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25

Nov

【エロマンガ先生】山田エルフという究極のチョロイン #エロマンガ先生

女性としての魅力

出展 : 2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP : エロマンガ先生 | アニメ公式サイト

才能ある難有り作家のエルフ先生ですが、女の子としての彼女は難有りどころか魅力溢れる可愛い人物です。
正宗と初めて顔を合わせた際には傲慢さと裸好きの変態性ばかりが前面に出ていましたが……3話で早くもその本領を発揮します。

紗霧の正体をエロマンガ先生と知らず褒めたところ、存外に正宗が喜びお礼まで言われたことで、思わず照れて赤面
正宗が自分のファンだと知り、自分の小説に救われたと笑顔を向けられ、口元の緩みを抑えられず破顔

あれだけ見下していた正宗に対し僅か数分で好意的になるという、無類のチョロさを発揮します。

主人公に対し簡単に恋に落ちてしまうヒロインのことを総じて「チョロイン」と呼びます。
どのポイントで主人公を好きになったのかよくわからない女性キャラやデレるのが早すぎるヒロインに対しても使われる言葉で、2010年代半ば頃から定着しているアニメヒロインの人気属性ですね。

チョロインの特徴は他にもあって、ツンデレと同じく最初はツンツンした態度であることが多く、一度デレるとツン描写がほとんどなくなります。
一方で、物語が始まる前から主人公に好意を抱いているヒロインに対しては使用されません。

エルフ先生は、このチョロインの定義に全て当てはまるキャラです。
究極のチョロインと言っても決して過言ではないでしょう。

そんなチョロイン界の女王たるエルフ先生ですが、彼女はただチョロいだけではありません。
作風同様に思い切りがとてもよく、大胆な点も魅力です。

5話「妹とラノベ企画を創ろう」では、紗霧にエッチなイラストを描いてもらう為にスカートをたくし上げてパンツを見せるという思い切りの良さを披露。
そしてエルフ無双となった9話「妹と妖精の島」に至っては、正宗に日焼け止めを塗ってもらうために水着のブラを外したり、お婿さん候補であることを堂々と伝えたりと、露骨なくらい正宗への好意を示します。

しかも彼女のこのアグレッシブなアプローチは、正宗が紗霧を好きなのを承知で行っています。
通常、ラブコメのサブヒロインは主人公とメインヒロインが両思いだと気付いた時点で大きなショックを受け、その後の行動は「諦めて身を引く」か「気持ちを整理するために玉砕覚悟で告白する」のどちらかになるもの。
けれどエルフ先生はそのどちらでもなく、正宗とのハッピーな未来を本気で目指し、堂々とアピールし続けています。

何より凄いのは、これだけ押しが強いのに読者や視聴者から煙たがられず、人気キャラとして定着しているところ。
アニメ1期の放送中に実施された、電撃文庫と読書メーターのコラボ企画「俺の妹にしたキャラはこの子だ!キャラクター人気投票」では紗霧に次ぐ2位となっていました。

健気に身を引くことで一定の視聴者に愛される負けヒロインが多い中、エルフ先生のようなグイグイ行くタイプが支持を得るケースは珍しく、今後のアニメ・ラノベのヒロイン像に影響を与える存在になる可能性も十分にあります。

名前の由来はあの人気作家?

出展 : Amazon.co.jp

『エロマンガ先生』にはたくさんの人物が登場し、その多くがラノベ作家、イラストレーター、編集者などの業界関係者です。
アニメ1期では登場しませんでしたが、アニメのプロデューサー、監督、脚本家なども登場します。

原作者の伏見つかさ先生が前作『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』でアニメ化を経験しているので、「本作のストーリーは先生の経験談であり、登場人物は先生の周囲の人たちがモデルになっているのでは……」と思う読者や視聴者はかなりいるのではないでしょうか。
しかし実際には、ストーリーに関しては自身の経験談もあれば同業者の話を誇張して書いたものもあり、完全な創作もあるとのこと。
登場人物に関しても、明確なモデルはいないとインタビューで語られています。

ただ、名前に関しては由来が明言されているキャラがいて、例えば紗霧は駆逐艦「狭霧」から取っているとのこと。
そして山田エルフ先生に関しては田中ロミオさんを参考にしたことが、伏見先生のサイン会で明らかにされています。
田中ロミオさんのように漢字+カタカナの名前にしようと考え、名字の山田は「山田うどん」というお店から取ったそうです。

田中ロミオさんはアニメ化もされたヒット作『人類は衰退しました』で有名な作家さん。
ゲームのシナリオライターとしても人気が高く、『CROSS†CHANNEL』『Rewrite』『少女たちは荒野を目指す』などの作品を手がけています。

余談ですが、田中ロミオさんはラノベ作家になる前は“山田一”という名前で『加奈 ~いもうと~』『家族計画』など数々の名作を生み出した方でもあります。

まとめ

アニメ1期ではかなり目立っていたエルフ先生、アニメ化で一番ファンを増やしたのは彼女かもしれませんね。
今やチョロインの代表格になったエルフ先生ですが、人気ヒロインの座も「チョロい」と言わんばかりにサクッとゲットするあたり、さすがです!

2019年1月発売のOVAでは、2本収録されるエピソードがそれぞれ「山田エルフのラブソング」「和泉紗霧のファーストキス」というタイトルなので、実質紗霧とのWヒロイン状態。
アニメ1期終了後も彼女の見せ場はまだまだありますし、もし2期が実現すれば更に人気は上がりそうな気がします!

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