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20

Nov

ツンデレを徹底検証! ツンデレヒロインはもう古い!?

本当にツンデレキャラは衰退した?

出展 : Amazon.co.jp

2010年代半ば以降のアニメにおいて本当にツンデレキャラが衰退したかどうかを確かめるには、まず過去にどれだけツンデレキャラが人気を獲得していたかを調べる必要があります。
その1つの指標として、アニメージュ2008年1月号のキャラクターベスト10(女性のみ抜粋)を見てみましょう。

01位 シャナ(灼眼のシャナ)
02位 泉こなた(らき☆すた)
03位 桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
04位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)
05位 天沢勇子(電脳コイル)
06位 ラクス・クライン(機動戦士ガンダムSEED)
07位 木之本桜(カードキャプターさくら)
08位 小此木優子(電脳コイル)
09位 C.C.(コードギアス 反逆のルルーシュ)
10位 水銀燈(ローゼンメイデン)

2008年頃に人気があったのはこういったキャラたちです。
この中で言えばシャナ、ヒナギク、ハルヒ、天沢勇子はツンデレ属性と見なされることが多いヒロインですね。
つまり、ほぼ半分がツンデレキャラということになります。

では、その5年後である2013年も見てみましょう。
同じ雑誌のランキングだと偏りがあるかもしれないので、今度はニュータイプアニメアワード2013のキャラクター賞女性部門をピックアップしてみます。

01位 ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)
02位 牧瀬紅莉栖(STEINS;GATE )
03位 常守朱(PSYCHO-PASS サイコパス)
04位 暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ)
05位 御坂美琴(とある科学の超電磁砲)
06位 小鳥遊六花(中二病でも恋がしたい!)
07位 アスナ(ソードアート・オンライン)
08位 森雪(宇宙戦艦ヤマト2199)
09位 戦場ヶ原ひたぎ(<物語>シリーズ)
10位 高坂桐乃(俺の妹がこんなに可愛いわけがない。)

この中では紅莉栖、美琴、ひたぎ、桐乃がツンデレキャラに属すると思われます。
2013年の時点でもツンデレキャラは人気を保っているようです。

では、その5年後の2018年はどうなのか。
今度はアニメディアが2018年に発表した37周年記念2010年代人気キャラランキングの女性編よりTOP10を抜粋してみます。

01位 セイバー(Fateシリーズ)
02位 アスナ(ソードアート・オンライン)
03位 平沢唯(けいおん!)
04位 シェリル・ノーム(マクロスF)
05位 秋山澪(けいおん!)
06位 ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)
07位 遠坂凛(Fateシリーズ)
08位 羽川翼(<物語>シリーズ)
09位 楪いのり(ギルティクラウン)
10位 暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ)

この中で明確にツンデレと言えるのはくらいで、人によってはシェリルもギリギリ含まれるくらい。
ツンデレヒロインが上位からかなり減っています。

ただし、このランキングで上位に入ったヒロインは登場して何年も経過した、いわば定番のキャラばかり。
2010年代中盤以降の人気アニメも検証する必要がありそうです。

2015~2018年の人気アニメというと、以下のような作品が挙げられます。

・冴えない彼女の育てかた
・オーバーロード
・この素晴らしい世界に祝福を!
・Re:ゼロから始める異世界生活
・ラブライブ!サンシャイン!!
・けものフレンズ
・エロマンガ先生
・プリンセスプリンシパル
・ゆるキャン△
・宇宙よりも遠い場所
・はたらく細胞
・SSSS.GRIDMAN

この中で明確なツンデレキャラと言えば『冴えカノ』の英梨々『ラブライブ!サンシャイン!!』の鹿角理亞くらい。
あとは『エロマンガ先生』のエルフ先生も人によってはツンデレ認定するかもしれませんが、それでもかなり少ないですね。
人気作からツンデレキャラがかなり減っていることがわかります。

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