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12

Nov

日常アニメ(非きらら系)10選! きららアニメ以外にも名作はこんなにある #らきすた #のんのんびより #なのん #ヤマノススメ #ガヴリールドロップアウト #ガヴドロ #ふらいんぐうぃっち #たまゆら #ばらかもん #苺ましまろ

ヤマノススメ

出展 : Amazon.co.jp

2013年冬に1期、2014年夏~秋に2期、2018年夏に3期が放送された、山本裕介監督・エイトビット制作によるテレビアニメ。
原作はしろ先生がコミック アース・スターで連載している同名のマンガ作品です。
アニメ1期は5分枠での放送でしたが、2期以降は15分枠で放送されています。

本作は、人見知りが激しく友達を作れずにいた女子高生・雪村あおい(ゆきむら あおい)が、幼なじみの倉上ひなた(くらうえ ひなた)と再会し、一緒に山に登ろうと誘われたのをきっかけに、山登りを趣味とする上級生の斎藤楓(さいとう かえで)、可愛い動物が大好きな下級生の青羽ここな(あおば ここな)と出会い、山登りの日々を送る物語。
登山を題材としつつも、女子高生たちのゆるふわで百合風味な日常を描いているので、登山アニメでありつつ日常アニメでもあります。

一方で、ゆるふわでない展開があるのも本作ならでは。
当初はスムーズに言っていた山登りも、2期で富士山登山に挑戦した際にはあおいがダウンして途中下山となり、しばらくそのことを引きずってしまいますし、3期ではあおいとひなたがすれ違いちょっとピリピリしてしまうエピソードも描かれていました。
基本は日常アニメでも、まったりしたお話ばかりではなく現実の厳しさや難しさをちょっとだけ加えた「リアル系日常アニメ」なのがヤマノススメの特徴です。

ガヴリールドロップアウト

出展 : Amazon.co.jp

2017年冬に放送された、太田雅彦監督・動画工房制作によるテレビアニメ。
原作はうかみ先生がコミック電撃だいおうじで連載している同名のマンガ作品です。

天使が住む「天界」にある天使学校を首席で卒業したガヴリールが修行のため人間界に下り、そこでネトゲにハマり堕落し、当初の目的を忘れ怠惰な日常を過ごすお話。
コメディ色が強く、ジャンルとしてはローファンタジー(現実世界を舞台としたファンタジー)に分類されるので、日常アニメであり、ギャグアニメであり、ファンタジーアニメでもあります。
日常アニメの分類としては「自堕落系日常アニメ」といった感じです。

一般的なきららアニメのイメージとラノベアニメのイメージがミックスしたような作風で、各キャラクターの個性がかなり強く、そんな彼女たちの掛け合いを楽しむアニメです。
天使でありながらやさぐれた性格になってしまったガヴリールと、悪魔でありながら真面目で品行方正なヴィーネに代表されるよう、天使が悪魔っぽくて悪魔が天使っぽいところが特徴的。
サターニャやタプリスといったポンコツキャラのツッコミ所満載な言動も魅力の1つになっています。

ふらいんぐうぃっち

出展 : Amazon.co.jp

2016年春に放送された、桜美かつし監督・J.C.STAFF制作によるテレビアニメ。
原作は石塚千尋先生が別冊少年マガジンで連載している同名のマンガ作品です。
2018年12月にBlu-rayBOXが発売。

現実世界とほとんど同じだけど、魔女と魔法が存在するところがちょっと違う……そんな世界を舞台にした物語で、主人公は15歳の見習い魔女・木幡真琴(こわた まこと)
彼女が、15歳になると家を出て独立しなければならないという「魔女のしきたり」に従い、使い魔の黒猫・チトを連れて親戚の住む青森県弘前市の家に居候し、ほのぼのとした日々を送る……というお話です。

箒で空を飛び、上級者なら瞬間移動さえ操る魔女たちの物語なので、読者視点では現実とは違う“非日常的な出来事”が起こりますが、この世界ではそれが「日常」
作風も真琴をはじめとしたキャラクターたちの性格も基本まったりしていて、「大事件勃発!」や「驚愕の展開!」といったストーリーではないので、日常アニメのど真ん中にある作品です。
分類としては「癒やし系日常アニメ」が最もしっくり来ます。

上記したように鷹揚とした登場人物が多く、メインキャラの中には真琴の居候先の息子で彼女と同い年の再従弟・倉本圭(くらもと けい)がいますが、恋愛に発展するような関係性は一切築かれず、男女が同じ屋根の下で暮らしつつも日常アニメらしさを全く損なっていません。
そのため、通常であれば男キャラは日常アニメファンの視聴者から目の敵にされることが多いのですが、圭に関しては驚くほど寛容に受け入れられていました。

たまゆら

出展 : Amazon.co.jp

佐藤順一監督が原作・脚本も手がけるオリジナルアニメです。
2010年にOVAシリーズを全2巻で発売し、2011年秋にテレビアニメ1期「たまゆら~hitotose~」、2013年夏に2期「たまゆら~もあぐれっしぶ~」を放送。
その後2015~2016年に完結編4部作OVA「たまゆら~卒業写真~」が劇場公開されました。

かつて『美少女戦士セーラームーン』『きんぎょ注意報!』『おジャ魔女どれみ』でシリーズディレクター(実質的な監督)を務め、『ARIA』の大ヒットで若い世代からも支持された佐藤監督が一から作り上げた、大長編の日常アニメ。
亡くなった父親の影響で写真を撮るのが趣味の沢渡楓(さわたり ふう)、楓の幼なじみで匂いフェチな塙かおる(はなわ かおる)、パティシエ志望の元気っ娘・岡崎のりえ(おかざき のりえ)、旅館の娘で感情を口笛で表現する桜田麻音(さくらだ まおん)の4人を中心に、彼女たちの青春と大人になっていく過程を描いています。
分類としては「青春系日常アニメ」といったところでしょうか。

テレビアニメ2クールとOVA全6巻というかなりのボリュームで描かれた大作ですが、壮大なエピソードは一切なく、楓たちが一歩ずつ静かに前進する様を丁寧に描いています。
強めのギャグがあるでもなく、ARIAの「恥ずかしいセリフ」のような特徴もなく、ごく普通の少女たちの静かな物語が淡々と綴られていくので、日常アニメの中でも特に起伏が少ない作品ですが、だからこそ何年経っても色あせることのない普遍的な魅力を有しています。

麻音の両親の声が『うる星やつら』であたるとラムを演じた古川登志夫(ふるかわ としお)さんと平野文(ひらの ふみ)さんだったことに感動を覚えた往年のアニメファンも多かったようです。

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