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20

Jul

【けいおん!Shuffle】6年ぶりに新シリーズ連載開始! 人気作品の新作は成功するか? #けいおん #けいおんshuffle

反響は上々! ただし問題は継続性

数多くのアニメファンの人生と財布に大きな影響を与えたレジェンド作品の新作とあって、新連載開始が決まった時の反響は凄まじいものがありました。
この一報が流れた直後に「けいおん新作」「けいおんShuffle」といったワードがトレンド入りし、各情報サイトでもこの話題が大々的に取り上げられ、かなり大きなニュースとなっていました。

それだけではありません。
『けいおん!Shuffle』第1話を掲載した「まんがタイムきらら 2018年8月号」は売り切れが相次ぎ、完全に品切れ状態。
きららは人気雑誌ですが、ここまで売り切れることは滅多になく、反響の凄まじさを物語る結果となりました。

ただ、これは『けいおん!』の未だ根強く残っているブランド力の賜物。
今後もこの作品が人気を持続し、やがてアニメ化されるまでになるには、内容が一定水準以上であることが絶対条件です。

原作の『けいおん!』は、演奏シーンや創作活動など音楽面に関してはあまり描かれておらず、放課後ティータイムの面々によるユルい掛け合いが中心でした。
アニメと比べるとまったり具合が強めで、アニメから入ったファンの中には物足りないと感じた人もいたようです。
その点が今回の新作で改善されれば、ファンのハートをガッチリ掴めるでしょう。

既に発表済の第1話を読む限り、基本的な方向性は前作と同じです。
ただ画力に関しては明らかに上がっていて、キャラの可愛さは相変わらず抜群。
今後放課後ティータイムの他のキャラが登場し、更に前作にはなかった音楽面における詳細な描写が加われば、再び『けいおん!』旋風が巻き起こる可能性も十分にあります!

過去の“人気作の続編”は成功例が少ない?

『けいおん!Shuffle』のように、かつて人気を博した作品が数年のブランクを経て新シリーズを開始するケースは多々あります。

きっかけとなったのは、2001年に創刊された週刊コミックバンチというマンガ雑誌。
この雑誌でシティーハンターの続編『エンジェル・ハート』、北斗の拳の過去を描いた『蒼天の拳』が連載されたことで、リバイバルブームが巻き起こりました。
以降、『キン肉マン』『聖闘士星矢』『テニスの王子様』『げんしけん』『GTO』『地獄先生ぬ~べ~』『MAJOR』『魔法陣グルグル』『るろうに剣心』など、数多の名作・人気作に続編が作られています。

ただ、続編が必ずしもファンから受け入れられるとは限りません。
「思い出を汚された」「過去にすがりつくな」等のネガティブな意見も根強く、短命で終わった続編や鳴かず飛ばずのまま人知れず終了した新シリーズも無数に存在します。

基本的に、続編が前作以上のヒットになるケースは極めて稀です。
特にコミック市場が賑わっていた80年代~90年代の作品については、当時のセールス規模を現在の市場で上回るのは実質不可能なので、仕方ない面もあります。
一方で、『キン肉マン』のように全盛期以上に中身が評価されるケースや、『グルグル』のように新シリーズの評判も手伝って旧シリーズが再アニメ化されるケースもあります。

『けいおん!Shuffle』が今後どのコースを辿るのかは、まだわかりません。
かつて『けいおん!』を大ヒット作に導いた京アニは自社レーベルの作品のアニメ化に注力しているため、『けいおん!Shuffle』を京アニがアニメ化するという可能性はあまり高くないでしょう。
ただ、この「けいおん×京アニ」のコンビをまた見たいというファンの声が大きくなれば、その可能性は膨らむことになるでしょう。

まとめ

第1話を見る限りでは、前作同様「音楽を題材とした日常モノ」になりそうですね。
ただ、軽音同好会は生徒会に睨まれているという設定があるので、旧シリーズよりも人間関係が多彩になりそうな予感はします。
どんな作品になっていくのか、とっても楽しみです!

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