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Nov

【SSSS.GRIDMAN】トリガーが手がけたテレビアニメを全部まとめてみた【キルラキル】 #キルラキル #kill_la_kill #ルル子 #kizna #リトルウィッチアカデミア #ダリフラ #SSSS_GRIDMAN #プロメア #PROMARE

キズナイーバー

出典 : Amazon.co.jp

2016年春は、宇宙パトロールルル子と同時に別のトリガーアニメが放送されていました。
小林寛監督が指揮を執り、岡田麿里さんをシリーズ構成に迎えて制作された『キズナイーバー』です。
「僕らはキズでツナがっている――――!!」というキャッチコピーが印象的でしたね。

『さよならの朝に約束の花をかざろう』で監督デビューを飾った岡田さんですが、当時は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがっているんだ。』など多数のヒット作を手がけた、“泣き”のシナリオで有名な脚本家でした。
そんな岡田さんが原作者としてもクレジットされたアニメということで、制作がアナウンスされた当初は岡田さんメインの新プロジェクトとして各メディアで紹介されていました。

実際、このキズナイーバーは岡田さんのカラーがかなり出ている作品です。
「傲慢」「貪欲」「嫉妬」「憤怒」「大食」「色欲」「怠惰」の七つの大罪をテーマに、他者の痛みに共感する「キズナシステム」を埋め込まれた少年少女「キズナイーバー」たちが様々なミッションを乗り越え結束していく物語ですが、同時に恋愛要素もかなり濃く、岡田さんの得意とするドロドロした青春群像劇が展開されていきます。

一方でトリガーらしさも多分にあり、勢いやノリの良さを感じさせるドタバタ劇も見所の1つ。
『ジョーカー・ゲーム』や『FGO』のブリュンヒルデなどで知られる三輪士郎先生が原案を務めた、どこか耽美なキャラクターデザインも印象的です。

トリガーと岡田さんの“らしさ”が両方とも出ている作品ですが、それだけに相当ディープなアニメになっています。

リトルウィッチアカデミア

出典 : Amazon.co.jp

2010年、文化庁はメディア芸術部門の人材育成を支援すべく「若手アニメーター育成プロジェクト」を立ち上げます。
このプロジェクトはアニメ制作会社からエントリーを募り、文化庁より委託を受けた団体(2018年現在は一般社団法人日本動画協会)によって選出された4つの会社が新人・若手のアニメーターを育成を行いながら彼らの手によってオリジナル短編アニメーションを制作し、それを発表するという企画。
キルラキルが放送されるより前の2013年3月2日、当時は アニメミライという愛称を使われていた(現在はあにめたまご)このプロジェクトに、トリガーは選出されました。

そこで発表されたアニメが『リトルウィッチアカデミア』です。

監督に抜擢されたのは、当時原画やメカニックデザインを主に手がけていた吉成曜さん
当時既に20年のキャリアを誇るアニメーターでしたが、監督としての実績はなく、本作で初めて指揮を執ることになりました。
吉成さんは監督に加え原作・キャラクターデザイン・作画監督を全て手がけ、プロジェクトの主旨である若手・新人のアニメーターの育成にも尽力し、本作を作り上げています。

そのリトルウィッチアカデミアは国内外で高評価を獲得し、同年7月に続編の制作を行うための資金を確保すべくクラウドファンディングを実施。
すると目標額の4倍を超える約7400万円が集まり、その資金をもとに本格的な続編が作られ、2015年に映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』として公開されました。

この映画も高評価を獲得したことで、2017年冬にはテレビアニメ『リトルウィッチアカデミア』の放送を開始。
続編ではなく完全新作として2クール放送されました。

基本的な設定に関してはアニメミライ版&映画版とテレビアニメ版に大きな違いはありません。
魔法が存在する世界で、魔女シャイニィシャリオに憧れ彼女がかつて通っていたルーナノヴァ魔法学校に入学することになったアツコ・カガリ(アッコ)が、シャリオのように皆を喜ばせる魔法を習得するため仲間やライバルと切磋琢磨しながら奮闘する王道の学園ストーリーです。

アッコのひたむきさと勢い、ライバルであるダイアナの厳しさと優しさ、そしてダイナミックなアクションシーンなど、トリガーらしさが随所に現れつつ新たなファン層も獲得した画期的な作品です。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

出典 : Amazon.co.jp

2018年冬~春、2クールにわたって放送された『ダーリン・イン・ザ・フランキス』は、トリガーとA-1 Picturesの共同制作によって生み出されたロボットアニメです。

地殻変動、環境破壊によって荒廃し、人類が子孫を残すことを放棄した世界を舞台に、謎の巨大生物・叫竜(きょりゅう)の脅威を退けるため、男女2人乗りの巨大兵「フランクス」のパイロットとして戦う少年少女の日常と戦い、そして葛藤と苦悩を描いた物語。
フランクスのデザインがメカっぽくない点、フランクスに乗る少女が四つん這いになり、男性パイロットにお尻を突き出すような格好をするなど性的なイメージを想起させる点、そして終盤の展開がかなり強引だったことなど、様々な面で物議を醸した問題作ですね。

監督は『THE IDOLM@STER』で知られる錦織敦史さん
シリーズ構成は錦織監督と『STEINS;GATE』などで知られる林直孝さんが担当し、キャラクターデザイン・総作画監督を『君の名は。』の田中将賀さんが務めました。
また、今石監督がアクション監修として参加しています。

上記のように、制作会社は豪華、スタッフも豪華、設定は奇抜……という破天荒なアニメで、その点はトリガーっぽさもありますが、全体的にはトリガーらしさは控えめ。
ドロドロした人間関係の描写もあり、キズナイーバーとも共通するところがあります。
そういう意味では、共作ではありますが新たなトリガー像が生まれたと言えるのかもしれません。

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