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17

Feb

【ドラクエ】ベロニカはドラクエ史上No.1の人気ヒロインになれるのか? 検証まとめ

外見と性格はビアンカ似?

ドラクエのヒロインといえば、その多くは10代半ば~20歳前後の女性です。
そんな中、ベロニカは実年齢こそこの範疇ですが、外見年齢は10歳未満の少女。
ドラクエシリーズにおいて、ここまで幼い容姿のヒロインは幼少期のビアンカくらいでしょう。
金髪三つ編みという点も共通していますね。

一方、性格についても共通する部分があります。
強気な性格で主人公をリードしようとする姿勢は、ベロニカにも幼少期のビアンカにも見られる特徴です。
真面目で正義感が強い点も似ています。

これらのことから、ユーザー人気がビアンカと分散してしまう可能性もありますが……ベロニカには彼女特有の個性もあります。

まず外見で言えば「前髪」です。
ドラクエシリーズのヒロインは前髪をアップにしているキャラが比較的多く、ベロニカのように前髪を完全に下ろしたヒロインは稀。
「おデコを出していない髪型の方が好き」というユーザーにとっては、ベロニカの外見は魅力的でしょう。

内面については、真面目さの中にお茶目さや現金な一面があるところがポイントです。
外見が幼くなったことを気にしていないのに、いざ子供扱いされると本気で怒るなど、ツッコミどころも結構あります。
逆に自分が他のキャラをツッコむケースも多く、ただ真面目なだけではなく雰囲気を明るくするタイプのキャラですね。

こういった個性はビアンカにはなく、差別化に成功していると思われます。

ドラクエ史上初の殉職者

ベロニカがDQ11においてトップクラスの人気キャラとなった理由として、「死」は無視できない要因でしょう。

勇者一行は命の大樹に辿り着いた際、魔王ウルノーガの奇襲を受け全滅の危機に瀕します。
その時、仲間の命を救ったのは他ならぬベロニカでした。
ベロニカは最期の力を振り絞って仲間をウルノーガから遠ざけ、自身は命を落としてしまいます

このベロニカの犠牲は、ほとんどのドラクエユーザーにとって衝撃的なものだったのではないでしょうか。
というのも、ドラクエのナンバリングタイトルでパーティメンバーが死亡によって離脱したのは史上初の出来事だったからです。

ただ、死亡した瞬間そのものは描かれていないため、「ベロニカが仲間を庇って命を落とした」と知ったあとも、実は生きていると信じていたユーザーはかなり多かったと思われます。
しかしそんなユーザーも、ラムダで行われる悲しみに満ちた葬式、住民が話すベロニカの思い出の数々、両親の悲痛な告白、そして妹のセーニャに能力が引き継がれるイベントを目の当りにし、少しずつベロニカの死を実感していくことになります。
この一連のイベントがとても丁寧に描写されたことで、ユーザーはパーティメンバーと同じ心の動きでベロニカがもういない事実を受け入れることになり、本作への思い入れがとても強くなったのではないでしょうか。

ただし、クリア後に用意されたシナリオ「過ぎ去りし時を求めて」では勇者が時を遡り、ベロニカの死を回避する展開が用意されています。
これに関しては賛否両論ありますが……いずれにせよベロニカが命を賭けて仲間を救った事実はユーザーの記憶に刻み込まれており、彼女の人気を支える要因となっています。

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