アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

18

Oct

【ヒナまつり】瞳の出世街道まとめ!アニメでは語られなかった伝説…… #ヒナまつり

銃の使い方を覚える(原作8~9巻)

ここからはアニメ化されていないエピソードになりますが、瞳の出生街道はここからが本番です。

仕事に疲れた瞳は日本から一旦離れるべく、英会話を習うためにニューヨークへ短期留学することに。
しかし手違いでニューヨークの英会話教室ではなくフロリダの軍事訓練場へ向かってしまい、なし崩しのうちに厳しい軍事訓練を受けるハメになってしまいます。

明らかに英会話教室ではないとわかっていながらも、半ば現実逃避から「ブートキャンプ風英会話教室」だと自己暗示し、そのまま滞在
元々運動が苦手だったため、肉体を酷使する訓練には最後までついていけなかったものの、その後に行った射撃訓練で隠れた才能が開花します。
拳銃、更にはライフルを初体験で使いこなし、なんと1km先の的にまで命中させるという一流スナイパー顔負けの技術を見せつけ、マッチョな教官を驚愕させました。

ついでに現地で使われていた英語(ほぼスラング)も習得
バーで培った人脈はヤクザの組や財政界を動かすほどに肥大し、自身は殺し屋と間違えられるほどの銃の腕を身に付け、いよいよ裏の人間としか思えない存在になってしまいました。

なお、この時点でも未だに中学1年生
学校にもちゃんと通っていて、その後無事進級もできたみたいです。

敏腕社長になる(原作10~14巻)

時は流れ、3年後。
高校に進学した瞳は……なんとコンサル会社の社長になっていました。

あまりにも多くの仕事を掛け持ちした瞳は完全に疲弊し、仕事を依頼してきた客にこれ以上仕事先を増やせないこと、そして経歴詐称していたことを告白します。
しかし瞳の存在は最早各職場において欠かすことのできない人材となっており、瞳がいなくなることだけは避けたいという意思統一のもと、客たちは瞳に起業を勧めました。
瞳が会社を持つことで各職場との関係は保たれ、仕事や仕事先が一本化されるため効率化が図れ疲労が軽減する……という理屈です。

経歴詐称に目を瞑り、しかも中高生を会社の社長にするというトンデモな発案ながら、ハッキリ断れない瞳の性格は健在で、なし崩しのうちに社長職に就いてしまいました。

普通ならお飾りの社長となるところですが……そこは瞳。
経営という未知の世界にもあっという間に順応し、高校生になった頃には若手美人社長として業界では有名人になっていました。

瞳の地位向上は社会的なものだけではありません。

海外の会社に赴任していた瞳の父親が会社の倒産によって帰国した際、再就職先として瞳の会社に就職することになり(ただし当時父親は社長が瞳とは知らない)、瞳は「父親を扶養どころか雇用する一家の大黒柱」となります。
ある意味、高校生社長よりもレアな立ち位置かもしれません。

その後も瞳は敏腕を振るい、自ら精力的に動き回って事業の範囲を拡大。
コンペのプレゼンで新田を圧倒したり、新田のちょっとしたアドバイスで業績を倍にしたりと大暴れ。
テレビ出演の際には「わずか1年でコンサル業界を席巻した」と言われるまでになり、経済界における寵児となりました。

アメリカ3位の通信会社のCEOに就任(原作15巻)

日本経済界の頂点も見えて来た瞳ですが、ヒナ絡みの事情で自分の未来を知ることになり、風向きが変わります。

現在、数ある事業の中の1つとして超人フィットネスというフィットネスクラブの経営アドバイスを行っていた瞳ですが、この超人フィットネスはヒナたち超能力者を生み出した未来の組織「超人会」の前身と判明。
つまり、瞳は超能力者を生み出した組織にアドバイザーとして協力していたのです。
しかも未来において、超人会は超能力者を生み出す実験中に街を爆破させてしまい、政府と交戦状態になっているというのです。

そして未来の瞳は時の総理大臣に民間協力を要請され、その超人会との内戦を早々に鎮静化させ救国の英雄になったとのこと。
まさに壮大なマッチポンプです。

その未来を回避すべく、瞳は超人フィットネスと縁を切ろうとしますが、運命なのか神のお導きなのか、関係のない仕事にまで超人フィットネスが関わってくる始末。
腹を括った瞳は自らテレビ局に経歴詐称の件をリークし、会社を辞任する口実を強引に捻出。
その後海外へ逃亡します。

ですが、彼女の出世街道はここでもまだ終わりません。

逃亡先のアメリカでたまたま知り合った通信会社の社員に会社合併の経験談をレクチャーしたところ、意気投合。
瞳のアドバイス通りに合併が行われ、アメリカ3位の通信会社となったその合併後の会社は、瞳のCEO就任を発表しました。

この発表は瞳へのサプライズも兼ねており、彼女は知らない間に外国の大手企業の最高経営責任者となったのです。

いよいよ日本どころか世界という舞台に躍り出た瞳。
しかしその歩みがここで止まることは考えられず、今後更なる上昇が期待されます。

まとめ

原作15巻に収録されている76話「全てはロックージョン」は、ヒナたち超能力者の生い立ちや超能力集団の正体、「ロックージョン」の秘密など、『ヒナまつり』という物語の背景が明らかになる重要な回……のはずでした。
でもそれは全て、瞳がCEOになる回(77話「会長コース」)への前フリで、瞳が自分の正体を晒し海外逃亡を図るきっかけに過ぎませんでした。
第1話からずっと引っ張ってきた謎さえも、瞳が(心ならずも)駆け上がるための踏み台になったのです。

このヤバ過ぎる構成こそがヒナまつりの真骨頂であり、瞳というクレイジーなキャラの真髄。
アニメ化されたところまでしか知らない人は、ぜひその続きを原作コミックで目撃してみてください!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です