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Feb

【ドラクエ】ビアンカvsフローラの論争が廃れない理由を徹底検証!

会話システムの登場も起爆剤に

出展 : Amazon.co.jp

ビアンカフローラ論争を語る上で欠かせないのが、PS2版から採用された「会話システム」です。
SFC版では、各キャラの性格を推し量る材料はストーリー上の会話のみでしたが、このシステムの登場で移動中にパーティキャラとの雑談が可能になり、フローラとビアンカにもたくさんのセリフが用意されました。
この会話システムで、プレイヤーは彼女たちの性格を詳しく知ることができるようになり、それぞれの魅力がより明瞭になったため、花嫁選びに関するトピックが飛躍的に増加したのです。

PS2版ドラクエVが発売されたのは2004年で、既にインターネットが普及している頃。
このPS2版自体が、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のSFC版と並びドラクエ史上最高のリメイク作と言われるほどクオリティが高かったこともあって、ファンの熱も自然と上がり、ビアンカフローラ論争は一気にヒートアップしました。

近年はナンバリングタイトル以外でも派生作の『ドラゴンクエストヒーローズ』やスマホゲームの『ドラゴンクエスト ライバルズ』など、ビアンカとフローラが登場するゲームが生まれており、ドラクエVをプレイしていなくても2人を知っているという若い世代のユーザーが結構いるみたいです。
こういったゲームの登場も、論争に参加する人を増やしている要因になっていると考えられます。

第3の選択肢登場も決定打に至らず

https://twitter.com/DQSB_PR/status/1078924283743633408

2008年に発売されたニンテンドーDS版には、第三の花嫁としてフローラの姉・デボラが登場しました。
スマホ版でもデボラを花嫁として迎えることができますね。

彼女の登場が発表された際、ビアンカフローラ論争ではなくビアンカフローラデボラ論争になることが予想されましたが……実際には相変わらずビアンカフローラ論争が続いています。
それもそのはず、デボラはこの論争に終止符を打つような存在ではなかったからです。

まず性格ですが、名前同様かなりクセが強いです。

2008年というと『ゼロの使い魔‎』や『とらドラ!』などがヒットしていた時期で、いわゆるツンデレブームの真っ直中
そんな時代に生まれたデボラもまたツンデレキャラだったのですが……彼女の場合は90%以上がツン
それもかなり辛辣で、キツいセリフが度々飛び出します。(それだけにデレの破壊力は凄まじいですが)

また、戦闘面においてもビアンカ、フローラとは違い肉弾戦が得意な武闘派
しかし仲間モンスターのトップランクと張り合えるほどではなく、終盤になるとかなり中途半端な戦力になってしまいます。

彼女のこういった選び難い性質は、ビアンカとフローラのファンに配慮してのことだったと思われます。

ポッと出のキャラがドラクエシリーズを代表するヒロインたちよりも優遇されれば、ファンにとっては面白くないですよね。
何より、デボラが2人を圧倒する戦力だった場合、性能や効率を重視するプレイヤーからフローラとビアンカは過去の人扱いにされてしまいます。
ドラクエシリーズを代表するヒロインたちをそんな存在にしないため、新キャラであるデボラをあえて中途半端な性能かつ尖った性格にしたのでしょう。

デボラはあくまでもSFC版・PS2版をプレイ済みの人に新鮮味を与えるための存在(+ドMプレイヤー向けのキャラ)であり、最初からビアンカフローラ論争に一石を投じるためのキャラではなかったと考えるのが自然です。

まとめ

ドラクエVが発売されて以降、長い年月の経過と共に女性キャラの人気属性も移り変わり、1990年代や2000年代と比べると2010年代の方がフローラのような清楚キャラの需要が高いように思います。
こういった時代の流れによる変化も、ビアンカフローラ論争が終わらない理由の1つかもしれませんね。
今後もフローラ派とビアンカ派の戦いは続いていきそうです。

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