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20

Aug

【あだち充】ゲッサン連載『MIX』アニメ化決定! 伝説の名作「タッチ」の30年後を描いた物語 #MIX #あだち充

出展 : Amazon.co.jp

あだち充先生がゲッサンで連載中の人気マンガ『MIX』2019年春、ついにテレビアニメ化
あの往年の名作『タッチ』の約30年後、上杉達也や浅倉南が通っていた明青学園の野球部を舞台に繰り広げられる新世代の物語についてまとめてみました!

『タッチ』の30年後を描いた物語

出展 : Amazon.co.jp

あだち充先生が2012年よりゲッサンで連載している野球×青春ストーリー『MIX(ミックス)』テレビアニメ化が発表されました!
2019年春より地上波および全国ネットで放送予定となっています。

あだち先生にとってアニメ化作品は『ナイン』『みゆき』『タッチ』『陽あたり良好!』『スローステップ(OVA)』『H2』『クロスゲーム』に続いて、なんと8作品目
テレビアニメ限定でも7作品目なんですから、本当にとてつもないですよね。

この中でも特に有名なのは、1985年~1987年に放送されたタッチ
面倒臭がりで飄々とした性格ながら他人のことをいつも考え行動する兄・上杉達也(うえすぎ たつや)、努力家で負けず嫌いの優しい弟・上杉和也(うえすぎ かずや)、そしてヒロインの浅倉南(あさくら みなみ)の三角関係を軸に、野球と恋愛を同時進行で描いた青春ストーリーで、最高視聴率31.9%を記録するなど社会現象にもなったお化け番組です。
原作も単行本全26巻、ワイド版全11巻、文庫版全14巻、完全版全12巻の総売上は約1億部と、歴代の全マンガ作品の中でも上位に入るビッグセールスを記録しています。

そのタッチの約30年後を描いた新作として発表されたのがMIX
ゲッサン創刊時に開始したあだち先生の『QあんどA』の連載が終了し、その直後に発表された本作は、当然ながら凄まじい反響を呼び、熱い注目を浴びる中で連載をスタートさせました。

直接的な続編ではないものの、タッチの舞台でもあった明青学園野球部を描いた次世代の物語ということで、1980年代にタッチに夢中になっていた世代から驚きと共に受け入れられ、第1話を収録したゲッサン2012年6月号は品薄状態に。
マンガ雑誌としては異例の増刷を行うもそれでも追いつかず、翌月号および週刊少年サンデー2012年28号に1話を再掲載するというほとんど前例のない事態になりました。

1巻発売時も各書店で即座に売り切れるなど、早々に大ヒットを記録。
その後も順調にファンの支持を重ね、アニメ化へと繋がっていきました。

『MIX』は過去のあだち作品をミックスした集大成

タッチが「弟の夢を兄が引き継ぐ」という意味を込めたタイトルだったように、MIXというタイトルにもちゃんとした意味が込められています。
それは「過去のあだち作品の様々な要素をミックスし再構築することで、より面白い作品を目指す」というもの。
実際、本作にはタッチをはじめ他のあだち作品に見られた設定などが多数登場します。

まず本作のメインキャラである立花投馬(たちばな とうま)立花走一郎(たちばな そういちろう)、そして立花音美(たちばな おとみ)の関係性。
投馬と走一郎は連れ子同士が再婚したことによって義理の兄弟になっており、血の繋がりはありません。

そして音美は走一郎の実妹なので、投馬とは血の繋がっていない義理の兄妹という関係。
これはあだち先生の代表作の1つ『みゆき』を踏襲した設定です。

また、音美は短髪で、彼女と共にヒロイン候補の大山春夏(おおやま はるか)センター分けの長髪
この2人の髪型は『H2』の古賀春華(こが はるか)、雨宮ひかり(あまみや ひかり)を髣髴とさせます。

過去作品のエッセンスが多分に含まれているMIXは、あだち先生の集大成ともいえる作品なのです。

浅倉南役の日髙のり子さんが出演

MIXのアニメーション制作を行うのはオー・エル・エムです。
アニメ『クロスゲーム』でスーパーバイザーを担当した奥野敏聡さんが代表取締役社長を務めるアニメ制作会社で、『ポケットモンスター』『妖怪ウォッチ』などを手がけています。
2018年にはMIXと同じ野球アニメ『メジャーセカンド』を制作しました。

指揮を執るのは渡部穏寛監督
『NARUTO -ナルト- 疾風伝』『東京喰種:re』を手がけている方です。

シリーズ構成は『ポケットモンスター XY』『キャプテン翼(第4作)』の冨岡淳広さん
キャラクターデザインは『遊☆戯☆王ARC-V』『バジリスク ~桜花忍法帖~』の牧孝雄さんがそれぞれ担当します。

ナレーションを務めるのは日髙のり子(ひだか のりこ)さん
日髙さんと言えば、あだち充先生の代表作『タッチ』で浅倉南(あさくら みなみ)役を演じ、南を国民的ヒロインへと導いた立役者。
あだち作品への出演はその南役以来となります。

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