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アニメ界の異端児! ポプテピピックのココが凄い

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出典 : (c)大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード : TVアニメ「ポプテピピック」公式サイト

アニメ『ポプテピピック』とは、大川ぶくぶ先生原作の同名4コマ漫画をアニメ化した作品です。
一見萌えキャラを意識したようなデフォルメ調の強いミニキャラが過激な言動を行うシュールな展開が特徴で、twitterをはじめとするSNSなどでカルトな人気を誇っていました。
2017年4月には大々的にアニメ化を告知し、11月開始であることを正式に発表しましたが、「キングレコードの勘違い」により延期。

紆余曲折ありながら、2か月遅れの2018年1月に放映を開始しました。

今回は、放映発表直後から公式自らが「クソアニメ」と自称するポプテピピックのユニークさと、その魅力をたっぷりとご紹介します。

【異端ポイント】

・放送直後に再放送

ポプテピピックはそれぞれの話が繋がっている物語性のあるタイプの4コマ漫画ではなく、確固とした世界観を持たず、それぞれの話が独立しているタイプの4コマ作品です。
一話一話が非常に短いので、放映以前から原作ファンの間では「ポプテピピックで30分間アニメを作るのは難しいのでは?」と言われており、おおよそ5分程度の短いアニメを放映するのだろうと考えられていました。

確かに出来上がったものは15分以内に収まる短いものでしたが、制作サイドはこの15分アニメを「2回放送する」という形で放映枠30分を使い切ります。

おおよその放映内容が同じな点から手抜きと見られることもありますが、30分で二回放映されることを逆手に取ったネタもたくさん仕込まれているので、一概に「手抜き」とは言い難いでしょう。

・放映される毎に変わる主演声優

ポプテピピックは主役であるポプ子とピピ美を担当する声優が放映される度に代わるのも特徴です。
この二人のキャスティングには、第一話の初回放映分を除いて、過去の有名アニメなどで共演した二人が起用されることで話題を呼びました。

例えば第一話再放映枠においては、アニメ「タッチ」でヒロインである朝倉 南役を務めた日高 のり子と上杉 達也役の三ツ矢 雄二が、それぞれポプ子とピピ美の声優を担当しています。
中には、過去で共演したアニメをモチーフとしたアドリブネタを披露してくれるコンビも。

ちなみに、放映前にはポプ子とピピ美の声優は上坂 すみれと小松 未可子であると発表されていました。

・ユニークな構成

ポプテピピックは複数のコーナーに分かれています。
形式としてはバラエティ番組が近く、一度の放送の中に個性的なクリエイター達の企画がギュッと詰め込まれているのです。

原作のネタを忠実に再現したコーナー「POP TEAM EPIC」から物語が連続して続いているアニメオリジナルのストーリー「POP TEAM STORY」に加え、実写のフェルト人形をコマ撮りすることで作られている「POP TEAM DANCE」など、その種類はさまざま。

中には、日本語が分からないフランス人ティボ・トレスカ氏が作成した全てフランス語のコーナーや、学生でありながら高品質ドット絵アニメーションを山下 諒氏が手掛ける8bit風ドット絵アニメなどの個性的なものも。

【見所】

・声優の個性が光る「ポプ子」と「ピピ美」の演技

本作の二回連続放送の恩恵を最も大きく受けているのが、主演声優を放映するたびに変更する点でしょう。
同じアニメーション・同じ内容でも演じる声優によって、まるで違う一面をポプテピピックは見せてくれます。

第二話の後半パートでポプ子を演じた声優の古川 登志男氏は、ポプテピピックについて公式のツイッターにてこう論じています。

確かに古川さんの言うとおり、前半パートと後半パートは内容は一緒でも、声優によってポプ子とピピ美の演技は違います。
各声優の演技に注視してみるのもポプテピピックの楽しみ方の一つです。

・元ネタを知っているとなお楽しい!パロディシーンの数々

原作コミック「ポプテピピック」はメタなネタやパロディネタの多い作品ですが、大量のパロディや風刺の利いたネタが詰め込まれている点はアニメ化しても変わりません。
それどころか、アニメオリジナルのネタも新規に加えられています。
第一話だけでも、スーパーマリオワールド・君の名は。・クロノトリガー・蒼き流星SPTレイズナー・ジャイアントロボ・流浪人剣心など、古いものから新しいものまで非常にたくさんのアニメやゲームからパロディのネタが使われています。

また、声優が今まで演じてきた有名アニメのキャラクターをパロディした、所謂声優ネタも多数詰め込まれています。
総勢48名、24通りの組み合わせを用いた声優本人によるパロディネタは、このアニメだからこそ実現した展開と言えるでしょう。

・賛否両論、新コーナー「ボブネミミッミ」

奇抜なアニメーションがウリのポプテピピックですが、その中でも一際異色を放つコーナーがあります。
それがAC部の制作する新コーナー「ボブネミミッミ」です。
プロデューサー曰く、「本編の箸休めとしてみてください」とのことですが、とにかく箸を休ませてる暇がないほどユニークな作風を誇ります。

ボブネミミッミを制作したAC部というアニメ制作ユニットは、「新しい視覚体験を与える」というスローガンを掲げており、わざとデッサンを崩したり、わざと作画を荒くしたりする手法を日常的に使っています。
ボブネミミッミも勿論例外ではなく、全編を通して作画が崩壊しっぱなしの作品として仕上がりました。

・ハイクオリティなOP

ポプテピピックの何よりも素晴らしい点は、作画崩壊を意図的に起こしているボブネミミッミを除いて、全編を通して作画崩壊しない点です。
その熱い作画へのこだわりはOPにも反映されています。
声優の上坂すみれさんが歌うオープニングテーマ「POP TEAM EPIC」に合わせて、本編以上に高品質のアニメーションが流れていきます。
混沌を映像化したようなアニメーションに加えて、千変万化しながら動き回るポプ子とピピ美の動きは見ていて愉快な気分にさせてくれます。

【まとめ】

では、公式が自ら自虐するように、ポプテピピックは果たしてクソアニメなのでしょうか。
答えは、YESでもあるしNOであるとも言えます。
全体を通してハイクオリティな作画なので、映像面ではまず文句のつけようがありません。
問題はその内容です

ポプテピピックには、「楽しむためのハードル」が存在します。
上述したようにポプテピピックは、その内容のほとんどをパロディネタで構成しているせいで、それがまったくわからない人には何が面白いのかまるで分かりません
もちろんオリジナルのネタも存在していますが、その数は希少です。

すなわち、ポプテピピックはアニメやゲームに関する知識の数が多ければ多いほど楽しむことのできる作品である一方で、アニメにもゲームにもあまり興味を抱かない人間にとってはまるで楽しめない作品に仕上がっているということなのです。

まだ未視聴の方で、声優オタク・ゲームオタク・アニメオタクなど、とにかく日本のサブカルチャーに敏感な方は、きっとこの作品を楽しむことができるでしょう。
ただ、オタク文化に興味のない方でも、もしもこの作品が気になったのであれば一度視聴してみることをおすすめします。
きっと、世の中にこんなアニメもあるんだ、と面白いか面白くないかは別として、まったく新しいアニメの形を垣間見えたことに感動するはず。

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