29Apr
出典 : (c)ATLUS (c)SEGA/PERSONA5 the Animation Project : 『PERSONA5 the Animation』公式サイト
2018年春クール期待の新作アニメ『PERSONA5 the Animation』。大人気ゲーム待望のアニメ化ということで、かなり大きな注目が集まっていますね。
そんなアニメ版ペルソナ5におけるメインキャラクターたちが所属する「心の怪盗団」についてご紹介します!
大ヒットシリーズの最新作「ペルソナ5」
出典 : (c)ATLUS (c)SEGA : Amazon.co.jp
『ペルソナ5』は、ゲーム制作会社・アトラスが2016年に発売したPlayStation4/3用ゲームソフトです。
アトラスの看板作品だった『女神転生』シリーズの派生作品として1996年にリリースされた『女神異聞録ペルソナ』を第一作とした『ペルソナ』シリーズの第5弾に該当します。
このペルソナシリーズは元々「女神転生をプレイした事がない人」向けに開発され、従来の女神転生シリーズにはない要素を取り入れた若年層向けのRPGとして発表されました。
2006年発売の『ペルソナ3』以降はグラフィックデザインが全体的にポップになり、スタイリッシュな演出も加わってより広い年代に人気を集め、メディアミックス展開も相まってリリースの度に大ヒットを記録しています。
今や日本を代表するRPGシリーズと言えるでしょう。
『PERSONA5 the Animation』は、その最新作であるペルソナ5のアニメ化作品。
石浜真史監督、CloverWorks(A-1 Pictures高円寺スタジオ)制作で2018年4月より放送がスタートしています。
歪んだ欲望を盗む「心の怪盗団」
出典 : (c)ATLUS (c)SEGA/PERSONA5 the Animation Project : Amazon.co.jp
『PERSONA5 the Animation』は、謎のアプリ「イセカイナビ」によって出現した“歪んだ認知が具現化した異世界”である「パレス」から大人たちの歪んだ欲望を盗み出して改心させる「心の怪盗団」の活躍を描く物語です。
心の怪盗団は、汚い大人たちによって虐げられたり重荷を背負わせられたりした子供たちが「世直し」をすべく結成した集団であり、彼等の反発心と義憤こそが本作における「ペルソナ」そのものでもあります。
彼等は皆、心に深い傷を負っています。いわゆる「ワケあり」な子供たちです。
その一方で、弱い心と強い心を持ち合わせた、ごく普通の10代でもあります。
そんなイカした「心の怪盗団」の面々をご紹介していきます!
頼りになる前歴持ち「ジョーカー」
本作の主人公であり、「心の怪盗団」の中心人物。ゲームのペルソナ5は主人公の名前をプレイヤーが決めますが、アニメ版では「雨宮蓮(あまみや れん)」という名前が付けられています。
男に絡まれていた女性を助けようとするも逆に傷害の罪を着せられ、保護観察の身となって高校を退学するハメになり、東京の秀尽学園に転校してきた不幸極まりない少年です。
ゲーム版では人格が面に出ない“ドラクエタイプ”の主人公ですが、アニメ版ではちゃんと自己主張する場面が見受けられ、普段は無口だけどパレスでは割とはっちゃける様子が描かれています。
戦闘面では極めて優秀で、他の怪盗団メンバーと違い複数のペルソナを使用することができる「ワイルド」の持ち主。
その他にも様々な技能とコミュニティ能力を持った、過去シリーズの主人公にも負けないカリスマです。
パレスでは「ジョーカー」というコードネームで呼ばれています。
大人が嫌いな問題児「スカル」
金髪かつ制服を着崩したスタイルから不良そのものという印象を受ける「坂本竜司(さかもと りゅうじ)」。実際、周囲からは問題児扱いされています。
実は彼、元々は真面目な陸上部のエースでした。しかし元メダリストでバレー部の顧問・鴨志田から「自分以外が目立つのは気にくわない」という身勝手な理由で目を付けられ、また本人の短気な性格も災いし、脚を負傷させられた上にあらぬ噂を流され、陸上部解体の主因というレッテルを貼られてしまいます。
以降、大人に不信感を抱くようになり、性格も相まってやさぐれた高校生活を送っていましたが、ジョーカーと出会い心の怪盗団を結成して以降は「世直し」に尽力するようになります。
怪盗団ではムードメーカーである反面、お調子者で口が悪いトラブルメーカーとして良くも悪くも暴れ回るなど、結局は問題児である事に変わりはないようです。
パレスでは「スカル」というコードネームで呼ばれています。
孤立するクォーターの少女「パンサー」
ジョーカーのクラスメートで、帰国子女のクォーター美少女「高巻杏(たかまき あん)」。
ファッションデザイナーの両親を持ち、時折モデルの仕事もする一見“リア充”の彼女ですが、その華やかさが却って近付き辛い空気を作っている事、また鴨志田から気に入られている事もあり、周囲からやや孤立した状態にあります。
本来の天真爛漫な性格は影を潜めていましたが、ジョーカーや竜司と共に活動するようになってからは素の自分が出せるようになっていきます。
猫をも惑わす美貌を持つ反面、まともな性格からツッコミ役に回る事も多く、個性派揃いの怪盗団の中ではやや地味な役回りを担っています。
パレスでは「パンサー」というコードネームで呼ばれています。
正体不明の奇妙な猫「モナ」
心の怪盗団におけるナビゲーターであり、マスコットであり、足でもあるバイタリティ溢れる二等身の猫「モルガナ」は、全てにおいて謎の存在です。
ジョーカーとスカルが鴨志田の欲望を具現化した「カモシダ・パレス」に迷い込んだ際、彼等にパレスやペルソナの存在を教えたのはモルガナ。怪盗団の誰よりもこの世界の事情に詳しいと言えます。
現実世界では普通の猫……ではあるものの怪盗団メンバーとは会話が可能で、知能もスカルより上の模様。
本人いわく「元は人間で、本当の姿を取り戻すために探索を行っている」とのこと。
パレスでは「モナ」というコードネームで呼ばれています。
我が道を征く画家「フォックス」
ジョーカーたちが通う秀尽学園ではなく、洸星高校に通う2年生「喜多川祐介(きたがわ ゆうすけ)」。
見た目は切れ長の目が涼しげなスタイリッシュイケメンですが、中身は「変人」そのもので、独特の感性から繰り広げられる言動はマイペースを通り越し異質とさえ言えます。
母親を亡くして孤児となり、その画才を見込まれ世界的な日本画家である班目一流斎に引き取られるも、自分の信じていたものは幻想であったと気付き、絶望を置き土産に心の怪盗団へと加入します。
基本はクールですっ惚けた性格ながら、悲惨な生い立ちと裏切りへの反発心からか意外と熱血漢なところも。
パレスでは「フォックス」というコードネームで呼ばれています。
生真面目な生徒会長「クイーン」
秀尽学園3年生で生真面目な生徒会長「新島真(にいじま まこと)」。一見するとエリートの系譜ですが、彼女の場合は色んな意味でその印象に囚われない人物です。
少なくとも優秀な生徒なのは確かです。生徒会長としてやらなければならない事と向き合う責任感、校長から丸投げされる指示や「良い子」であり続ける事に苦悩しながらも、自分の信じる道を選べる力を持っています。
事実、怪盗団に加入後は参謀役としてその知謀をいかんなく発揮します。
ですがその反面……ちょっぴりポンコツな一面もあったりなかったり。
その姿は恐らくアニメでも確認する事が出来るでしょう。そしてそれは、彼女の大きな魅力として賛美される筈です。多分。
パレスでは「クイーン」というコードネームで呼ばれています。
引きこもる天才ハッカー「ナビ」
ジョーカーが身を寄せる事になった純喫茶「ルブラン」のマスター・佐倉惣治郎には娘がいます。
彼女の名は「佐倉双葉(さくら ふたば)」。ジョーカーの一つ年下で、本来は高校1年生ですが学校には通っておらず、ずっと自室に引きこもっています。
そんな彼女は特殊な技能の持ち主。
天才的なプログラミング能力を持っていて、凄腕のハッカーとして活動しています。
いわゆる「パソコンオタク」で言動は痛々しく対人スキルの低さも際立っていますが、分析能力は高く怪盗団ではモナに代わってナビ役を担当する事になります。
パレスでは「ナビ」というコードネームで呼ばれています。
心優しき社長令嬢「ノワール」
秀尽学園に通う3年生で、大手外食メーカー「オクムラフーズ」の社長令嬢、「奥村春(おくむら はる)」。
しかし一般的な令嬢の印象とは対照的に、彼女の実態は園芸が趣味の素朴な少女です。
その素朴さ故に現実の環境に中々順応できず、またフィアンセとの人間関係にも問題を抱えていて、心の中に強いストレスを溜め込んでいるようです。
怪盗団の加入は遅いものの、2話で既にアニメにも登場しています。
気付けなかった人は、ぜひもう一度2話を観直してみてください。
パレスでは「ノワール」というコードネームで呼ばれています。
物語のキーパーソン「???」
心の怪盗団にはもう一人、ある人物が加入します。
アニメ第1話にも登場していて、本作における最重要人物の一人でもあります。
その正体はぜひアニメ本編で確かめてみてください。
●まとめ
『PERSONA5 the Animation』のメインキャラクター群である「心の怪盗団」は、こんなに個性派揃い!
アニメでもこれから続々と登場する予定なので、楽しみに待ちましょう!
●公式PV
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