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Nov

【高純度百合アニメ】おすすめランキングTOP10! 尊みを感じる女の子同士の恋愛ストーリーまとめ

出展 : Amazon.co.jp

年々増加傾向にある百合アニメの中から、「百合」そのものをテーマにした10作品をまとめてみました!
なんとなく関係を匂わすだけでなく、女の子同士の恋愛と真摯に向き合い、その尊みを表現した純度100%の百合アニメをご堪能ください!

【10位】やがて君になる

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2018年秋に放送された、加藤誠監督・TROYCA制作によるアニメ。
原作は仲谷鳰先生が月刊コミック電撃大王で連載している同名のマンガ作品です。

「心が動くこと」「特別なこと」に縁がないクールな性格の高校1年生・小糸侑(こいと ゆう)と、生徒会役員(のちの生徒会長)で周囲の誰もが認める優等生の高校2年生・七海燈子(ななみ とうこ)の恋を綴った物語。
主人公の侑は物語当初、百合とは無縁の一般的な女子で、男子からの告白に全く心が動かなかったことに悩んでおり、「今まで好きと言われてドキドキしたことがない」という燈子に共感を覚えます。
しかしその後、燈子は侑に惹かれ「ドキドキ」を体験したため、侑は燈子が自分と同じではなかったことに落胆しながらも、少しずつ燈子のことを受け入れていきます。

本作の百合アニメとしての特徴は、燈子から侑への一方的な思慕から始まるという点です。
通常なら「平凡な女子高生が優等生で生徒会長候補のお姉様に憧れる」というのが王道ですが、やがて君になるはその逆の構図になっています。
また、両思いになっていない段階でキスなどのイチャイチャを行うところもポイントです。

作中における百合の価値観は「一般的な恋愛ではないけれど全否定されてはいない」という位置付けです。
侑の姉や、百合に理解を示しており燈子に恋心を抱いている副会長・佐伯沙弥香(さえき さやか)など、主人公カップル以外にも百合少女が複数登場しています。
男性キャラは登場し、一部ストーリーにも関与してきますが、恋愛関係への発展など本筋への影響はありません。

【9位】あさがおと加瀬さん。

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2018年6月に劇場公開された、佐藤卓哉監督・ZEXCS制作によるOVA作品。
原作は高嶋ひろみ先生が連載しているマンガ「加瀬さんシリーズ」で、コミックアンソロジー「ひらり、」、ウェブマガジンウィングスでの掲載を経て現在はウィングスで連載されています。
2017年5月にはOVAの公開に先駆け、YouTubeで6分40秒のアニメーションクリップが公開されました。

アニメのタイトル「あさがおと加瀬さん。」は原作の加瀬さんシリーズ1作目のタイトルがそのまま用いられています。
ただし本編で映像化されたのはその1作目ではなく、2作目「おべんとうの加瀬さん。」と3作目「ショートケーキと加瀬さん。」に収録されているエピソードを再構成した形でアニメ化されました。
それ以前の関係性はOPの映像で示唆されています。

そんな本作は、緑化委員の高校2年生・山田結衣(やまだ ゆい)と、同じく2年生で陸上部のエース・加瀬友香(かせ ともか)恋人としての日常を綴った物語。
付き合い始めてからのストーリーが描かれているので、イチャイチャはもちろん、誤解すれ違いといった恋人同士なら避けて通れないトラブルも訪れます。
しかし険悪な雰囲気やギスギスといった展開はなく、またお邪魔虫的なキャラもいないので、終始キラキラした物語になっています。

百合カップルの希望に満ち溢れたストーリーが好きな人なら間違いないという作品です。

【8位】citrus(シトラス)

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2018年冬に放送された、高橋丈夫監督・パッショーネ制作によるアニメ。
原作はサブロウタ先生が コミック百合姫で2018年まで連載していた同名のマンガ作品です。

ギャルメイクと派手な格好で見た目は遊んでそうなのに純情な藍原柚子(あいはら ゆず)と、清楚な見た目で容姿端麗、しかも成績優秀でクールな女子……だけど毒舌家な一面もある生徒会長・藍原芽衣(あいはら めい)が親同士の結婚によって義理の姉妹となるところから本作は始まります。
当初は性格の違いもあって反発し合うものの、共同生活を続ける中で次第に惹かれ合い、やがて深い関係になっていきます。

原作が掲載されていたコミック百合姫は、国内唯一の百合専門マンガ雑誌で、微百合からガチ百合まで様々な作風の百合作品が連載されています。
本作はその中でもガチ百合以上のガチに分類されるマンガで、かなり濃厚な描写が特徴的。
アニメでもその点はしっかりと再現されていました。

テンション高そうな見た目の柚子と真面目で清楚そうな芽衣ですが、二人の関係をリードするのは基本芽衣
肉体的にも精神的にも、義妹である芽衣が常に主導権を握り、柚子はそれに振り回される展開が続きます。
しかし中盤以降は芽衣の方も嫉妬心を露わにするなど柚子への想いが抑えられず、最終的には両者の百合心は同じくらいという印象です。

メインの2人以外にも百合少女が複数いるので、2人の関係性が作中で特別浮いているということはありません。
ただし1話に芽衣の婚約者(男)が登場し、キスシーンもあるので、男女のそういったシーンが苦手な人には注意が必要です。

【7位】捏造トラップ-NTR-

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2017年夏に放送された、ひらさわひさよし総監督・Creators in Pack.Inc制作によるアニメ。
原作はコダマナオコ先生がコミック百合姫で2018年まで連載していた同名のマンガ作品です。

citrus同様、コミック百合姫で連載されていた作品のアニメ化ですが……本作は百合アニメとしてはかなり異質
というのも、主人公の岡崎由真(おかざき ゆま)は、同じバスケットボール部所属の男子・武田(たけだ)に告白され付き合っているという状況なのです。

そんな由真に対し、幼なじみの女子・水科蛍(みずしな ほたる)「彼氏にする際の練習」と称し、恋愛に関してあまり経験がない由真に色んな肉体的接触を試みてきます。
しかしその蛍も男の恋人がいるため、純粋な百合少女ではありません。

分類的には百合アニメに含まれていますが、本質的にはバイセクシャルアニメといった方が正しいかもしれません。

ただし同性愛について描いた作品であることは間違いなく、異性間の恋愛と同性間の恋愛を同作品内で表現することで、それぞれの対比になっている点も見逃せないポイント。
通常の百合アニメとは違った視点と角度で百合について描いており、色々と考えさせられる作品です。

肉体関係の描写に関してはcitrus以上に直接的。
地上波の百合アニメの中では最も濃厚な部類に入ります。

タイトルの「NTR」は捏造トラップの略称であるのと同時に、寝取られの意味も含まれていると思われます。

【6位】桜Trick

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2014年冬に放送された、石倉賢一監督・スタジオディーン制作によるアニメ。
原作はタチ先生がまんがタイムきららミラクで2017年まで連載していた同名の4コママンガ作品です。

廃校が決まった高校を舞台に、天然気味な主人公・高山春香(たかやま はるか)、甘えん坊の園田優(そのだ ゆう)、お嬢様の野田コトネ(のだ ことね)、人見知りな南しずく(みなみ しずく)、掴み所のない池野楓(いけの かえで)、ツッコミ役の飯塚ゆず(いいづか ゆず)の学校生活を描いた物語。
春香と優、コトネとしずく、楓とゆずの3組の百合カップルを、それぞれ濃度の異なる関係性で表現しています。

きららアニメは百合少女が登場するのが1つのお約束となっていますが、本作はメインキャラクター全員が百合少女というかなり珍しい作品。
毎話必ずキスシーンが描かれているのも大きな特徴の1つです。
きらら系としては異例の濃度で百合が表現されていて、多くの視聴者をこの道に引き寄せたアニメと言えます。

また、百合が当たり前という世界観ではなく、周囲は「倒錯した関係」という認識になっており、百合が単なる作品のフックやパーツになっている訳ではなく、テーマとしてしっかり描かれている点も特徴的。
精神的な繋がりもしっかりと描写されています。

一方で日常感はかなり強く、基本的にはゆふわなアニメになっており、男子が存在感ゼロなのも含めきらら系らしさもしっかりとあります。
濃厚な百合アニメを気軽に観てみたい人にはおすすめの作品です。

【5位】ささめきこと

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2009年秋に放送された、菅沼栄治監督・AIC制作によるアニメ。
原作はいけだたかし先生が月刊コミックアライブで2011年まで連載していた同名のマンガ作品です。
タイトルの「ささめきこと」には「小声でひそひそ話す」などの意味があり、「秘密の関係」といったニュアンスがあると思われます。

本作の主人公は、身長175cmで空手の黒帯所有者、しかし外見は大人しそうなメガネ女子でクラス委員長も務める優等生・村雨純夏(むらさめ すみか)
彼女は親友の風間汐(かざま うしお)に想いを寄せているものの、汐は「かわいい女の子が好き」と公言しており、長身の純夏は想いを打ち明けられずにいます。
そんな2人の恋模様を描いた爽やかな青春ストーリーです。

百合と正面から向き合った作品というのは、どうしても登場人物がマイノリティであることに葛藤を抱くため、重い作風になってしまいがちですが、本作は適度にコメディ要素もあるので読みやすさもあります。
また、百合アニメの場合は通常だと百合であること自体が悩みの大半を占めるものですが、本作の場合はそれに加え「好きな相手の好み」という普通のラブコメでよく見られる悩みも生じています。
百合を普通の恋愛と同じ扱いで描いている証です。

百合ラブコメというジャンルは、ごくありふれているようで、実は意外と少ないジャンル。
それが本作の大きな特徴であり、魅力でもあります。

【4位】青い花

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2009年夏に放送された、カサヰケンイチ監督・J.C.STAFF制作によるアニメ。
原作は志村貴子先生がマンガ・エロティクス・エフで2013年まで連載していた同名のマンガ作品です。

おとなして泣き虫のメガネっ娘・万城目ふみ(まんじょうめ ふみ)と、彼女の親友で幼なじみの奥平あきら(おくだいら あきら)を主人公とした物語。
10年間疎遠になっていた2人が同じ学校に入学したことで再会し、紆余曲折ありつつも恋人同士になっていくストーリーが美しくも切なく描かれています。

原作では性描写そのものこそないものの、行為として行われたことは示唆されており、かなり踏み込んだ百合作品です。
ただしアニメ版ではそれらの行為を匂わすシーンやセリフはカットされており、百合の濃密度はかなり軽減されています。
一方でOP映像に関してはかなり攻めており、微百合アニメとも言えない絶妙な匙加減になっています。

セリフやナレーションで説明せずに絵と行間で読ませるシーンも多い作品で、そんな原作の作風に寄り添うように映像・演出は繊細かつ美しく表現されており、芸術性と創造性に優れた芸術作品に贈られる「文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編に選出されるほど。
百合作品として多くの人に支持された本作ですが、ジャンルを抜きにしても一作品として高い評価を得ています。

コメント

  1. 通りすがらー より:

    (´・ω・`)なんで「おにいさまへ」が入ってないの?

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