇宙船とすれ違った巨大な竜
宇宙を遊泳するその姿は紛れもなく機械ですが、一体どんな存在なのかは不明です。

マザーはそのドラゴンさえ霞む大きさで、星よりも巨大な謎の生命体
こちらも何のために存在するのかは解明されておらず、その姿を目撃した人間はほとんど存在しません。

また、伏線を思わせるシーンも多数あります。

例えば、第1話にて魔王がシキを星から逃がすよう機械たちに願った際に言った「あの子は宇宙を変える者じゃ」という言葉。
この言葉が真実ならば、シキはただの人間ではなく、宇宙にとって途方もなく大きな意味を持つ存在ということになります。

加えて、彼はマザーのホログラムを見た際に「コイツに会った事あるような気がする」と発言。
マザーの方もシキの旅立ちを見守っており、彼の行く末について「伝説の英雄となるか、魔王として破壊の限りを尽くすか」と語っています。
主人公のシキに関してだけでも謎は多く、他にも数多くの伏線が張られており、物語の今後に強い関心を持たせてくれます。

更に、本作は単行本の「引き」でも読者のワクワク感を提供しています。

1巻のラストではいきなり話が2万年後に飛び、様々な考察要素を散りばめていました。
2巻のラストには初登場キャラ(ウィッチ)を登場させ、3巻は星の時を喰う宇宙怪物「時喰み(ときはみ)」の襲来を告げたところで幕引き。
いずれも、また次の巻を読みたくなると思わせてくれる終わり方になっています。

本番はこれから

出展 : Amazon.co.jp

『RAVE』も『FAIRY TAIL』もそうですが、真島先生の作品はある程度メインキャラが出揃い、舞台が広がった時点で一気に面白くなります。
この『EDENS ZERO』も、3巻までの段階ではどちらかというと世界観の紹介が中心になっているので、本領を発揮するのはこれからでしょう。
2巻より登場した大艦隊を率いる女海賊のエルシー、そのエルシーと何らかの因縁がある星系連盟軍のジャスティスといった面々が本格的に物語に絡んでくると、本作の世界観がかなりクリアになってくると思われるので、今後に注目しましょう!

まとめ

何しろ作者の実績が凄まじいですから、期待を裏切られることはないと安心して読み進められるマンガですね。
伏線もかなり多く散りばめているので、シキやレベッカの過去や背景が掘り下げられていけば、更に面白くなっていくでしょう。
過去2作のような凄い作品になる可能性も十分あると思います!

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