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24

Jul

【クソゲーオブザイヤー】受賞作品のクソゲーポイントを解説!

クソゲーオブザイヤーとは?

ゲーム好きにかかわらず、誰でも聞いたことがあって、知っている言葉「クソゲー」
実は毎年そんなクソゲーの中から、「キングオブクソゲー」を決める祭典が行われています。
その年で一番クソだったゲームを決めることを目的とした、ゲームやそれに携わる人々にとっては不名誉な祭りなのです。
毎年多くの「クソゲー候補」がノミネートされ、受賞作品は後世まで「クソゲー」として人々の記憶に残るという、ゲームにとってはなんとも迷惑で、ハラハラする祭りなわけです。
今回はそんなクソゲーオブザイヤー2011~2017年受賞作品のクソゲーポイントをご紹介します。

2011年 大賞 『人生ゲームハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ』

出典 : Amazon.co.jp

任天堂Wii専用で発売された、タカラトミーお馴染みの『人生ゲームシリーズ』の当時の最新作です。
歴史の長いシリーズで、ファンも多い作品ですが、残念ながら大賞を受賞してしまいました。
キャラクターの途中設定変更が不可能で、もちろん名前も変えることができません。
プレイヤーの生涯をゲーム内で全うすることが、このゲームの醍醐味なのですが、キャラクターの顔が、何年経っても成長や老化をしないので、人生ゲームをプレイしている感が全くありません。
また、イベントも使いまわしなので、1回のプレイで何度も同じイベントを見る羽目になります。
これが友達同士や家族など、複数プレイヤーでゲームするとなれば、「イベントに飽きた」の度を越して、もはや拷問の域に達します(汗)。
『クソゲーオブザイヤー』の選評では、「これならまだ自分の人生のほうがおもしろい」とまで言われた、残念すぎるゲームです。

2012年 大賞 『太平洋の嵐~戦艦大和、暁に出撃す!~』

出典 : Amazon.co.jp

PS3専用の太平洋戦争を舞台としたターン制のシミュレーションゲームゲームで、2012年の対象作品です。
一見面白そうな内容なのですが、一言で言えばとにかく「初心者に優しくない」ゲームです。
操作性で言えば、PC版の複雑なキー操作を、半ば無理やりゲームコントローラーにねじ込んでいるので、PCゲームに馴染みのないプレイヤーには意地悪な操作性になっています。
そんな意地悪な操作性にもかかわらず、チュートリアルが一切ないなど、徹底したクソッぷりで、見事栄冠に輝きました(笑)。
挙句にグラフィックが初代PSと比較しても悪いのだから、「クソゲーオブザイヤーを狙ってんのか?」と思ってしまうほどです。
このゲームに関しての評は、「クソゲーの中のクソゲー」「グラフィックがゴミ」「全てにおいて隙のない最強のクソゲー」などと、漠然とした意見が多いですが、ゲームの内容をわざわざ述べるのも面倒なほどのクソゲーなのでしょう(笑)

2013年 大賞 『ビビッドレッド・オペレーション-Hyper Intimate Power-』

出典 : (c)vividred project・MBS (c)2013 NBGI : ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power- | バンダイナムコゲームス公式サイト

バンダイナムコから発売されたPS3専用の3Dアクションゲームです。
「アニメのキャラゲーに名作なし」の代表的なゲームで、原作のある意味テーマでもある『お尻』に拘ったとんでもないゲームです。
しかもこのゲーム、発売前から「お尻見えたらなんでもいいよ」と言われるほどに、期待値が低くて、内容もペラペラなくせに高額でした(通常版で5,500円、限定盤で8,500円)。
問題のゲームの内容ですが、まず最初から最後まで、雑魚敵は「丸型・ウニ型」の2種類しかなく、バリエーションが少なく、「ファミコンじゃねーんだから・・・」と思ってしまいます。
さらに、狭い視界と不自由な移動の関係で被弾を避けられない状況が多発し、これも「ファミコンじゃねーんだから・・・」と、コントローラをブン投げたくなります。

2014年 大賞 『仮面ライダー サモンライド!』

出典 : Amazon.co.jp

任天堂Wii UとPS3で発売されたアクションゲームです。
キラーコンテンツである『仮面ライダー』をテーマにしたにもかかわらず、見事に大賞を受賞しました(笑)。
このゲーム、正式なジャンルは「フィギュア召喚アクション」とされていて、ソフトに付属しているライドゲートの上にフィギュア・チップ込みで4つまで配置し、仮面ライダーをフォームチェンジや、パワーアップフォームへ変化、回復などの支援効果など、おもちゃとゲームと融合させた内容になっています。
一見斬新で、面白そうなのですが、このシステムが実は曲者で、フィギュア・チップは別売りなんです!
ライドフィギュア&ライドチップ各2個セットが1,728円で、ライドチップ5枚セットで1,620円ですから、言ってみれば攻略には「課金」が必要になってくるのです!
つまり課金が必要という事は、それだけ難易度が高く、無課金でプレイするには無理がある内容になっています。
家庭用ゲーム機のソフトなのに、課金ありきで発売したのだから、そりゃあクソゲー扱いされるでしょ?っていう話です。
私、大の仮面ライダー好きなんですが、はっきり言って仮面ライダーに謝ってほしいです!

2015年 大賞 『アジト×タツノコレジェンズ』

出典 : Amazon.co.jp

Xbox One専用の防衛系シミュレーションゲームで通称『アジノコ』とも呼ばれています。
元々シリーズ化されたゲームで、『ヤッターマン』でお馴染みの「タツノコ」とコラボした作品となっています。
秘密基地作成シミュレーションをベースに、ロボットやヒーロー(戦闘員)を開発しながら敵からの攻撃に備える内容となっていて、シリーズとしてはファンの多いゲームでもあります。
しかし残念ながら『アジノコ』はクソゲーオブザイヤーの大賞に選ばれたわけなのですが、「バグやクソ仕様の嵐」と評されています。
例えば、戦闘中にセーブするとロード時にクラッシュしたりなどの致命的なバグや、諜報に送り出した戦闘員が行方不明となるバク、基地施設が何もされていないのに勝手に壊れているバクなど、もはや返品レベルのバグの嵐で、内容云々の話ではありません!
「アナログじゃないんだから・・・」と言いたくなるほどの仕上がり具合は、クソゲーキングと呼ぶにふさわしいです。

2016年 大賞 『古き良き時代の冒険譚』

出典 : 有限会社だいだい : 古き良き時代の冒険譚

PS4/Vitaで発売されたシミュレーションRPGです。
タイトルの通り、「古き良き時代のRPG」をテーマに作られていて、「初心者でも気軽に最後まで遊べるSRPG」をコンセプトに開発されたそうです。
確かに「王道」や「昔ながら」をイメージしたRPGは最近でも流行っていますが、このゲーム関しては、内容が単純すぎて、あまりにもシンプルにこだわったばかりに「戦略性」が無くなったり、キャラの職業も5種類だけ、マップが単純など、実にやりごたえのないゲームに仕上がってしまい、見事に2016年の大賞を受賞したわけです。
いくら王道や昔ながらを求めるプレイヤーが増えているとはいえ、やり過ぎは注意ということです。

2017年 大賞 『RXN-雷神-』

出典 : Amazon.co.jp

Nintendo Switch専用で発売されたアクションシューティングゲームです。
公式サイトでは「これまでの常識を疑い、2017年現在の新しいシューティングのカタチを確立することを目指しています」と、調子よく謳っているわりに、チュートリアルどころか説明書もない「不親切なゲーム」です。
また最近のゲームでは珍しくイベントにスキップ機能が付いていないため、フルボイスでイベントを堪能できるという「テンポの悪さ」も売りです(笑)。
肝心のゲームは「新しいシューティング」を目指したがために、操作が複雑になってしまい、さらに異常に敵が硬く、小型の雑魚敵に撃ちこんでも撃破することが難しいため、完全にゲームバランスが崩壊してしまっています。

まとめ

ここまで『クソゲーオブザイヤー』の歴代大賞作品を見ていきましたが、どれもこれも納得でした。
しかし、言い換えればプレイヤーのための思い試行錯誤し、できた結果がクソゲーなだけであって、決してメーカーに悪意があるわけではありません!
そろそろ2018年のクソゲーもノミネートされることですから、次回の大賞作品に注目です。

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