アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

1

Dec

【フルーツバスケット】再アニメ化決定記念! フルバの魅力まとめ #フルーツバスケット #フルバ

名作アニメのリメイクは悲喜交々

出展 : Amazon.co.jp

かつて大ヒットした完結作品を再起動させアニメ化する、というケースは決して珍しくありません。
近年ではフルバの他にも『魔術師オーフェン』『ブギーポップは笑わない』などの再アニメ化が決定しています。

名作をリメイクすること自体は、とても意義のあることです。
成功例も少なからずあります。
しかしリメイクが増えている背景には、アニメ制作会社が増え、1クールで放送される深夜アニメの数が膨大になり、現在連載中のマンガやラノベ、或いはオリジナル作品だけでは追いつかなくなっている……という現状もあると推察され、必ずしも前向きな理由だけとは限らないのが実際のところではないでしょうか。

また、かつて一世を風靡した作品であっても、現代のアニメファンに受け入れられる保証はありません。
その時代の雰囲気・情勢だからこそ受け入れられたという作品もあるからです。

よって、名作アニメのリメイクが必ずしも成功するとは限りませんし、場合によっては黒歴史となってしまうケースも存在します。

商業面で成功したリメイクアニメは、なんといっても『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でしょう。
1990年代に爆発的ヒットを記録した『新世紀エヴァンゲリオン』を再起動し、エヴァブームの再来とエヴァブランドの確立を成し遂げました。
その他にも『おそ松さん』『宇宙戦艦ヤマト』『Fate/Stay night Unlimited Blade Works』『魔法少女リリカルなのは』『鋼の錬金術師』といった作品もリメイクで大ヒットしました。

また、爆発的ではなくとも一定の成功を収め、丁寧な作りでファンを満足させた良質なリメイク作品も多数あります。
『キノの旅』『魔法陣グルグル』『キャプテン翼』などがそうです。
いずれも原作へのリスペクトが感じられるリメイクでした。

一方、残念ながらあまり評価が芳しくなかったリメイクアニメといえば『覇穹 封神演義』が挙げられます。
原作23巻を全23話、つまり1巻につき1話ペースという極めて困難な挑戦を行った結果、様々な重要場面をカットしてしまい、矛盾や混乱を招く再構築を多発。
描写ミスや放送延期も重なり、非難囂々のリメイクとなってしまいました。

リメイクで失敗してしまうケースの殆どは、この尺の問題が原因となっています。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』や『うしおととら』といった大長編作品も、詰め込み過ぎたりカットされたりで不満を抱くファンが一定数いたようです。
(ただしこの2作品は映像の美しさなど優れた点も多々あり、支持するファンも大勢います)

フルバの新アニメがどのような評価を受けるのかは、放送が終了してからでないとわかりません。
ただ、フルバのストーリーやキャラクターは時代に左右されるタイプではなく、普遍的な魅力に溢れている作品なので、決して今の時代には受けないというタイプの物語ではありません。
あとはスタッフとキャストの皆さんが丁寧に、原作への愛を込めて作ってくれることを期待しましょう!

まとめ

フルバが何クールでアニメ化されるのかは、2018年11月現在明らかになっていません。
全23巻のフルバをしっかりアニメ化するには2クールでは足りず、3クールでも駆け足になるでしょう。
理想は4クールですが、現実的には3クールが最も妥当でしょうか。

20年前に連載が始まった作品ではありますが、全然色褪せていない名作なので、新作もきっとたくさんの人に感動を与えるアニメになると思います!
新アニメの絵柄に関しては、高屋先生が「原作に寄せないようにして欲しい」とご要望を出したとのことなので、進藤さんがキャラデザを手がけたオリジナル作品の『マクロスΔ』とテイストが近くなるかもしれませんね。
現代ならではのフルバになりそうで、楽しみです!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です