百合要素はある？

出展 : Amazon.co.jp

「ラノベあるある」という明確なテーマがあるため、きらら系作品の中ではあまり百合に重点を置いていない本作ですが、全くない訳ではありません。
ななかとみきは幼なじみ特有の距離感からか、近い距離で話すことが多いため、まいや周囲のクラスメイトからそういう目で見られるシーンが結構あります。
また、まいと永山先生、永山先生とみゆきにも仄かな百合の香りを漂わせるシーンが散見されます。

百合を主題とした作品ではありませんが、百合のど真ん中をいく作品よりも微かに百合を感じさせるコメディが好みという人にはオススメです。

まとめ

シュールで不思議なテンションの『○本の住人』と比べると、本作はかなり落ち着いた作風ですね。
『○本の住人』は11年も続いた長期連載作品ですが、創刊間もない頃の作品ということもあって“きらら系”とは一線を画したマンガだったのに対し、『ななかさんの印税生活入門』は比較的きらら寄りの作風に思えます。
なろう系やラノベがガッツリ好きな人はもちろんですが、それらをイメージでしか知らない人も楽しめるお話です！