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18

Oct

【ヒナまつり】瞳の出世街道まとめ!アニメでは語られなかった伝説…… #ヒナまつり

生徒会役員になる(アニメ7話、原作2巻)

原作2巻に収録されている10話「支配者への道」で、ヒナは権力を手に入れるために生徒会長に立候補します。
しかし1年生は生徒会長にはなれないので、最終的には書記のポジションが与えられます。

ですが生徒会長の権力にしか関心がなかったヒナは一度も生徒会に足を運ばず、痺れを切らした役員がヒナの代わりに瞳を連れて行くことに。
そこでも瞳は能力の高さを見せつけ、書記代理として今後も生徒会に来るようにと懇願されます。

「中学1年生が生徒会長に頼りにされ、スカウトにより生徒会入りを果たす」

通常なら相当凄いことですし、強キャラとして申し分ないエピソード。
しかし瞳の出世街道においては大したインパクトはなく、しかもアニメでは既にバーテンダーとして確固たる地位を得た7話の段階で映像化されたため、非常に影の薄い逸話となっています。

生徒会役員になった経歴がここまで空気化するのは彼女くらいでしょう。
そこまでひっくるめて、瞳を語る上で欠かせないエピソードの1つです。

店の全権を握る(アニメ7~9話、原作4~5巻)

アルバイトとして働くようになって早々、瞳はプロのバーテンダーである詩子以上の評価を得るようになり、程なくして「Little Song」は瞳目当てに訪れる客ばかりになります。
当初は「寝てるだけでお金が入ってくる」と喜びを噛みしめていた詩子ですが、その環境に甘えすっかり怠けてしまい、客の誰もが「詩子より瞳の作ったお酒が飲みたい」と主張する事態に。
自身の存在価値がなくなると詩子は危機感を抱くも、どうにもならない現実を前に成す術なく、堕落の一途を辿ります。

技術で追い越し、客への求心力でも追い越し、そして人間としても追い越した瞳は、詩子を「いなくても困らない人」「雑用以外使えない」と認識。
詩子も仕事面においては瞳に頭が上がらなくなり、「Little Song」は実質瞳の店となりました。

中学生でありながら巻き込まれ体質と断れない性格が災いしバーで働くようになった少女が、僅かな期間でそのバーの全権を握るという事実。
のちに新田が「はるか高みにいる巨人のような高いかべ」と称した“魔王”が、少しずつその漆黒の翼を伸ばし始めていました。

社会に馴染む(アニメ10話、原作6~7巻)

バーは表・裏を問わずあらゆる職種の人間が集い、疲れを癒やす憩いの場。
そこで凄腕のバーテンダーとして名を馳せていた瞳の元には、色々な職業の人間が彼女の酒を飲みにやって来ます。
アニメ10話「川の流れのように」では、バーテンダーの瞳が新たなステージに向かうきっかけとなるエピソードが描かれました。

バーでアルバイトしていることを親に隠し、深夜にこっそりと帰宅していた瞳でしたが、とうとう母親にバレてしまい真相を打ち明けることに。
しかし「中学生がバーテンダーとして働いている」など信じられるはずもなく、それどころか中学生にあるまじき額を稼いでいたことから「ふしだらなことをしてるのか」「体を売ってるのか」と問い詰められてしまい、失意の瞳は家出を決意します。

新たな寝床として不動産も手掛けている新田が紹介した家具付きの物件は、なんと家賃15万!(本来は30万のところを好意で半額に)
バーテンダーの稼ぎだけでは苦しいため、瞳は客から紹介してもらったビル清掃の仕事を掛け持ちでこなすことにしました。
当然中学生では無理があるので、大学生と経歴を偽って。

するとその働きぶりが評判を呼び、その後も様々な職種の客から仕事の依頼が殺到。
イベントスタッフ、球場でのビール売り、着ぐるみ、家庭教師……更には派遣社員としてOLになるなど、中学生でありながら多種多様な仕事を短期間で次々と経験し、しかもどの職場でも重宝されるという離れ業をやってのけます。

派遣社員として仕事をすることになった会社では、当初陰口を叩かれ歓迎されていない状態でしたが、能力の誇示に加え先輩が食べたいと先日言っていたお菓子を購入し差し入れするなどして事なきを得ます。
社会人としての処世術まで身に付けていたのです。

リクルートスーツに身を包み、半額シールの貼られた総菜を買い、1人家に帰るも玄関で寝落ちしてしまい、気付けば仕事に行く時間。
中学生の身でそんな日常を送る瞳は、自分が何をしたいのかもわからないまま、バスローブ姿で都会の喧噪を見下ろしていました。

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