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May
【ヘタリア】擬人化ブームの火付け役!世界各国を擬人化した本作を徹底解説!
中国
かなり年がいっている仙人。
弟子がたくさんおり、兄貴風を吹かすがあまり兄貴っぽく扱ってもらえない・・・。エセ中国で「~ある」「~よろし」と喋る。なんでもパクる。夕飯が何より大事、夕飯の仕込みの為なら会議に遅刻しても一向に気にしない模様。
ロシア
田舎っぽい素朴さと子どものような恐ろしい無邪気さが入り混じったなんとも言えない威圧感があるキャラ。気を許せるお友達が欲しい。昔は苛められっ子だったが今はおそロシア。燃料はウォトカ。
姉のウクライナと妹のベラルーシのことを大切に思っているが妹の愛が重たすぎて正直逃げ出したい。
【ヘタリアの楽しみ方】
1 歴史が酷すぎて悶える
戦国時代が好きだから日本史が好き!という人は割かし多い、では世界史は…?
ずばり!ヘタリアが好きだから世界史が好きというセリフが私の学生時代には蔓延していた。
ヘタリアを知っていることで世界史で何が楽しめるかというと、ヘタリアは国=キャラクターのため、各国の関係性や政治が非常にニヤニヤしてたまらないのだ。
例えば我が国日本で言えば、イギリスと1902年に日英同盟を結んでいる。これはヘタリアファンの中で日本とイギリスが島国であることから「島国同盟」と言われている。
ツンデレなイギリスが日本とお友達になった日なのだからファンとしては歓喜ものだ。
しかもこの同盟は1922年に廃止されることになるのだが、これはアメリカの目論見だというのだからファンとしたら両想いの友人が間男に引き裂かれた思いだ。教科書を見て正直ニヤニヤが止まらない。
ではアメリカは悪者なのか?…そんなことはない。
アメリカは元々イギリスの植民地であったことから、イギリスが小さなアメリカを育てたと言った描写でヘタリアは描かれている。
このため、アメリカ独立はイギリスの精神に大きな衝撃を与えたとされ、ファンはその歴史をハラハラしながら2カ国を見守るのだ。
ちなみに、イギリスの「飯まず」を色濃く受けて「ジャンクフード」一色のアメリカが兄弟さながらでファンは暖かい気持ちになる。
その他にも、国の関係性から連想されるものはまだまだある。
フランスとイギリスは遥か昔から戦争し、時には同盟しを繰返している為、作中では腐れ縁同士とされている。
イギリスが財政危機でフランスに婚姻を申し込んだこともあるため、この2カ国が何かする度に歴史の時間は悶え苦しんだ。
…このようにここでは紹介しきれないほど世界史を人間に見立てれば色々とややこしく可笑しな人間模様が見えてきて笑いを堪えない。まさにヘタリアを知った今、世界史は夢のような時間である。